東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

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東急東横線 新渋谷駅は地中船

2007-09-02 21:35:08 | 原宿・渋谷・代官山・恵比寿・三軒茶屋
東急東横線 新渋谷駅は地中船

「東京メトロ副都心線」が、現実に迫ってきた。池袋~新宿~渋谷を結ぶ新線で、いずれ埼玉から東京を経て横浜を縦断する大動脈となる。ターミナルに位置するデパートに激震が走り、伊勢丹が最も利を得る公算大だが、どこも巨額投資で対応に大わらわという処だ。
 東急東横線は、先に横浜~元町・中華街を結ぶ横浜の地下鉄と相互乗り入れを実現したが、今度は、渋谷駅を地下化し、1000系の新車両(画像)を投入し、08年に新渋谷駅として開業、12年にはメトロ副都心線との相互乗り入れを実現する計画。こちらも戦略的大投資で、商業勢力図の構造変化をもたらすのは必至と見られる。
 この新渋谷駅のデザインが話題だ。「地中船」を抱え込んだような構造で、船内に入るような仕掛けとか(画像がないのが少し残念)。設計はあらゆる処で目覚ましい活躍が目立つ、安藤忠雄氏。独学で世界的建築家にまで登り詰めた処が好ましく映る。いつも、独創性を感じさせるデザインの魅力を見せるが、今回もユニークなデザインで、駅自体が集客の核となる期待を抱かせる。
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