静岡県は15日、島田茶・菊川茶・遠州森の茶・いわた茶の4産地
で検出された放射性セシウムが、いずれも国の暫定規制値(1キロ
グラム当たり500ベクレル)を下回ったと発表した。
これで先に検査した静岡牧之原茶、本山茶の2産地と合わせ、
6産地の規制値内が確認された。厚生労働省横浜検疫所(横浜市)
で同日、4産地の荒茶サンプルの検査が行われ、1キログラム当たり
の放射性セシウムの検出量は、最大で島田茶の174ベクレル、最少
でいわた茶の54ベクレルだった。
荒茶検査のほか、御前崎茶を加えた5産地の二番茶の生葉も検査
(島田茶は荒茶検査とは別の茶園の茶葉を使用)放射性セシウムの
検出量は、規制値を大きく下回り、最大で御前崎茶の44ベクレル、
最少が島田茶の6ベクレルだった。
また、静岡市は15日に記者会見を開き、静岡市葵区蓼科地区の
計6工場から国の暫定規制値(1㎏当たり500ベクレル)をオーバー
する679ベクレルの放射線セシウムが検出された製茶を毎日10グラム
1年間にわたって食べ続けた場合の人体が受ける年間被ばく線量は、
約0.03ミリシーベルトで、年間被ばく線量限定1ミリシーベルトを
大幅に下回り、胸部のレントゲン検査1回で受ける放射線量よりも
低いと発表した。
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