陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

枝葉末節論議の末は

2010-03-04 08:59:10 | Weblog
休暇分散試案なるものが政府から出たそうな。
全国を5地域に分け、取得する休暇日をずらすんだそうな。

くだらなさにタメイキが出ますのう。
過日の夫婦別姓試案(民法改正案)も然り。
何につけ、そうした案を支持する層もいるでありましょう。
検討を要する問題もあるでござりましょう。

しかし、そんな枝葉のことを悠長に検討しているときでござりましょうや?
改定する必然性はどこにあるのでござりましょう?
マイナスの影響を上回る社会の必然性は何なのでござりますかねぇ。

混雑を解消し、消費・雇用の喚起目的などといっているが、
観光立国と言うたからには、何か考えなあかん。
何もやらんワケにはゆきませんからなあ。
やっている証は? そうや、どこかの国でやっている制度はどないや?
てなレベルでござりましょう。

観光立国を目指すには、
人が行ってみたいと思う、そういう現地にすること、
その当たり前のことを地道に続けることしかありませぬよ。
場当たり的な施策をいくらやっても、何~にもなりませぬよ。
混乱と無秩序を生むだけ。

休暇の促進についても、
4月から労働基準法が一部改定されるが、
これまた実にくだらない。
ややこしくなるだけ。
本来の効果なんぞありませぬよ。

シンプル is best で、
もっと、基本的な見直しをすべきことが沢山あると思いますがのう。
枝葉末節を論ずるうちに、泥舟は沈んでしまうのでござりましょう。
コメント
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