東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

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タウンウォッチング 新橋「立ち飲み龍馬」に正統派の好ましさ

2007-09-23 21:56:08 | 新橋・汐留・お台場
 タウンウォッチング 新橋「立ち飲み龍馬」に正統派の好ましさ

 最近、ニューウェイブ的立ち飲み酒場の増殖が目立つ。ニューウェイブとは、一寸お洒落で、女性にも入りやすい店の事。
一方、新丸ビルの「日本再生酒場」とか、東京駅近くのTOKIA(高層ビルの飲食階)の「赤垣屋」とか、ピカピカのビルに立ち飲みやが出店する様は、意外性を通り越している感じすらある。前者は下町のレトロな立ち飲み酒場、後者は大阪の老舗立ち飲みやと、この2つの店は、男性色が強い伝統派だが、いずれにしても立ち飲みがブームと言って良い時代背景がありそうだ。
さて、新橋のSL広場側は、サラリーマンのメッカ、明日の英気を養う居酒屋、焼鳥屋など、軒を連ねる(心休まる)癒しゾーンだ。そんな中で、女性も気軽に入れるニューウェイブ居酒屋の走りという「立ち飲み龍馬」へ行ってみた。一発で気に入った。チェーンで、安さウリモノの(まず~い)料理を出すイマドキの居酒屋とは訳が違う。先ずは料理「鮪脳天刺身」(500円)というトロ顔負けの旨さ、「ちくわ磯辺揚げ」(300円)も中々の味、酒は焼酎がウリモノで約100種類(400円,500円)、芋が8割?という徹底振りで、棚に一本ずつ仕切られているのも中々アートなイメージ、一目でプライスが解る色の●が付いているのも解りやすい。
店内は、結構お洒落な内装、女性が2人いるのも女性客に安心感を与えるだけでなく、男性にも和む雰囲気だ。提灯があると言われたが、てっきり赤提灯がぶら下がっているイメージで店を探したが、何と地上に置いてあり、和紙風のあんどんというちょいとお洒落なセンスを感じさせるものだった。最早、ニューウェイブと言うより、「正統派立ち飲みや」と言って良い。この日は、独り身だったので、ビール1、焼酎1、料理2品(上記)で、1.700円。満足度120%、尾を引く店だった。立ち飲み文化に乾杯!!
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