長野はすべて山の中

長野周辺の山散策日記 山の風景やランニングのこと
時に自転車や気になる音楽の話しに暫しおつきあいの程を・・

フォアフットランニング

2014年12月29日 | スポーツ
以前から言葉だけは知っていたこの走法
何回か練習の度にトライしたこともあったが
その利点は分からずじまい
ただふくらはぎだけが異常に疲れ
ふと気がつくと元通りのヒール着地に戻っている

先日見たこのYouTubeはとても興味をひかれた
今までこの走法は拇指球から着地するものだとばかり思っていたからだ
踵をつかず極端に言うとつま先立って走ることだとばかり思っていた
このトップランナーの走り 特に裸足の時の映像を見るとよく分かるのだが
小指側 足の外側から着地している
そして親指側にぬけて蹴り上げている

その後に出てくる一般ランナーの着地方法との違いには驚かされる
まずスピードが違うので一概には比較出来ないだろうが
私も多分この一般ランナーのような着地をしているのだろう

そしてまた次のYouTubeをじっくり見ていただきたい
色々注目ポイントはあるが 今井選手の蹴り上げた足先が最後に内側に向くのが見てとれる
解説の中でもその点は指摘されているが
フォアフットで小指側から入り親指側に抜けて走ることを意識して行くと素人の私でもこの流れができてしまうのだ

試しに実験してほしいのだが
立った姿勢で拇指球に重心を加え高く背伸びをしてみてほしい
同じことを今度は小指球に重心を変えて背伸びをしてみる
どうだろう親指側ではふくらはぎがすぐに疲れてこないだろうか
一方小指側ではふくらはぎの筋肉がさほど疲れてこないのに気づいただろうか
小指側では筋肉以外の部分が仕事をしている感じがする

以下仮説だが人間には本来着地ショックを和らげる能力が備わっているのではないだろうか
それがこの小指側着地なのではないだろうか
そして足の骨が形作るたくさんの縦アーチ横アーチがショックを分散してくれている

解剖学的な見地からこの仮説が正しいのかは確かめようがないが
日々の練習から最近実感し導きだした私なりの走る方法

アフリカの選手と言えどフォアフットは生まれつき民族的骨格故の特性ではなく練習の中で培ったものとも読んだことがある
私も練習ではただ漫然と距離を伸ばしてゆくのではなく
これらを強く意識して走るようにしている

ところで二番目のyoutube 監督さんの下りの走りはすごい
唖然としてしまった
よくあんなに足が回転出来るものだ
こればかりは絶対に真似出来そうにない
箱根を走る選手ってやっぱりすごいんだなと思った

今年も終わる
海外では子供が巻き込まれた悲惨な事件が多いが
つくづく思う 人間って・・・
"Man, you gotta have love just to set it straight
Take control of your mind and meditate"