ナベブログ

クルマ好きな元同人絵描き
わたなべやすおのブログです。
(現在は同人活動は無期限休止中です)

変化と経験

2011年09月12日 08時56分07秒 | なべ日記(雑記)

夜勤明け…というか自分的には火曜の夜なわたなべです(^^;)


深夜勤務明けは帰宅が世の中の通勤通学時間にあたるので
道が混んでいて大変です。
前回の深夜勤務は夏休みだったので通学の人はいなかったのですが
今回はフル装備の大盛りですので…時間がかかるようで。




ところで

ラジオで話のお題に「あなたが10年前と変わったこと」というのを
やっておりました。


10年前…2001年ですね。
この10年、変わったことは…私は特には無かったです(^^;)

仕事もその内容も変わってないし…
私生活でも変わったことはないし…
趣味も変えたり追加はしてないですし…
クルマもやす2000のままですし…
同人も相変わらずやっていて、へたっぴなのも変わってませんし…


変わった事といえば年取ったくらいですが
これは生きている限り誰でも同じですのでノーカウントで(^^;)



ただ、その間に変化…というかいろんな経験はあったと思います。
仕事でも私生活でも…。
いろいろさせてもらったというのは間違いないと思います。
ただ、そういった経験が変化とかに結びついていないのは
勿体無いな…とも思いました(^^;)



世の中は変化の連続…だとも聞きます。

もしかしたら気がつかないうちに変化しているのかも知れません。

こちらが僅かな…気がつかない程度の変化であったとしても
それぞれの立場でそれが重なっていけばいつかは大きな変化になるでしょう。


良い意味での大きな変化、経験してみたいものだと思います。
またそういう事が起こるきっかけに足るようなことをしていければ良いなと思います。




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愛しの

2011年09月10日 08時18分11秒 | なべ日記(雑記)

今日は散髪に行ってきました。
うーんさっぱりしましたです(^^)

そしてその足にやす2000に出張ってもらいました(^^;)


ここしばらく休みとなると雨…のパターンだったのですが
今日はいいだろう…と。


散髪に行ったついでに近所をうろうろ。
本当は遠くお山を目指しても良かったのですが
母親と末弟が立て続けにクルマを擦ってしまったりして
親から「連鎖すると困る」と今週末の遠出禁止令が出てしまい
お山は残念断念です(^^;)


でも近所とは言え結構ぐるぐる走り回ったので、それなりに満足。

ついでに同じく久々となるα900も連れ出して
テキトーにそこらでパチパチ。










そのあと猫ガレージに立ち寄って、先日の修理点検の支払い。
2台分で総額16万円~!(爆)
でも殆どは部品代なのです。
しかも本田専門店(?)の匙のショック他なので値段も仕切りも高く…(苦笑)
猫ガレージさんの実質取り分の工賃は片手にも足りませんです。

丁寧に、面倒な修理点検を引き受けてくれた猫ガレージ社長と奥さんに感謝です。

新しい脚は何より乗りやすく分かりやすいです。
気分の良い領域が用途に大きく重なってきてくれたので
楽しいですね(^^)




α900は28mm付けて出撃。
家に帰ってRAW現像しましたが、新しいPCでなら快適ですね。
というかそのために入れたのですし…(^^;)


愛しのやす2000、愛しのα900、
休日らしい時間を過ごせましたです。



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鏡無し

2011年09月10日 08時16分29秒 | カメラ その他雑記

ニコンさんもミラーレスは独自マウントで確定…っぽいですね。


できれば…ミラーレス機普及の際には
かつてのVHS対ベータのように2つ…とか程度の勢力に分かれて
競って欲しかったのですが…(^^;)


これだけマウントが多数乱立し、しかもエントリー機ありきの販売形態で
価格競争が激しい…となると
今ある全てのマウントが皆残っていく…というのは難しいかなと思います。

しかし、マウントがある程度の勢力にまとめられていれば
たとえ途中で退く銘柄が出てきたとしても、
そのユーザーがいきなりカメラの世の中であぶれることも無いでしょう。
しかも世に出たレンズもある程度は生きていくことが出来るでしょう。
マウント撤退がレンズの実質的な寿命だとしたら悲しいです。


VHS対ベータは製品特性からか徹底的な殲滅戦になってしまい
ベータが事実上市場から消える破目になってしまいましたが
カメラの場合は家電などと違って嗜好品の色合いが強く
ユーザーの派閥もはっきりとしているので、ビデオとは同じことにならずに
ある程度の数のまま移行すると思っていたので
そういう世界もありうるかと期待していたのですが…(^^;)
(カメラ好きって一つの会社にこだわる傾向が他よりも多い気がします)




