※ドラマの題材が題材なだけに性的な話題も入っているので、苦手な方は読まないでください※
【ここまで周りが議論したドラマがあっただろうか】
今放送しているドラマ『あなたがしてくれなくても』。
セックスレス漫画の先駆け?としてもはや安定の地位を築いた感じがする原作漫画のドラマ化。
※あなたがしてくれなくても(Wikipedia)
私は原作を読んだことはないんだけど、すごく人気があるのは知っていました。
ドラマ化するというので
「へー、じゃあ原作も完結したのかな」
なんて思って。
同じ曜日にBSでミス・マープルドラマが放送しているものだから、夜はその録画に夢中になってて全然視ていなかった。
でも、もうSNSもリアルも…視てる人が本当に多い!
そして熱く真面目に
「夫婦とは何か」
「いやいや、誰かと生きるってどういうことか」
「思いやりとは」
とこのドラマを題材に議論していらっしゃる。
20代から大先輩世代まで本当に幅広くね。
なので
「えーっ私もその話に入れて欲しい!」
と思って水族館回くらいから視るようになりました。
不倫ドラマというと『失楽園』(何十年前の作品だろう?)よろしく、不倫してる男女の脳内麻薬ぶわああ~っ!背徳感!エロス!!な作品ばっかりだったと思うけど、これは本当に真面目に細かく心理描写がなされていていいですよね。
だって、配偶者の思いやりレス・セックスレスを経て友情が恋に変わってしまう主演男女の役名が誠とみちなんだもの。
「誠の道」
って…。
でもこの二人が一番善良で思いやり深いキャラクターなんだから納得の命名センスです。
【真・実・誠】ま-こと
1.事実の通りであること。うそでないこと。真実。ほんとう。
2.偽り飾らない情。人に対して親切にして欺かないこと。誠意。
ほらねー!
主人公のみちさん(奈緒さん)だけじゃ
「浮気は男の甲斐性だろ」
「夫を欲情させられない妻が悪い!」
と言いくるめられちゃいそうなところを、誠さん(岩田剛典さん)という男女逆転ヒーローを登場させることで
「同じ立場になったら、同じに嫌なんだ」
と教えているような気がします。
私自身が
「ほーん…」
と印象深かった展開は、自身の身体変化=生○能力の低下疑惑を死ぬほど怖がって受け入れられない陽一(永山瑛太さん)が、それほど自分はそこに重きを置いているにも関わらず
「妻にだけ、機能しない!!!」
と奥さん(みち)に責任転嫁して傷つけて全く反省しないところかな。
それほどに身体の変化を劣化と恐れ怯えているのなら、誰かにそれをやることがどんなに残酷かわからないものか。
幼稚なんだよねー…陽一も楓さん(田中みな実さん)もとても幼稚。
妻だけEDって謎な言葉だったんだけど、こういう需要で欲してる人がいる概念だったんだなと思います。
その言葉でもしかしてもしかしたらな事実から逃避できるのでしょうね。
周囲で一番熱く盛り上がっていたのは、風邪をひいたみちさんの看病どころか簡単な家事すら一切陽一なしなかったところですね。
同じような目にあった人は多いみたい…。
弱りし時の仕打ちは忘れじ。
最新話では楓さんにみちさんが
「セックスレスされる側がどんなに辛いか」
を、三島さん(さとうほなみさん)は元不倫相手の奥様から
「不倫されてから、私はずっと殺されてる。
空を見て綺麗だとも思えない。
触れられない、なんの喜びもない」
と被害者の心の内を明かされました。
(私は三島さんも悪いに決まってるけど、一番悪いのは既婚者男性=夫だろ~とモヤモヤもしました)
あれがすごかったね。
聴衆スタンディングオベーション。
「今まで守られた立場の人を喜ばせることしか描かなかった不倫ドラマが、ここまで描いた」
「誰もが知るべきことをやっとテレビで放送した」
「若い人だけじゃない。
中年も高齢者もずっとずっとこれを語るべきだった」
と皆さん拍手喝采してるようでした。
『ねほりんぱほりん』のサレ妻・サレ夫(=不倫された側の妻と夫、の意味)回でも
「不倫された側は、こんなに心を殺される」
「何を食べても美味しくない、悪夢ばっかりみる、人の嬉しいことも悲しいことも全部どうでもいい。
全て遠い世界のことで、自分だけこの世界から死んじゃったみたいだ」
と語っていましたから、きっと本当なんでしょう。
ドラマとしては
「んんん??
色々甘くない?」
「それ原作にあるの?
改悪してない?」
とつっこみたい箇所も少なからずあるのですが、多くの人がここまで知ったのならそれだけで価値があるのでしょう。
ある美形さんが
「昔この原作漫画読んだ時はみちと新名さんに共感して、楓が大嫌いだったんだよね。
でも自分が出世してみると、優しくて世話焼き上手な配偶者に性的魅力を感じないってわかるーって思っちゃった」
と言うもんだから、私も他の人(男性も含めて)も
「そう感じるなら、性的魅力を感じる人と好きなだけいたせばいい。
でもそういう人は、新名さんのような優しい人と結婚する資格はない」
とキッパリ返してしまいました。
これもついでに記録(笑)。
みちと陽一も同じ。
みちの優しさは、それをありがたいと感じない陽一に与えるべきじゃありません。
原作は綺麗に終わったという噂なので、どうかドラマも炎上狙わずに(笑)原作を守ってほしいと思います。
最終回まで楽しみですね
【ここまで周りが議論したドラマがあっただろうか】
今放送しているドラマ『あなたがしてくれなくても』。
セックスレス漫画の先駆け?としてもはや安定の地位を築いた感じがする原作漫画のドラマ化。
※あなたがしてくれなくても(Wikipedia)
私は原作を読んだことはないんだけど、すごく人気があるのは知っていました。
ドラマ化するというので
「へー、じゃあ原作も完結したのかな」
なんて思って。
同じ曜日にBSでミス・マープルドラマが放送しているものだから、夜はその録画に夢中になってて全然視ていなかった。
でも、もうSNSもリアルも…視てる人が本当に多い!
