人生の意味とは、われわれが人生のなかで見つけたり、
あるいは発見できるような何かしら隠されたものではなく、
われわれ自身が自らの人生に付与しうるものである。 カール・ポパー
人生の意味を定めるものは、自分に与える課題である。
この課題にしがみついて生活をする。
人間はけして自分のありのままの姿をみない。
ただ自分の進んでいく道を見るだけである。 カール・ヒルティ
他人には見えても、自分には見えないものは自分自身の姿である。
ただ漫然としたいことを為すのではなく、我を張った限界を為していく。
無限大の変化をうけいれる。未曾有の事件を解決していく。
自分が自分でわかっていると思いこんでいる人は自分自身を喪失する。
(なぜならば、XXあっての自分だからである)
この思い込みは、時には武器になるが、それゆえに危険である。
ある出来事から、夢破れ、挫折をあじわう。
XXが目前から消えてしまった。不安が襲ってくる。
どうすればいいのだろう。そのときに忽然と言葉が浮かんでくるのである。「僕って何者?」
シンデレラはけして鏡に語りかけることはない。
ただかぼちゃの馬車の行く道をみるだけである。