ただ今後…
ある程度趨勢が見えてきたところで統合や集束が始まるのかもしれませんね。





エントリー機では小型軽量が非常に強く求められると聞きます。
これは銀塩時代から変わらぬようです。

カメラももはや売り方は量販、店頭での説明も「簡単できれいで安い」
デジタルでも画質はすでに一般向けにおいては十分なレベルに達していて
安いもきれいも飽和しているとなると後は簡単。
しかも機能的にも飽和状態なので
軽くて小さくて持ち運びも簡単…がセールスポイントの全てになるんでしょうね。



そういう意味ではニコンさんが小さめのセンサーを持ってきたのは
賢明な判断と思います。
小さすぎず、かつ大きすぎず。

一部のマニアさんは「小さいセンサーでは画質が」「ボケが足りない」と
ニコンさんの新型に否定的な意見も見えますが
本当に画質を求めるユーザーはレンズもボディも大きくても一向に構わない…と
いう人が多いでしょうし、
商品としても「どっちつかず」になるよりも「ズバリこういう商品」とする方が
いいのだろうと思います。
ボケだって欲しがるのは一部の人たちだけでしょうし、
多くのエントリー層のユーザーは「子供の運動会がきれいに撮れればそれで良し」でしょう。
きちんと解像していることがメインであって
そういう意味ではエントリー機を被写界深度が深くなる方向へ
もっていくのは私には賢明とも取れますです。




センサーが小さければイメージサークルも小さくて良く、
レンズも確実に小型化できるでしょう。

ボディが小さいNEXですが、確実にその分のしわ寄せはレンズに及んでいて
レンズも入れると全然小さくならない欠点があります。

ミラーレス機の小型化は最後はレンズにたどり着く…と。
レンズが小さく出来ねば小型化の意味が薄れて商品性を損なう…と
今までの市場を見ていて気付いたのかもしれません。


ニコンさんの新型がそういった現実的な不都合を最初から排除するあたりは
長年カメラをやってきたカメラ屋さんらしさだと思います。
逆に…ボディの小ささや重量というスペックに固執したNEXは
ソニーさんの電気製品メーカーらしさが良くも悪くも出た形だとも思います。
(AマウントとEマウントって本当にミノルタAマウントとソニーEマウントだと思います)



そういう意味ではニコンさんはずっとその辺を見極めていたのかも…です。
キヤノンさんも動きこそ見せないものの、きっと同じでしょう。
後発であっても、市場の流れを見極めて、的確な商品を入れられれば
必ず勝負できるという自信もあるんだと思います。



いろいろマニアの人は心配しているでしょうけど
ニコンさんのミラーレス、
実際はうまくいくんじゃないかと思います。

素晴らしい性能を基にしたブランドイメージもありますし、
今まで育ててきた高感度や映像エンジンなどでの強さもあります。
そういう「オンリーワン」の強みを知っている会社ですから
ヘタこくことは無いと思います。



NEXはレンズの小型化で置いていかれそうな感じに思えます。
本気でレンズの小型化や拡充を考えていかないと大変でしょうね。

マイクロフォーサーズはパナのXシリーズ等のように
小型で高性能なレンズを立て続けに入れていくようで
今回のニコンさんの動向を多少は予想していたのかもしれません。


キヤノンさんがどのあたりに最終回答を持ってくるのかが
楽しみです。



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お勧めできるか否か

2011年09月09日 20時20分50秒 | カメラ その他雑記

ソニーのデジタル一眼ですが、
どうやら今後はトランスルーセント機(以下TL機)に集約され
今後展開されると言われるフルサイズ機もTL仕様になる様子。

つまり、もう二度とAマウントのOVF機は出ない訳で
OVFファンにとっては最終通告がなされたと言うことになりますです。


どうしてもOVFでなければいけない…というファンが取る選択肢は二つ。
まずは…他のEVFを採用していないメーカーへ鞍替えする
そして残るは…今あるAマウントOVF機を大事に使う
これしかないはずです。


と言っても今現在新品で買えるAマウントOVF機は
フルサイズのα900だけになります。
ソニー曰く究極のOVFを装備した機体が最後のOVF機になる…。
これもまた運命だったのでしょうか?



ではα900はそんなOVF派の人にお勧めできるのか?

