ナベブログ

クルマ好きな元同人絵描き
わたなべやすおのブログです。
(現在は同人活動は無期限休止中です)

XなのかFなのか

2011年11月06日 23時44分49秒 | なべ日記(雑記)


LUMIX GX1の写真が出てきたようですね。

まるきりGF1…というかGF1と2を足して二で割ったようなカメラですね。
GF3という名が相応しいのはむしろこっちで
GX1はGF3に与えても良かったのではないかと思います(^^;)



一部のスクープ記事ではLC1のような外観になるという話もありましたし
私も元デジルクス2所有者として楽しみだったのですが
EVFも後付け対応という変化の無さにホッとしたというか…(^^;)


マイクロフォーサーズ機をメイン機として趣味性高く使いたいという層には
NEX7みたいなEVF内蔵機が欲しかったでしょうけど
自分のようにマイクロフォーサーズの可搬性の高さが気に入っている層には
VF別体の小型ボディはかえって有難く思えるのではないかと。


私もファインダーに対して思い入れがある人間ですので
LC1のようなボディスタイルに関心はあるのですが
GF2を使っていて、VF無しでも別に構わないと思うようになりました。


確かに日差しの強い時(夏の海辺など)などEVFが欲しい時はありますが、
普段使いにおいては大きい背面液晶画面で困ることは無いなぁ…と。

ファインダーはよく「のぞき込み、おでこで3点支持になってブレ防止に役立つ」
と言われますが、
経緯はどうあれ結果としてブレて欲しくないところでブレなければいいのであって。
撮影スタイルってもっと自由でいいと私は思うのです。


GF2に手振れ防止機能無しの14mmや20mm、コンタックス45mmで撮ってますが、
しっかり両手で持っていれば、通常ブレも気になることはありません。

またスローシャッターの際は肘をついたり体やカメラボディを
何かに預けたりすればいいことで、これは昔から知られた技。
また頭とて動かぬものでないのは長玉使えば分かることで…(^^;)


むしろGF2での「左手が撮影操作に今まで以上に入ってくる感じ」が
いいなぁと思っております。
タッチでAFポイントやMF拡大ポイントを選んだり、
モード変更やいろいろな撮影設定を、撮影しているのと同じホールド姿勢のままに
親指だけで変えられるのは、ちと大げさですが
「撮影スタイルの革新」かもしれないと思っています(^^;)

そしてこれらの機能はVF使用時は使えません。

VF後付けは一体感を確かに損ねていますが、
その分の撮影自由度やポッケに突っ込める可搬性との引き換えなら
私は別にいいかなぁ…と思います(^^)




逆に言えばGF2からGX1への買い替えはあまり必要性を感じませんが
このラインがメーカーによって残されると分かったことが私には安心です。

小さなボディが良くてマイクロフォーサーズを買ったのに
大きめなボディとかばかりが増えても困るので…(^^;)



ただ、マイクロフォーサーズにはアダプター遊びをする人もいるし、
またそういった人はトラッドなスタイルなカメラを好む層であるとも思います。

富士フィルムのX10のような超直球なクラカメスタイルや
X100のようなモロパクリデザイン(少なくとも私にはそうとしか思えない)は
個人的には好みではないですが、
クラシック(古典)ではなく、トラッド(伝統)なスタイルで…。
良い意味でLC1やデジルクス2のようなスタイルのカメラボディも
出してあげて欲しいと思います。







■Yellow Comet Web → http://www.sea.sannet.ne.jp/yellow_comet_ap1/

■twitter → http://twitter.com/Yasuo_Watanabe

  

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言葉よりワザで

2011年11月06日 23時07分34秒 | なべ日記(雑記)

今日の午後、友人D氏が訪ねてきてくれました。


天気も良くないし、上がってもらっていろんな、
そして他愛の無い話をしておりました。


D氏は20年以上の友人ですが、クルマにおいては趣味仲間で、
写真においては師匠です。
それと同時にライバルでもあります。
(相手はどう思ってるか分かりませんが、少なくとも私はそう思ってます)

写真においての価値観や好みが似通っている事もありますが、
良い意味で「作品を通じての対話」がある…という
非常に競い合うのが楽しいライバルです。

御託ではなく、どっちがより理想に近付けるか??

「皆に受ける上手い写真」ではなく「自分が撮りたい理想の一枚」に
お互いがどれだけ近付けるか? どっちが先まで踏み込んでいくか?
そういう感覚は非常に嬉しいし刺激になります。

D氏が良い写真を撮れば「おお!」と素直に感激できますし、
それと同時に「見ていろよ! 次は俺がもっとすごいのをお見舞いしてやる!」と
良い意味での闘志が湧き上がってきます。

恐らく決着は永遠につくことはないでしょう。
お互いが歩みを止めない限りは。
どちらが先に行けるか?
行く場所が重要なんじゃなく、そこへ行く勇気、魂の強さ、
お互いが生きる人生の喜び、命のきらめきに対して
いかに真摯でいられるかの戦いでしょう。

だから負けられないし、勝ちたいし。
逆にだからこそ相手の素晴らしさ、勝利も称えられる。



できれば全てにこうありたい。
千の言葉を尽くすよりも、己が技で語り合うような。

言葉はついつい嘘になるから。
人は心を嘘という盾で守ろうとするから。

でも人のする事、した事は全部そのまま。
技にも仕事にも、作品にはその人の全てが見えるから。





絵描きとしてはよく”孤独”という表現を使いますが
写真とクルマについては良い仲間が居てくれたと思います。

嘘をつくのが嫌い…というより自分の人生を嘘で塗り固めたくは無いから
良くも悪くも正直に生きるようにしていますが、
こういう風に嘘もおべっかも無しでいられる相手というのは有難いと思います。






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