なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

そういうこともあるさ...( That's the way... )

2016年03月14日 | Funny Life

『 世間体 』

ZUYAさんが最も忌み嫌う“概念”の一つでありますな

日本人は実にその世間体を気にする民族であるらしく、直接日本人に関わったことのある外国人のほとんどの方がそれに気付くそうな。“長い物には巻かれろ”なんて言葉もあるしね。ちなみに日本やお隣の韓国には欧米に比べて著しく“引きこもり”や“うつ病”の若者が多いらしく、この要因の一つとして世間体のことが挙げられている

季節の変わり目である今の時期の服装もそうなのだが、日によってはポカポカ陽気になればコートを脱いだり、更に暑いと感じるのならTシャツでも良いわけだ。ところが多くの日本人は“まだ3月だから~”と言った具合に周りの目を気にする。結果、体調をコントロールできずに、諸外国に比べて風邪をひく人口も多くなっているのだ

社会生活から疎外感を感じた時はポジティヴ思考で発想の転換を行い、せっかく休養期間を得たのだから旅行に行ったり映画を観に行ったりするのが理想的と言われている。でも多くは人目を気にし外出を控えるようになり一層沈みこんでしまうそうな。正に悪循環...

もちろん日本人の全てが世間体を気にするわけではない。大業を成し遂げるような“ひとかど”の人物の多くは周りから白い目や変人扱いされるものである。日本の改革に貢献したかの吉田松陰も“自らを顧みる~”と名言を残している

ZUYAさんは常日頃言っているが日本も“文化的”な西洋化だけでなく精神的にも西洋化してもらいたいものだが、元来 『 稲作文化 』 により形成された村社会が根本にある限り日本では難しいのかもしれない 



          



さて難しい話はこれぐらいにしていつもの他愛のない話をしよう


散々偉そうなことを述べているわりには、連日の酒の飲み過ぎで風邪を引きかけているZUYAさん。昨晩は美味しい物を食べて元気になろうと仕事帰りに駅前にある某チェーン店居酒屋へ

そう言えば結婚して以来、居酒屋で 『 一人鍋 』 を食ったことがない。昔は本当に良く食べた(笑)。で、久々に食ってみようと選んだのが 『 すき焼き鍋 』





ご存知かと思うが、すき焼きの調理方法は関東と関西では違う。関東では 『 割り下 』 を用いるが、関西では初めに肉を焼いて、そこにダイレクトに砂糖、醤油(時にはお酒)を加え水分をたくさん出す白菜などを投入すると言う手順。

関東風の物はその割り下でもう味が決まってしまうのでお店、家庭により“好み”が...


今日は世間一般では“ホワイト・デー”。数日前に家人に遠まわしに“お返し”を要求されたので、池袋の百貨店まで雨のなか出向いた。その帰り道、心の中にメラメラと燃え上がってきた思いがあった。“やはり関西風のすき焼きが食いたい!”と

さっそく白菜以外は家に何もないのでスーパーに立ち寄った。もちろん低所得者層のヒーローであるZUYAさんが 『 和牛 』 なんて物は選ばない。だいたい“和牛”と“輸入牛”の味の差なんて、そこらで語っている奴の大方が知ったかぶりなわけで、プロにしかその味の違いなんて分からないのだ(昔よく目隠しをしてウンチクを語る芸能人に味比べさせる番組があったけどね~)




でも部位の違いは大半の素人でもわかる。ZUYAさんは680円の牛肩ロース150gパックと同じく680円で切り落とし300gのパックを購入。特に写真で見てもお分かりになるとは思うが、肩ロールの方は良い具合に霜降りになっている。今宵の晩餐に思いをはせながら帰宅するやいなやあることに気付いた。肉選びに集中し過ぎて 『 牛脂 』 を貰ってくるのを忘れてしまった 

『 牛脂 』 。これは牛肉を美味しく頂くのには欠かせない。サラダ油等で代用する方も多いが、先ず“コク”が違えば香りも違う。もちろん少しでもカロリーを気にする方であればサラダ油で十分ですが、やはり年に1回ぐらいのことなので今宵はすき焼きらしい“肉臭さ”が欲しい...

肉を買ったスーパーへは徒歩5、6分。普段ならどうってことないのだが雨の中を歩くは実にかったるい。徒歩2分ほどの所にある(割と)高級なスーパーで手に入れることにした

牛脂を発見し手に取ろうとすると 『 牛脂は肉を購入された方のみのサービスです 』 とご丁寧に張り紙が...高級なのかケチなのかよくわからないスーパーだ 


結局雨の中、肉を購入したスーパーに行き無料で置かれてある牛脂を手に取ったのだが、ここで周りの目を気にしたZUYAさんは何か安いものでも買って...と思い出したわけだ。そこへマルジュンのマスターが登場し、“レジでさっき買ったけど忘れちゃってと言えばここは全然大丈夫だよ~”とアドバイスをくれた






結局のところ、今回のブログのエピローグの熱い語りは何だったのだろうと首を傾げながら夕食の準備を始めるZUYAさん...ZUYA、お主まだまだ子供よのぉ