最近特に思うのですが、カメラは総合力であって
ただ画素数が多かったりセンサーが大きかったり
機能が多ければ良いのではなく、
いろいろなものを”撮影”という目的に使ってみた結果で
判断せねばならないと思います。



うーん、
そういう意味からいうと、α900というのは薦め難い機体です。

900と700は発売時期こそ1年ずれるものの、
センサー以外はまるで双子のような機体です。
操作系からデザインまで極めて近い作りです。

だからこそ700というカメラが非常にバランスが取れていたものだと
900を使って痛感するというのもありますし、
900がフルサイズセンサーのメリットだけでなくデメリットも抱えていることを
700が教えてくれると言うのがあると思います。


900の欠点。
致命的なのは「社会通念的な使い勝手がひどく劣る」と言う点に尽きると思います。

先ず撮る前。
AF一眼レフですからAFを使用するのがメインと思いますが
そのAFはお世辞にも速いとは言えません。
というか700ですら他に比べれば遅いというのに、それと比べても
完全に「かったるいな」と感じるレベルです。
そしてAFターゲットも中央に寄り過ぎていてせっかくのマルチポイントAFも
実質的に3点AF程度の自由度しかありません。

そして撮る時。
ミラーショックが決して小さくなく、音も大きめなのです。
そして音質自体も全時代的な音で、個人的には良い音ではありません。

そして撮った後。
書き込み、そして読み出しが遅いのです。
これはJPEG記録でも改善されません。
画像チェックも1テンポ待つ感じです。
そしてAWBやAEの精度も700ほどには高くありません。
700がJPEG撮って出しでもいけるのに対して、RAW現像が必須となります。
そのRAW現像も2460万画素と言う高画素が邪魔をしてくれます。
最新スペックのPCでも無い限り、かなり待ち時間の長い、かつリスキーな現像を
強いられることになります。
(そのためにPCを新調しました。)
しかも2400万画素の高画質はほんのちょっとのピントの甘さや手振れも
はっきりと浮き出させてしまいます。
そして常用感度域でこそ超高性能ですが、感度UPをするととたんに苦しくなり
RAW現像時に丁寧にNR処理をしないとざらざらの絵を量産してしまいます。


史上最高のOVFと、今現在でもAマウント最高画素数を誇る高解像性能も
上記を覚悟した上での物事になります。

そして…単純に安い買い物ではありません。


しかもAマウントにこれの後継機は無く、いずれはEVFのTL機に行くしかない事を考えると
OVFマニアとは言え簡単にお勧めは出来ないと思います。
社会通念的に「優れたカメラ」が欲しい人には私はお勧めできないと思います。




でも…
それでもα900は価値があると私は思ってます。

前にも言いましたが、最高のOVFで素晴らしいレンズの光を直に見られること。
そして全てのAマウントレンズをそのままの能力で受け止めることができること。

そして上記を覚悟して、それに対する備えをした上で使うなら
α900は間違いなく最高のカメラだと思います。

デジタル的な先端機械ではないかもしれませんが
銀塩時代の一眼レフの価値観のままにデジタル化された
最後の”Aマウント一眼レフ”だと思います。
それからすればA55以降はレンズ交換式の”デジタルカメラ”でしょう。

700と共通の操作系は速かったり自動化はいまいちですが
ユーザーが自分で写真を創り上げていく楽しみがあると思います。
これがあるからアルファユーザーでいるようなものです(^^;)

そしてOVF派というのであるなら…
最後のAマウントOVF機を、それこそ看取ってやる…ではないですけど
そういう意味で買うのも大いにありだと思っております。
(私が買った理由はそれが主だったりしますです(^^;))




いずれにしてもディスコンは遠いことではなく
次期フルサイズ機が揃う前に900は消えて、
AマウントOVF機の時代は過去のものになるのでしょう。


憧れがあるなら買ってしまう方が、同じ後悔をするのであれば
諦めがつく後悔になると思います…というのが私の意見です(^^;)


Aマウントに限らずDSLRのフルサイズ機、
まぁ…DSLRに限らずライカMマウント互換のフルサイズ機なども
憧れとしてよく「安価なのが出ないかなぁ…」と言われますが
ライカの9とてクルマほどには高くありません。
それこそ軽自動車の方がよほど高いというのが現実です。
そして今やクルマなんて要らないと言われる時代です。
ライカの9なら軽自動車より全然ステータスがある買い物になるでしょう。

もちろん大金には違いないですし
全ての人がそうすることが出来る訳ではないのですが、
夢を夢物語のままにするくらいなら、そしてそれが出来うる環境にあるのならば
思い切ってローンを組んで買ってしまうのもアリかと思います。
それこそクルマに比べれば…なんですから(笑)






