茶畑「知覧茶」の産地
いつ降り出すかわからない曇り空の下、自転車を走らす。
勉強不足をまたも嘆く。
(知覧という地名は知っていたが、その街がどこにあるのか知らなかった。)
緑色の茶畑が延々と続く。収穫間近の茶畑は緑が鮮やかだった。
知覧は武家屋敷の家並みとしても有名だが、また「知覧茶」の産地としても知られている。
その街に、特攻隊の基地があったのだ。(立地条件が良いので作られてしまった)
知覧の街に入って「平和会館」へ向かう道沿いに石灯籠が続く。
特攻隊関係の親族の方たちが寄贈したものだ。関東地方からの灯籠も数多くあった。
飛行場跡は広大な畑地だった。ここに、特攻基地が作られる以前もそうだったのだろうか?
菜の花畑がきれいだ。
ここから多くの若者が飛び立ち、帰らぬ人となったのだ。ほとんどが二十歳そこそこ。
回向。
そして、「平和会館」へ向かった。