鳥まり、参る!

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性別じゃないんだってば。

2020年03月12日 | シリアス
【だいたい学校にいる】

悲しいときや元気が出ないときは『仮面ライダーウィザード』のオープニングテーマだった『Life is SHOW TIME』のMVを観るのが好きです。

2012年の仮面ライダー作品であるこちらは、東日本大震災へのエールがこめられた作品だったそうです。

さて、オープニングテーマ。

歌っているのはゴールデンボンバーの 鬼龍院翔さん。

もちろんMVにも出演されていて、これが面白いんだわ。

変身しても怪物が強すぎて全く歯が立たず、後半で仮面ライダーウィザードだけでなく棚橋弘至さん・亀田大毅さん・鈴木桂治さんという現実の人気格闘家たちが助けにきてくれるという。

歌もMVもかなり好きですね。

さて、このMVにはお姉さま方もたくさん出演されていまして、最初は応援してくれるのだけどあまりの弱さにあきれて

「ないわ」

「帰れよ!」

と集団ブーイングするストーリー展開が含まれています。

これは演技だけど、

「ああ、こういうの男女関係なく学校ではありがちだったな~」

と思い出したよ。

集団でくるあの冷たい意地悪…怖かったよね~。

あれを経験することで

「リア充(古語?)嫌い」

「男嫌い」

「女嫌い」

になってしまう人は多そうだ。

でも、大人になったからわかるよ。

あれは属性全体が悪いわけじゃない。

リア充にも男にも女にも意地悪で怖い人はいるけど、そうじゃない人だってたくさんいる。

人間って…この言葉も主語でかいんだけど(笑)経験したことから拡大解釈して主語を大きくとらえがちで、決めつけがち。

過去と今は別物なのに勝手につなげて投影してってのはやってしまいがちなことです。

例えば、自分がサッカー部の一部の部員にいじめられたことから永遠にサッカー部・サッカー選手をそれだけで憎悪するようになっちゃったりね。

分けて考えないとね、新しいものは新しいものとして見ないと歪むのだ。

というわけで

「性別や属性じゃないよね、自分と合う人合わない人は属性では決まらない」

なんてことを思ってたら昨日今日

「性別で決めてかかって、相手を人間扱いしないなんて!!」

という炎上案件がたくさんあるみたいじゃないですか。

おおお…つながってる…。

誰もが尊い命なのだと、自分が生きてきた物語を持っているように相手にもそれはあるのだと、なかなかわかってもらえないのかな。

これから変わっていくべき課題でしょう。





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