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ケミカル

2011年09月09日 01時12分17秒 | クルマ(その他雑談)


トヨタの初代ヴィッツのヘッドライト。
数ある国産車の中でも最も黄ばみやすいと言われるヴィッツのヘッドライト。

私のヴィッツ(ブラックマーカー(?)号)も例外ではなく
左側のヘッドライトが黄ばみ気味…でした。



先日某カー用品店で磨き&コーティングを依頼したものの
残念ながら一ヶ月ちょっとで効果は消えて
若干ですが黄ばみが戻ってきてしまいました。




磨きは問題ないはずで、つまりはコーティングの問題なのでしょうね。



こうなったら自分で何とかする他は無く、
手持ちのプラスチッククリーナー&コンパウンドで再度磨きこんで…

同じく手持ちのコーティング材で再コーティングしてみました。
(と言っても磨いたのはおよそ一月前ですが)


とは言え使えるコーティング材は多くはない様です。

多くのコーティング材はボディの塗装面専用品でして
樹脂・プラスチック面に使えるものは多くないようです。



幸いにして私の手元にはSX6000・ペイントシーラントが残っていました。

今は絶版となったこの商品。
コーティング材でありながら、いろんなものに塗付できる優れもので
ボディの塗装面のみならずザラザラした場所でなければ何でも塗布できまして
それこそ家具や風呂桶にも塗付できると謳っていた脅威の一品。
ヘッドライト等灯火器の表面やオープンカーのビニールウィンドーの表面にも塗り込めまして
その商品に含まれる某物質が傷を埋めて表面を保護するため
透明度を絶望的に失ったようなオープンカーのビニールウィンドーであっても
ビニールの寿命の中でならピカピカに回復させることができるという
ある意味異常な商品でありました(^^;)


幸いにして一本が残っていたのですが
こいつを磨いたあとのヘッドライトに塗付したところ経過は良好。
何度か塗り重ねると強固さを発揮するタイプの商品なのですが
今現在、先日磨いてもらった時よりはるかにピカピカの状態を維持しております。
傍目には新品並みのピカピカさです。

さすがはSX6000、効果は半端ないです(^^;)

かつて調子に乗って旧ナベハウスの風呂桶に塗付したところ
ただ水をかけるだけで風呂掃除が終わるという異常な風呂桶に変身し、
しかも1年以上その効果が持続しただけのことはありますです(^^;)
(一応礼儀的に軽く風呂桶はスポンジで撫でるようにしましたが
 基本的に水をかけるとツルツル…という状態が一年以上続きました)


ただ、これも残りが多い訳ではありませんです。

代替できるものを探さねば…ということで
同じように樹脂などにも塗付できるコーティング材を探してきました。
これはS2000で追って試していきたく思います。


塗装としてヘッドライト等をコーティングするものがあるのは知っておりますが
それとて効果は永遠ではなく、またコストも無視できないレベルです。

月一程度のメンテナンスできれいな状態が安価に維持できるのなら
それはかなり有効かと思います。



新しいコーティング材。
その性能にも期待しつつ、今あるものは大事に使って行きたく思います。


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二つの光が

2011年09月05日 19時59分08秒 | クルマ(その他雑談)
二つの光が



先日つぶやき関連で
JTCCのエンジンを見て思い出したことがあります。


それはマツダ・ランティスです。


懐かしい。
そして今見てもカッコいい!


マツダの意欲作でした。
当時のマツダデザインは自動車の歴史に残るものが多いと思うのですが
これもその中に入れるべきと思います。

そして欧州車テイスト全開の走りも良かったです(^^)

実は一回買おうとして見積もりとって商談までしたのですが
最後にロードスターに逆転されたことがありますです(^^;)


音小さいけどCM~
1993 mazda lantis cm japan (mazda 323f)



そして今では当たり前になった感のある衝突安全性や
走行安定性のPRを、初めてCM上で行った日本車であると記憶しております。

ランティス・アピール



すごく主張のハッキリしたクルマだったと思います。
何でもスポーツにしちゃうマツダらしい「4ドアスポーツ」

衝突安全性に誰より気を使いつつも、それ以上のアクティブセーフティという答えを
走りの楽しさや美しいフォルムとセットで返してよこす辺りは
かつての「キレてるマツダ」の真骨頂と思います。

2Lの乗用セダンで16インチ/50扁平タイヤもこのクルマが初。
しかもV6・4カム・24バルブのエンジンにマニュアルミッションが選べるという
今では信じられない気合の入ったクルマだったと思います。


