和菓子の国の人だから

関西中心に美味しい和菓子を紹介。
貴方の旅に和菓子でちょこっと甘味付け…

167(京都)八幡 田舎ぼたもち

2019-05-26 18:06:57 | 京都の和菓子
前から気になっていた国道1号線の
洞ヶ峠付近の茅葺屋根の茶店風のお店。

先日、大山崎町の天王山、長岡京市の
勝竜寺城を訪れた帰りに訪れました。
洞ヶ峠と言えば、山崎の戦いの際、光秀
の寄騎大名の筒井順慶が日和見を決め
込んだ場所として有名ですからね。
(史実は違うらしいです。)

<洞ヶ峠茶屋の店構え>
~八幡市八幡柿ケ谷~

郊外型の店舗が軒を並べる国道1号線
で茅葺屋根が異彩を放ちます。

創業は昭和25年(1950年)。
メインは蕎麦や丼ものを出す食事処の
ようですが、ぼたもちも有名です。

<田舎ぼたもち>

名物のいなかぼたもちです。
なんといってもこの大きさ。
コンビニおにぎりの1.5~2倍くらい
あるでしょうか。
もちろん、粒あんの量も半端ない!
いつものお皿に載せて撮影すると、
写るのは、ほぼあんこのみ。

味の方も間違いない。
確かに甘いけど、意外としつこくない。
とは言えこのサイズ、甘いものに目が
ない私もさすがに1個で大満足です。
賞味期限は2日間。
(税別 210円)

国道1号線を走った際、買おうかどうか
迷ったら、「洞ヶ峠」を決め込まずに
迷わず買ってみましょう!
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145(京都)上賀茂 やきもち

2017-09-14 10:39:09 | 京都の和菓子
先日、上賀茂神社の参拝後に行ってきました。
先に紹介した神馬堂さんと並び、上賀茂神社
イコールやきもちを印象付けるお店です。

<葵家やきもち総本舗の店構え>
~京都市北区上賀茂本山町~

上賀茂神社の鳥居前にあるお店。
かなり有名な店ですが、3軒続きの売店風の
新しい建物の一角にあります。
創業も2015年で65年ということは…
昭和25年(1950年)と、有名な割には以外
と新しい。

<やきもち>

せっかくなので神馬堂さんのと比較すると、
香ばしい焼き目は同じくらい。
餅の厚みはかなり薄目で、こちらの方が
明らかに柔らかい。
そして、中の粒あんはちょっと甘めです。
(\125)

<やきもち(よもぎ味)>

こちらはよもぎの味がしっかりしている分、
あんの甘さを抑える感じで、バランス良し。
まぁ、好みの問題ですけどね。
(\125)

私は神馬堂派ですが、葵家さんはよもぎ味
が選べたり、翌日以降も柔らかかったりと
いう利点もあるので、好みは別れるところ。
上賀茂神社を参拝したら、ぜひ焼き餅の
食べ比べもお勧めします。
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144(京都)上賀茂 葵餅

2017-09-12 20:12:32 | 京都の和菓子
先日、上賀茂神社の参拝後に行ってきました。
前から神社もこの店も行きたかったんです。

<神馬餅の店構え>
~京都市北区上賀茂御薗口町~

世界遺産、上賀茂神社の社前にある京都を
代表するやきもちの名店。
建物も創業明治5年(1872年)、140年超
の老舗に相応しい町屋建築。
いい雰囲気です。

<葵餅>

元々、葵祭の時に食べていたので葵餅という
んだそうです。
香ばしい焼き目が入った素朴な焼き餅です。
意外と厚みのある餅は、結構噛み応えがあり、
中の粒あんは甘さ控えめで上品。
食べ飽きない美味しい焼き餅です。
(\130)

ところで、創業140年は以外に新しいという
のが正直な印象。
平安遷都前から鎮座する上賀茂神社の門前で、
創業は鎌倉とか、室町とかじゃないかと勝手
に想像していたもので…
でも味は文句なしですよ。
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139(京都)夷川 すはまだんご

2017-03-18 15:12:29 | 京都の和菓子
先日、京都散策の際、職場へのお土産に
京都らしく日持ちするものが買いたくて
訪れました。

<豆政の店構え>
~京都市中京区夷川通~
  
京都御苑から南へ200メートルほど、
夷川通りに面した立派な町屋。
明治17年(1884年)の創業で、五色豆
などの豆菓子のお店。
店内の使い込まれたショーケースに色々
な豆菓子がずら~っと並んでいます。

<すはまだんご>

赤、黄、緑色のきれいな3色の団子。
しかし、普通の米粉のだんごじゃなく、
大豆粉と砂糖、水飴で練り固めたもの。
シャリシャリした歯触りと大豆の香ばしさ
が口の中に広がります。
「なんか懐かしい味…あっ!きなこ棒!」
駄菓子屋でお馴染みのきなこ棒の高級版。
ちなみに3色とも味は同じです。

賞味期限は2週間ほどと日持ちもするので
お土産にもいいんじゃないでしょうか?
(20本箱入り \700)

夷川通りには民芸家具を売る古いお店が
あったりして、なかなか面白いので、
お土産購入がてらぶらついてみては?
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138(京都)百万遍 ときわ木

2017-03-16 15:03:42 | 京都の和菓子
先日、京都をぶらついた際に訪れました。
実は以前訪れた際、高校駅伝の日で店の前が
コースということもあってお休み。
今回はようやくその仇が取れました。

<かぎや政秋の店構え>
~京都市左京区吉田泉殿町~
  
京都大学の西、百万遍交差点角にあるお店。
大正9年(1920年)創業ともうすぐ100年
を迎えるお店ですが、東京あたりとは違い
京都ではまだ老舗と呼ぶには少し早いかも。

外観は町屋などではなく普通の3階建て
ビルながら、店内は静かで高級感があり、
名店感が漂います。
恐る恐る値段を確認したところ…
値段も良心的で、ばら売りもちゃ~んと
あります。


<ときわ木>

粒あんを薄く伸ばして焼いた素朴な和菓子。
小豆の味が濃厚で、甘さ控えめで上品。
賞味期限は15日あり、お土産にもピッタリ。
(1個 \108)

<益寿糖>

ニッキの香るふわふわの求肥の中に胡桃が
入ったとても繊細で上品な和菓子。
賞味期限はやや短めの6日間。
(1個 \108)

「なんとのぉ、京都っぽおすな~」て感じの
名店の和菓子でした。
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