84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

8月尽

2012年08月31日 | Weblog

  身を焦がす草木あちこち葉月逝く

 8月31日。。猛暑続きのまま8月が逝く。我が家ばかりでなく、あちらこちらの庭に灼熱の太陽にやられた草木が見える。中には顕彰を受けた盆栽も自慢の庭木も混ざっている。視界は秋なのに猛暑は今日も続くアンバランス。9月のカレンダーに替えながら8月を振り返る。


8月みそか

2012年08月30日 | Weblog

  二学期や己に戻る爺と婆

 8月30日。。北海道も軒並み33度の真夏日の予報。当熊谷は続く猛暑日の8月みそか。昨日から2学期が始まった当地の小中学校。講堂から元気な声が漏れる。孫の面倒に疲れて年寄達は、医者の注意を聞かず空いた公園に早朝から戻ってきた。


秋近し

2012年08月29日 | Weblog

   ばった駆除止めて待ちしよ虫の夜

 8月29日。。続猛暑。今日の予報も36度。15号颱風の気圧配置の影響もあり昨日よりも暑いとある。干ばつ続きで草木は首を垂れ秋の装いさえ演じる。サイレンと消防車の鐘が通り過ぎてゆく。増えるばかりだったバッタの駆除を止めた庭から秋虫の声が始まった。


女郎花

2012年08月28日 | Weblog

   煉瓦史に残る空地や女郎花

 8月28日。。猛暑日。夏負けして昨日はPC例会を逃してしまった。血のサラサラを促すワファリンを常用している身。主治医は常より水分補給を言うが、その分を発汗か排尿でカバーする事になる。運動量が少なく発汗が少なく寝つきが悪いから、チョイと無理をするとお返しが来る。朝晩は涼しいので自重すると回復は早い。秋の代表花の1つのオミナエシは7月末には咲き出していたが、秋風に似合うイメージに変わりはない。水害の復旧中の東北地方は、すでに2学期が始まったようだ。


玉ねぎの収穫

2012年08月27日 | Weblog

  追掛けて追抜きてゆく北の秋

 8月27日。。猛暑。北海道の秋は春と夏に目もくれずに駆け抜けて、気が付くと暖房がほしくなる秋になると聞く。今年は彼の地も真夏日が多く作物の収穫リズムが狂るっているとの便りがあった。


遠花火

2012年08月26日 | Weblog

  古下駄に任す道のり遠花火

 8月26日。。週末ともなると近隣の市の花火大会が続いている。都心住まいのころは近くの玉川べりでまでカラコロと下駄音を鳴らして出かけたものだ。田舎落ちしてからは花火場所まで車で行くからめったに履かなくなった下駄。TVの革新で在宅の花火見物の癖がついてしまった。それでも花火の見える所までは下駄で行く近年である。


赤とんぼ

2012年08月25日 | Weblog

    赤とんぼ高原発のグライダー

 8月25日。庭を占領している小ばったの駆除をあきらめた。庭坪の野菜類は猛暑で早じまいだから、絶滅チャンスと思ったが。日中の猛暑をしり目に秋の虫が鳴きだしたかである。鈴虫は鳴かなくても寝室まで訪ね来るコオロギまで根絶やしにしたくない。青空に浮く飛行機雲を眺めながら一昔前に訪ねた北t国の高原にあったグライダー基地を思いだす。空の青、緑の丘陵に群れる赤トンボの中を飛び立つ白いグライダーだった。


行合いの夏雲・秋雲

2012年08月24日 | Weblog

   行合の空ととのはぬ残暑かな

 8月24日。。猛暑日。昨日で全国高校野球選手権大会が終わり涼しい居間で猛暑をやり過ごす術もない。折しも来月初めの、地域公民館主催のグラウンドゴルフがあるので、蒸し暑い公園に元気な老人たちと繰り出す。16ラウンドー15分休憩ー16ラウンドを消化すると10時過ぎには終わる。帰宅後は、シャワーー昼食ー昼寝で寝つきもよく、最適の暑気払いとなる。夏雲と秋雲が行合う空は優位がつかぬまま来月に持越しそうだ。


処暑

2012年08月23日 | Weblog

 へろへろと人も樹木もけふの処暑

 8月23日。。「処暑」猛暑日。”24節気の一.暑さが止み新涼が真近い”と広辞苑にあり例年ならその通りなのに、気象予報図には真っ赤な赤丸が月末にかけて並ぶ。


つくつくぼうし

2012年08月22日 | Weblog

  やうやくに共に朝餉の法師蝉

 8月22日。。続く猛暑ではあるが朝夕に「涼」を感じるこのごろだ。居間から聞こえるのは、騒がしかった油蝉に変って終日「つくつくぼうし」が泣き出した。庭先に出ると「つくつく」は高い所でなきすぐ移動するからめったに姿を見られない。昨日は目に前いたのを捕獲できた。こんな小さな体で高い声量を出すものだと感心。デジカメに収めてから放してやる。跡には鳴かなくなった油蝉ばかりが残っていた。