セダンとクーペ、2つの個性で日本の自動車界に殴りこみましたが
結果は皆さんご存知の通り…(涙)



ランティスの名は一代で消えてしまいましたが
コンセプトはその後の他モデルの中で生きながらえまして
今のアクセラはその末裔と呼んで良いと思いますです。





さて、なぜJTCCかというと
このランティスもJTCCに出ていたからであります。

というか真っ先に手を挙げたのが確かマツダだったかと…。

マツスピの「V6エンジンの優位性」を謳ったチラシは
まだカタログと共にしまってあるはず…。


ただ、フタを開けたら先行して同様のレースをやっていた”えげれす”から
出来てたレースカーをセッティングもろとも持ってきたT&Nに
コテンパンに叩きのめされてしまいました(涙)
結局勝ったのはちっとも速そうに見えないコロナでした。

見た目だけならランティスの方が5倍くらい速そうだったんですが…(^^;)

走ってるところ、残念ながらあまり見たことがありません。
TVに映ることすら稀だったというのが悲しいけど現実…でした。

そんな訳でランティスJTCCは負け続け、V6エンジンも途中でお蔵入り。
BP改に載せ替えられて走り続けたものの
参戦車両の座も何故かファミリアに途中で取って代わられ
気が付いたらマツダ自身もJTCCから消えておりました…。



問題はそのV6エンジンです。

結果はどうあれ、日本でJTCCのために作られた
珍しい2L・V6のツーリングカー用のレースエンジンです。

きちんと保管されてるといいなぁ…。
車両も含めて。

まさか人知れずスクラップに…ということはないと思いたいです。
どこぞの豆腐屋ハチロクよろしくエンジンがデチューンされて
ストリートのランティスのエンジンルームに入ってたら
それはそれで泣ける良い話ですが(^^;)




販売もレースも上手くは行かなかったけれど
それでも格好良くて良いクルマなランティス。

できればストリートカーもレースカーも長く留められていることを願いたいです。





追伸
似たような境遇を味わったJTCCインプレッサワゴン。
これもその後どうなったのか…。
モトリーニモデルニ共同開発のスバルF1エンジン並みの扱いを
受けているんじゃないかと心配になりますです(^^;)

でも私はそうやってテールエンドを走ることが多かったマシンたちも
他と同じく…もしくはそれ以上に愛してますです~。






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寝れば治るさ

2011年09月03日 19時49分03秒 | なべ日記(雑記)

今日の仕事はきつかった~(涙)






その後帰宅してメール打ったりして、その後晩飯。




返事打ってて凹む…。

人の役に立つ人に…と思っていても
実際の俺は何の役にも立たないのだなぁ…と。

それこそ絵やまんがもどれほど役に立っているのか…
少なくとも自分が他者に感謝することはあっても
自分が他者に何かを与えられたという実感もないし。

いっそのことこんな役立たずなら止めちまおうか…と
止めたほうが世のため他者のため自分のためなんじゃないかと
思えてきたりしまして…。




いかんいかん。
今日は疲れているようです。


こういう日は酒呑んで寝てしまうに限ります。



私自身は自分で守り癒すしかなく
そして私には自分しか頼れるものはない訳で。


そういう意味でもしっかりしなければ。



良く寝ればきっと明日は元気で阿呆な私です(^^;)







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幅拡大?

2011年09月03日 19時49分03秒 | なべ日記(雑記)


絵柄を変えたら…
…と言うよりも描き方をちょっと変えたら
 二次創作絵も描ける様になった…かもしれません(^^;)


今までは描いても誰より自分自身が
「こんなの●●(←何かしらのキャラ名)じゃねーやい!(涙)」
となって二次創作…というか似顔絵すら描けなかったのですが

以前に輪郭とか(ちょっち)変えて、
目の描き方とか(ちょっち)変えて
髪の描き方とか(ちょっち)変えたら
何か描けるようになった…かもしれません(^^;)

今やってる原稿の合間にちまちま「とあるまんがの絵」を
描いているのですが
「おお、少なくとも描いてる本人にも初めて”そのキャラ”に見えるぞぅ!」
と言う感じです(^^;)



ぶっちゃけ言っちゃうと、今回の絵柄は
去年やってた某アニメの絵柄に引っ張られてるのですが
(引っ張られただけで同じにはなってないしなれないです(^^;))
それまでの蓄積と混ぜ合わされることで
自分的には2代目レガ●ィの途中改良並みの改良(笑)に
なったかもしれません(^^;)


