買う勇気が無かったので(懐が寒いせいもあるが...)、職場近くの図書館で借りてみました
ご存知、 Carpenters( カーペンターズ ) のカレンですね。彼女が80年代に兄であるリチャードが健康問題で休業中の間に自費をかなり注ぎ込んだと言われる“初のソロアルバム”です
ところがこのアルバムは90年代後半までお蔵入りになってしまうのですね
先ずは余りにも彼女は“カーペンターズ”のイメージが強すぎて、“ソロでやることの必要性”、“ロック調である”、“歌詞が彼女には卑猥過ぎる”等々、色々と事情があったそうです(リチャードも発表にかなり難色を示したそうな)
ところが90年代にカーペンターズ人気が再燃し、レコード会社は儲けられるだけ儲けようと思ったのでしょうね。突如として陽の目を見ることに~
ZUYAさんはもちろんカーペンターズは嫌いではないですが、なぜこの“幻のアルバム”に突如興味を示したのかと言いますと、サポート・メンバーが凄いと言うことを知ったのです。80年代当時、人気絶頂時のマイケル・ジャクソンのサポート・メンバーとビリー・ジョエル・バンドの面々が参加していると聴けば...
そしてプロデューサーはフィル・ラモーンで、録音はニューヨークとなれば聴かないわけにはいかないでしょう
今聴きながらブログ更新しておりますが、確かに純粋なカーペンターズ・ファンなら抵抗があるかもしれませんね。でもミュージシャン的観点から行けばこれは良い作品ですね。やはりカレンの類稀なる歌唱力は変幻自在で実に聴いていて心地よいアルバムです。時々カーペンターズっぽい感じがするのがまた面白い
今夜はこれをのんびり聴いて休みます~