長野はすべて山の中

長野周辺の山散策日記 山の風景やランニングのこと
時に自転車や気になる音楽の話しに暫しおつきあいの程を・・

唐松岳へ

2014年10月18日 | スポーツ
18日は絶好の行楽日和との予報
今年のアルプス登り納め 唐松岳に行ってきました

このルートは初めてだったが天気予報も完璧に良さそうだ
だが稜線には20センチくらいの積雪との事前情報 冬山装備も必要だ

尾根歩き おおきなアップダウンはない
最終目的地が最高標高 
長い坂をひたすら登り徐々に高度を上げて行く
天候が悪ければその時点で引き返すまでのこと

大町に入ると県道脇の電光掲示が0度を表示
さてどうなることか


黒菱林道を車で上る 途中の見晴らしのきく場所でストップ 夜が明け始めた


駐車場に着くとこの風景 モルゲンロートに染まる白馬三山


ゲレンデを登り登山開始 いきなりすごい急坂が迎えてくれた
右に見える建物が長野オリンピックダウンヒルスタートハウス


八方ケルン 見渡す限り前後に登山者は見えない
山頂付近は雪も降ったしシーズンも過ぎると人は来なくなるんだろうな・・とこの時点では思った
向こうに見えるは先日登った飯綱山じゃないか 


八方池 湖畔に人はいない 風の音だけがあたりを包む


足の下の岩面にたくさんの傷が・・ 
長年踏まれ続けたアイゼンの痕だろうか


樹林帯を過ぎる すぐ向こうの北側急斜面でゴロゴロと不気味な音をたてて落石が絶え間なく続く
霜で持ち上げられた岩が気温の上昇とともに落ちるのだろう
登山道にも2回くらい弁当箱大の岩が上から転がって来た 集中して耳を澄まし歩く


丸山ケルン着 ここからがけっこうキツかった


まだまだ先


山頂に近づく 不帰のキレットが荒々しい


鎖場 木道が滑りそうでビクビク


登った先やっと山荘が見えた 山荘の赤い色はとてもホッとする


ハイマツももうすぐ深い雪に埋もれるだろう


山頂着 吹きさらして寒い もう冬真っただ中の寒さだ
富山市方面や松本方面 富士山やその他色んな山 360度の展望


山頂から山荘方面 


北側の天狗の頭方面


五竜方面


長く頂上を独占し風景を楽しんだ後下り始めた
リフトの営業が始まったのだろうか 一気に人が増してきた 登る人とたくさんすれ違う 
八方池の周りもたくさんの登山者が休んでいた
さすがに有名な観光スポットだけのことはある しかもこの晴天だ


上から見た黒菱ゲレンデ駐車場 まだ余裕で停められそう

冬道を想定して軽アイゼンも携行したが使わずに済んだ
日陰の場所によってはつるつるだったが大部分はザクザクか新雪状態
雪が降ってから気温が低いままだったので溶けなかったためだろう

頂上付近ではかなり指が冷えたが 普通の登山グローブで持ちこたえた
ただ冬用のミトンは持っていた

日差しが降り注いでいたのでサングラスを忘れたのはミスだった

低温を想定し汗冷えしないようなものをチョイス
スキンメッシュを一番下にメリノスピンライトをその上 
もう一枚その上に汗抜けのよいジップアップ ヘリテイジ アクエアー
トラウザーは MILO の登山パンツ 
靴下も含めコットン系はいっさい身に付けていない

晴れていたし山荘から上の稜線以外は風も強くなかったので
アウターはモンベルの薄いウインドブレーカーで充分だった
シューズはスポルティバ ラプター 岩場に強いお気に入りトレランシューズ
後半水が浸みて指先が冷えたが極寒期ではないので大丈夫だった