変わるための変化ではなく、絵の幅を広げるための改良をしてきたのですが
二次絵が描ける様になった…というのは大きな変化と思います。


ちなみに夏コミでお預かりしたスケブも平行して描いているのですが
前に描かせてもらった絵と変化が思ったより大きくあるようでして
同じまんがと思えないなぁ…と我ながら感心したり呆れたりしながら
進めております。


第三者から見れば変化なぞ無いに等しいかもしれませんが
本人にしてみれば何より新鮮な感じが楽しいです(^^)
今まで描いてたのと同じ絵ですが感触が新しいと言うのはいいものです。


私、今は描き続けた方がいいですね。
このままうまくノれそうな気がしますです(^^;)

がんばれわたし。


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航天少女 in SF大会(?)

2011年09月02日 16時53分06秒 | 【同人】お知らせ+その他


明日、明後日、静岡県の静岡県コンベンションアーツセンターで行われる
第50回SF大会ドンブラコンLにて、
「東京とびもの学会・宇宙開発展示部 in ドンブラコンL」が行われます。

参加費不要の一般開放エリア・ディーラーズルーム内での開催だそうです。

東京とびもの学会主催者様のご好意で
そこに当サークルの刊行物「航天少女 -Astronaut Girl-」と
「航天少女 2nd -Star Voyager-」を委託頒布させて貰える事になりました。
(私わたなべやすお本人は仕事のため不在でございます)





静岡にお住まいの方、SF大会に行かれる方、
良ければ上記イベントにもぜひ足をお運びくださいませ。




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待ってました! でも…

2011年09月02日 13時06分43秒 | カメラ その他雑記

待ってましたー!


でも…

でも…

遅すぎたよ富士フィルムさん(涙)
GF2買う前に出してくれなきゃ(爆)




それはさておき

富士フィルムさんから新型デジカメが発表されました。
その名前は「X10」 
今回の発表ではFinePixの名前が付いていません。
RICOHのCaplioみたいに外れちゃうんですかねぇ?


外観はこんな感じ
前作X100に倣ってクラカメ風です。


電源オフ+ストロボ収納時


レンズ繰り出し(電源オン)+ストロボ突出時
(どうやら電源はズームリングでの沈胴解除で入るようです)


正面


背面


上面



今回の最大のトピックは富士フィルム内製のセンサー「EXR CMOS」が、
しかもサイズを拡大されて帰ってきたことだと思います。
一時の高級コンデジでお馴染みだった2/3型(8.8×6.6)です。

それに組み合わされるレンズは
9群11枚構成の換算28-112mm/F2-2.8という明るいズームレンズです。
最短撮影距離は通常マクロで10-50cm。
スーパーマクロで1cmまで寄れます。

シャッター最高速は1/4000ですが開放では1/1000がMAXです。
NDフィルターは非内蔵(ここは残念至極)
最低感度はISO100から 最高は12800です。

またフォーカスや各種撮影モードがフルマニュアル操作可能な
アナログライクな操作系(キヤノンさんのG12みたいな)を採用しています。




以上解説終わり(笑)



簡単に言っちゃいまして、過去にF200EXRを持っていて
「ここがもう少しこうだったら完璧だったのに~」という要素が
非常に多く盛り込まれているカメラに思えます。
だから嬉しくも悔しいです(^^;)

F200で気に入っていたのはセンサーとそれに関連するEXRモードでした。
画素数を使い分けて性能を変えていくという発想が面白いだけでなく
とんでもなく戦闘力の高い機能に仕上がっていたと思います。

コンデジなのにISO400を気兼ねなく常用でき、
800まではA4印刷で許容可能なレベルにおさめてくれていたことは
GF2を買った今でも「そこだけは及ばない」という部分になっています。

また富士のカメラは色の出方が非常にダイナミックかつ繊細で
風景などを撮る時に見た目というより心情色で写るかのような
写り方をしてくれました。
レンズも明るさこそ無かったものの、シャープでテレ端のボケもきれい、
背面液晶で確認してOKだった写真も、家に帰って大きなモニターで見たり
プリントしてみるとさらにきれい…という素敵な驚きを与えてくれるカメラでした。


そこをX10は強化してきているのが極めて印象的です。

正確には同じタイプのセンサーではないのですが
(F200はスーパーCCDハニカムEXRでX10はEXR CMOSです)
コンセプトは同じだと思います。
F200のセンサーが一代で途絶え、
後継機でセンサーが小さくなったこと(1/1.7→1/2)は残念でしたが
ここでF200より(わずかとは言え)さらに大きなセンサー(2/3型)を積んできたことは
嬉しくもあり、悔しくもあり…というのが素直なところです。

