陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

見事なトンデモ対応

2020-04-21 11:23:58 | Weblog
中国は、南シナ海の諸島を管轄する自治体として「西沙区」と「南沙区」を新設するそうな。
南シナ海の実効支配を強める意図やが、各国が武漢ウイルス対応に追われておるスキに乗じるとは、正に「火事場泥棒」そのものでござりますなぁ。 
また、香港政府は、民主派を一斉に逮捕したという。李柱銘(マーティン・リー)や黎智英(ジミー・ライ)も含まれておるそうな。
う~む。
中国は、武漢ウイルスが下火になったんで、再びその本性たる「邪悪さ」を見せつけ始めたんやなぁ。
大いに警戒せなあきまへん。

おや?
静岡新聞によると、国交省は医療機関でも使用可能なマスクの販売を、業者から日本倉庫協会、日本冷蔵倉庫協会、全国通運連盟などに仲介しておるという。
いやぁ、お見事でござりまする。 
役所の鏡ですなぁ。
おバカ役所とはこういうことやと、そのお手本を示しておりまする。 

今は、当然に、最優先で医療機関に提供する必要があることは誰もが承知しておるが、そんなことは無視して省益だけで動くとは、素晴らしい役所でござりまするよ。
静岡新聞によると、国交省担当者の話として、
「倉庫業以外にも、省内の各局が所管する他業種に同様の案内を出した。政府のマスクチームが医療や介護の現場をケアしているので、他で必要な分を奪っているわけではない」と言うておるそうな。
毎度の詭弁的言い訳が通じると思うておるのでござります。

国交省は、「マスク確保を調整した経済産業省から事業者の紹介を受けた」そうやが、経産省も国交省も、省益と縦割り行政にどっぷり浸かった低能組織であるとはいえ、こうした非常時のトンデモ対応が危機を倍加させておりまする。 

静岡新聞の記事
コメント
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