そして熱く真面目に
「夫婦とは何か」
「いやいや、誰かと生きるってどういうことか」
「思いやりとは」
とこのドラマを題材に議論していらっしゃる。
20代から大先輩世代まで本当に幅広くね。
なので
「えーっ私もその話に入れて欲しい!」
と思って水族館回くらいから視るようになりました。
不倫ドラマというと『失楽園』(何十年前の作品だろう?)よろしく、不倫してる男女の脳内麻薬ぶわああ~っ!背徳感!エロス!!な作品ばっかりだったと思うけど、これは本当に真面目に細かく心理描写がなされていていいですよね。
だって、配偶者の思いやりレス・セックスレスを経て友情が恋に変わってしまう主演男女の役名が誠とみちなんだもの。
「誠の道」
って…。
でもこの二人が一番善良で思いやり深いキャラクターなんだから納得の命名センスです。
【真・実・誠】ま-こと
1.事実の通りであること。うそでないこと。真実。ほんとう。
2.偽り飾らない情。人に対して親切にして欺かないこと。誠意。
ほらねー!
主人公のみちさん(奈緒さん)だけじゃ
「浮気は男の甲斐性だろ」
「夫を欲情させられない妻が悪い!」
と言いくるめられちゃいそうなところを、誠さん(岩田剛典さん)という男女逆転ヒーローを登場させることで
「同じ立場になったら、同じに嫌なんだ」
と教えているような気がします。
私自身が
「ほーん…」
と印象深かった展開は、自身の身体変化=生○能力の低下疑惑を死ぬほど怖がって受け入れられない陽一(永山瑛太さん)が、それほど自分はそこに重きを置いているにも関わらず
「妻にだけ、機能しない!!!」
と奥さん(みち)に責任転嫁して傷つけて全く反省しないところかな。
それほどに身体の変化を劣化と恐れ怯えているのなら、誰かにそれをやることがどんなに残酷かわからないものか。
幼稚なんだよねー…陽一も楓さん(田中みな実さん)もとても幼稚。
妻だけEDって謎な言葉だったんだけど、こういう需要で欲してる人がいる概念だったんだなと思います。
その言葉でもしかしてもしかしたらな事実から逃避できるのでしょうね。
周囲で一番熱く盛り上がっていたのは、風邪をひいたみちさんの看病どころか簡単な家事すら一切陽一なしなかったところですね。
同じような目にあった人は多いみたい…。
弱りし時の仕打ちは忘れじ。
最新話では楓さんにみちさんが
「セックスレスされる側がどんなに辛いか」
を、三島さん(さとうほなみさん)は元不倫相手の奥様から
「不倫されてから、私はずっと殺されてる。
空を見て綺麗だとも思えない。
触れられない、なんの喜びもない」
と被害者の心の内を明かされました。
(私は三島さんも悪いに決まってるけど、一番悪いのは既婚者男性=夫だろ~とモヤモヤもしました)
あれがすごかったね。
聴衆スタンディングオベーション。
「今まで守られた立場の人を喜ばせることしか描かなかった不倫ドラマが、ここまで描いた」
「誰もが知るべきことをやっとテレビで放送した」
「若い人だけじゃない。
中年も高齢者もずっとずっとこれを語るべきだった」
と皆さん拍手喝采してるようでした。
『ねほりんぱほりん』のサレ妻・サレ夫(=不倫された側の妻と夫、の意味)回でも
「不倫された側は、こんなに心を殺される」
「何を食べても美味しくない、悪夢ばっかりみる、人の嬉しいことも悲しいことも全部どうでもいい。
全て遠い世界のことで、自分だけこの世界から死んじゃったみたいだ」
と語っていましたから、きっと本当なんでしょう。
ドラマとしては
「んんん??
色々甘くない?」
「それ原作にあるの?
改悪してない?」
とつっこみたい箇所も少なからずあるのですが、多くの人がここまで知ったのならそれだけで価値があるのでしょう。
ある美形さんが
「昔この原作漫画読んだ時はみちと新名さんに共感して、楓が大嫌いだったんだよね。
でも自分が出世してみると、優しくて世話焼き上手な配偶者に性的魅力を感じないってわかるーって思っちゃった」
と言うもんだから、私も他の人(男性も含めて)も
「そう感じるなら、性的魅力を感じる人と好きなだけいたせばいい。
でもそういう人は、新名さんのような優しい人と結婚する資格はない」
とキッパリ返してしまいました。
これもついでに記録(笑)。
みちと陽一も同じ。
みちの優しさは、それをありがたいと感じない陽一に与えるべきじゃありません。
原作は綺麗に終わったという噂なので、どうかドラマも炎上狙わずに(笑)原作を守ってほしいと思います。
最終回まで楽しみですね