現行のF600と比較してもセンサー面積で約190%、
画素あたりの面積は画素数ダウン(1600万画素→1200万画素)と合わせて
250%になっているのは極めて大きいと思います。
背面照射式の導入と合わせてF200のセンサーを大きく越えるだけの素性を持っている訳で
気にならないのが難しいです(^^;)


またレンズもF200の時点で不満は無かったものの
「これだけいいモノを持っているんだ、レンズもボディも
 G12のようなコストのかけ方をしてやったら
 どれだけ素晴らしいカメラに仕上がるだろう?」
そう思っていました。


他には天気が良い海辺などでは背面液晶が役に立たないケースもあるので
ただの窓でもいいからファインダーが欲しいなぁ…とか
露出補正がすぐにできるダイヤルが欲しいなぁ…とか。
RAWで撮って後から多少修正ができたらいいなぁ…とか。

そういったものが全部入りになって出てきてくれたのです。
だから言いたいです。
「遅いよー!」
でもこれも言いたいです。
「でもよく作ってくれましたね、嬉しいです」



X100にガッカリしたのは造りの問題もあったのですが
「全然”らしさ”がない」という問題でした。
外観はライカコピー、機能は現実に意味のあるものが無く、
単純にクラカメブーム・懐古趣味の人間に迎合する内容に思え、
これだったら富士じゃなくてもどこだっていいんじゃない?と思ってしまったのです。

富士にはどこにもない技術”独自のセンサー”があります。
そしてこれは確実に他へのアドバンテージがあるものだと思っています。
X100が独自センサーであったのなら、自分は全く違った捉え方をしていたでしょう。



しかしX10は”富士にしかできないカメラ”だと思います。
優秀な…しかも明るいフジノンレンズを備え、
それをやはり優秀で世界唯一のEXRセンサーで受け止める。
こういうのが見たかったのです。



せっかくだったらデザインも飛んで欲しかった…というのは”タテマエ”で有りますが
本音の部分では「個人的にはこういうのは嫌いじゃないのでOK」です(^^;)

露骨に何かに似せているようなのは本物と並んだときに恥ずかしいのでアウトですが
今回のは何となくクラシックだけど何に似てるかといえばいまいち言い辛い…という
ギリギリのラインだと思います。
というか全体の雰囲気をクラシック調にしただけで細部は完全にデジカメモードだと。
エッジを立てて、貼り革をモダンなものにするだけで一気に今風になるのでしょうね。

今の富士にもっともHOTなのがこういったデザインなのでしょうから
こういうものだと思うしかないでしょう(^^;)



メーカーこそ違いますがパナの作っていたLC1等にも雰囲気が似ています。
レンズのスペックも似ていますし(^^;)
ただ、こっちがより小さいのは褒めるべきでしょうね。

こっちのビデオを見ると小ささが分かると思います。
(外国の方が使っているので余計にかもですが…)


Fujifilm X10 Promotional Video




唯一残念なのはNDフィルターが内蔵式でないことですね。
いい天気でも開放がすんなり使えるようになるので
これは入れて欲しかったです。
GF2を買った理由がそのあたりにもあるのですが
高速シャッターが無理なタイプなら、その辺は加味して欲しかったです。
(GF2は小さいけど”一眼”なので1/4000と連写がちゃんと使えるのです)


いずれにしても国内発表と発売が楽しみです。

手持ちのカメラを処分したばかりですので買い足しは難しいですが
できることなら手元に置いて試してみたいカメラです。



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変化スル

2011年09月01日 13時23分59秒 | なべ日記(雑記)

携帯電話をいじっていると、
「昔とはずいぶん変わったものだ」と思います。


初めて持った携帯はデジタルですらなかったし、
当然通話しかできないものでした。

というか通話以外の機能がこんなに付くとは
1996年当時の私は思わなかったです。

電話機には違いないけど、もはや別物でしょう。
年月がたって変わったものは少なくないです。





同人も変わりましたよね。

私が同人を始めたころ(1997年夏)は
コピー誌が当たり前……………………だったと思う(笑)

同人誌=コピーしてせっせとおって…みたいなイメージが
ありましたもん(^^;)

そもそもクルマの小ネタをまとめた半まんが、半文章の本を
とりあえず出してみようぜ…的な軽いノリで
当時付き合いの会った仲間と一緒に申し込んではみたものの、
結局いざとなると全てを自分だけでやる破目になった…というのが
その始まりでした(^^;)

