扇沢 針の木雪渓 針の木峠 針の木岳 赤沢岳 岩小屋沢岳 種池小屋 爺ケ岳南峰ピストン 扇沢に戻る
約10時間半(時間はあくまで参考と考えて下さい 普通は一泊コースだとか・・)
朝5時 長野から信号と通行量が少ない19号美麻と経て一時間強で出発地の扇沢に到着
事前にネットで駐車場情報を得ていたのだがまだ明けきらない暗い道端の空き地には扇沢に近づくにつれ駐車車両がチラホラ
まさか扇沢無料市営駐車場はもう満杯か と一瞬焦ったがなんとか止められた
とはいえ7~8割は埋まっている状態 やはり人気の山なのだ
5時過ぎ全員が揃った所で出発 まずは針の木雪渓を針の木峠へと高度を上げて行く
雪渓に取り付いた瞬間まるで大型冷凍庫の扉を開け放ったかのように吹き下ろす冷風
まだまだ入口なのにこの寒さはなんだ 稜線に出たらどんだけ寒くなってしまうんだ
着替えなんてそんなに持ってないけど大丈夫か? と思ったら雪渓は下の方が寒いんだと聞いてホッ
軽アイゼンを装着されている人もいたがトレランシューズでも登って行けるくらいの斜度と雪面状態
所々に凍り付いている箇所もあったが大きな危険もなく通れた
直登に近いラインで谷筋を進むので腕につけた高度計の数値はぐんぐんと増して行く
雪渓を過ぎ谷巾がだんだんと狭くなってきて針の木峠着
右にルートを進み針の木岳
2820m 今日の行程の最高地点
針の木岳からスバリ岳への下りは浮き岩が多く注意を要する
赤沢岳に至るルートには切り立つ崖の上を通るルートも所々に出現 注意したい
特にこのコース左下にずっとエメラルド色の水を満々とたたえる黒部湖を見下ろし
遠く残雪をいただく劔の山々を眺めながらどこを切り取ってもパースペクティブな3D映像のごときダイナミックな風景を堪能出来る
見とれてしまいそうだがで足元にも特に集中したい
右下には時々霧の切れ間に先程登って来た雪渓が見え登っている人間も小さく見える
霧の晴間にそそり立つ爺ケ岳を背景に赤い屋根の種池小屋が見えて来た
一日中荒々しい人を寄せ付けないような稜線ばかり目にして来た中で出会う赤い屋根
明らかに人の手による建造物 あそこには人間の生活があるんだと思うと少し気が安らぐ
日に焼けた首筋が痛み熱を帯び始めている 頭痛も少ししてきた
先日の浅間と同じ状態だ 後半熱中症気味で苦しかった
運動能力にも影響を及ぼす無駄な日焼けには注意したい所だ
涼しくしかも肌を露出しない服装(特に首から上)を考えなくてはいけないと思った
どうも日焼けに弱いようだ
残雪の上を歩くサル 岩場を跳ねるリス チョウゲンボウだろうか吹き上がる気流にホバリングする猛禽類
ハクサンシャクナゲやゴゼンタチバナ
お馴染みのイワカガミやコマクサに代表される高山の花々
空を埋め尽くすように舞うトンボ
花も動物もたくさんの生き物がこの厳しい自然に同化し空間を共有している
人間はそれらの中では後発組 ニューカマーなのだ
爺ケ岳からの下り ハイマツの隙間からひょっこり現れた雷鳥
そばにウズラくらいのヒナも一緒 偶然見られて嬉しかった
人間を怖がるふうもない というかツバメと同じで人間を味方に人間に近づき天敵を遠ざけているかにも見えた
猛禽類やらキツネやもしかしたらサルとかも・・の天敵のほうがよっぽど怖いのだろう
親鳥は常に回りに気を配っている
相当に疲れたが一日経ってしまうともうあの涼風が恋しい 夏は山で過ごすに限る
約10時間半(時間はあくまで参考と考えて下さい 普通は一泊コースだとか・・)
朝5時 長野から信号と通行量が少ない19号美麻と経て一時間強で出発地の扇沢に到着
事前にネットで駐車場情報を得ていたのだがまだ明けきらない暗い道端の空き地には扇沢に近づくにつれ駐車車両がチラホラ
まさか扇沢無料市営駐車場はもう満杯か と一瞬焦ったがなんとか止められた
とはいえ7~8割は埋まっている状態 やはり人気の山なのだ
5時過ぎ全員が揃った所で出発 まずは針の木雪渓を針の木峠へと高度を上げて行く
雪渓に取り付いた瞬間まるで大型冷凍庫の扉を開け放ったかのように吹き下ろす冷風
まだまだ入口なのにこの寒さはなんだ 稜線に出たらどんだけ寒くなってしまうんだ
着替えなんてそんなに持ってないけど大丈夫か? と思ったら雪渓は下の方が寒いんだと聞いてホッ
軽アイゼンを装着されている人もいたがトレランシューズでも登って行けるくらいの斜度と雪面状態
所々に凍り付いている箇所もあったが大きな危険もなく通れた
直登に近いラインで谷筋を進むので腕につけた高度計の数値はぐんぐんと増して行く
雪渓を過ぎ谷巾がだんだんと狭くなってきて針の木峠着
右にルートを進み針の木岳
2820m 今日の行程の最高地点
針の木岳からスバリ岳への下りは浮き岩が多く注意を要する
赤沢岳に至るルートには切り立つ崖の上を通るルートも所々に出現 注意したい
特にこのコース左下にずっとエメラルド色の水を満々とたたえる黒部湖を見下ろし
遠く残雪をいただく劔の山々を眺めながらどこを切り取ってもパースペクティブな3D映像のごときダイナミックな風景を堪能出来る
見とれてしまいそうだがで足元にも特に集中したい
右下には時々霧の切れ間に先程登って来た雪渓が見え登っている人間も小さく見える
霧の晴間にそそり立つ爺ケ岳を背景に赤い屋根の種池小屋が見えて来た
一日中荒々しい人を寄せ付けないような稜線ばかり目にして来た中で出会う赤い屋根
明らかに人の手による建造物 あそこには人間の生活があるんだと思うと少し気が安らぐ
日に焼けた首筋が痛み熱を帯び始めている 頭痛も少ししてきた
先日の浅間と同じ状態だ 後半熱中症気味で苦しかった
運動能力にも影響を及ぼす無駄な日焼けには注意したい所だ
涼しくしかも肌を露出しない服装(特に首から上)を考えなくてはいけないと思った
どうも日焼けに弱いようだ
残雪の上を歩くサル 岩場を跳ねるリス チョウゲンボウだろうか吹き上がる気流にホバリングする猛禽類
ハクサンシャクナゲやゴゼンタチバナ
お馴染みのイワカガミやコマクサに代表される高山の花々
空を埋め尽くすように舞うトンボ
花も動物もたくさんの生き物がこの厳しい自然に同化し空間を共有している
人間はそれらの中では後発組 ニューカマーなのだ
爺ケ岳からの下り ハイマツの隙間からひょっこり現れた雷鳥
そばにウズラくらいのヒナも一緒 偶然見られて嬉しかった
人間を怖がるふうもない というかツバメと同じで人間を味方に人間に近づき天敵を遠ざけているかにも見えた
猛禽類やらキツネやもしかしたらサルとかも・・の天敵のほうがよっぽど怖いのだろう
親鳥は常に回りに気を配っている
相当に疲れたが一日経ってしまうともうあの涼風が恋しい 夏は山で過ごすに限る