一番大変だったのが製本…というのが最初の思い出です。


当時、ぜいたくをして表紙をカラーにしたのですが
これだけは基本的に今まで継続しております。
(色つきの絵を描くのが好きなので、これだけは外せないのです(^^;))

今は当たり前になったカラー表紙も当時はぜいたく品。
逆に今の同人誌でカラーじゃない表紙の方が少ないのでは?と
心配になってしまいます(^^;)



当時はオフセット印刷って超ぜいたくで
基本的にはたくさん売れる大手さんだけのもの。
もしくは一世一代の覚悟でやるものでした。

また思い切って頼んでもうまくできるか微妙という噂もあり
なかなかに敷居の高いものでした。

私が初めて頼んだ時ってのは、それこそ
「当サークルの興廃、この新刊にあり」みたいな覚悟をしたもので
それ以来毎回新刊を出す度に「コケたら即引退」のような覚悟をしながら
原稿を出版社様に送り出しております(^^;)

今はずいぶん安く、そして安定した品質を
多くの人が享受できるようになりました
(ホントに今の印刷ってきれいですものね)
けれど…ついぞ10年前まではほとんどのサークルさんが
「家内製手工業」と言える手法で本をせっせと作っていた訳で、
そういった本ができるまでのプロセスを考えても
同人イベント自体の雰囲気が変わってきたことと無縁ではないような
気もします…(^^;)



今と昔の差といえば外せないのはパソコンとそのソフトでしょう。

当時は吹き出しの中などの文章も手描きが多く、
それが「同人誌の味、らしさですよ」という人もいました。
一部にワープロなどを使って写植をする人もいましたが
やはり少数派だったと思います。
私のまんがで初めて写植を使ったときに
「手書きの吹き出し文字じゃないんですね、残念です」って
言われたことを思い出します。


今はパソコンを使って…というよりパソコンだけで作業が完結する時代になりました。
ペンタブでしか絵を描いたことがない…という人も多いようです。


私が同人を始めた頃…ってのはデジタルによる彩色や作画が
同人においても出始めた頃だったと思います。
前衛的なクリエイターの方々のデジタルを使用した作品を拝見する時、
ペーパーの文章やお話を聞く度に「雲の上の話だー」と感じました。
当時よく見に行っていたケモノ耳娘のサークルさんとそのお仲間が
そういった方に先駆けた方々でして
憧れでしたよね…いろんな意味で。本当にいろんな意味で。


今は自分もカラー含めてデジタル移行中ですが
デジタル化には完全に出遅れた人間でして、
「コピックと絵の具でやれるとこまでやるー」と意地をはったのも
今となっては良かったのか悪かったのか(^^;)




手書きの吹き出し文字、手書きのタイトルロゴ、
絵の具やインク、ペンを上手に使ったイラストや漫画
手による製本。
そして手作り感ある小さいながらも「同好の士」が集うイベント。

昔のイベントって、そういうのもあって「手作り感」がすごく濃かったです。
良くも悪くも作品から「人の匂い」がするというか。
単にまんが…ではなくまんがに纏わる手工業、リアルタスクが
そこにあった…というのは言い過ぎでしょうか?

商業誌には無い「作り手の匂いや雰囲気」を感じられるというのが
当時の同人誌の立ち位置だったと思います。
即売会であると同時にそういったものを愛好する人々の交流の場でも
あったと私は思っています。

今はそれに比べたらホントに「本の即売会」になっていると思います。
本の評価軸が商業誌を見るものと同じか、極めてそれに近いものに
なってきているんじゃないかと思います。


パソコンが入ってきた今でも、まんがや絵は今でも立派に手工業ですが
(パソコンがあるからといって、勝手に絵やまんがが出来上がる訳ではないので)
評価する立場に立った時に書き手も読み手も
「モノとしてどれだけ優れているか」をプライオリティにしている気もします。
昔の同人のように「作品だけでなくそこにまつわる人の行為を楽しむ」ものから
純粋に作品だけで評価される今に移り変わってきたのだと思います。


上記誤解しないでくださいね(^^;)
今の同人も悪くない…というか自分も明らかに今の同人の人ですし
今の姿はそれはそれで純粋に…純化された世界だとも思うのです。
あくまで過去と今の比較を自分視点で述べただけです。



今の私の同人活動も、携帯と同じく今風になっています。
(絵柄は今風じゃないですけど(爆))

コピー誌、もうずいぶん長いこと作っていません。
結果としてコピー誌かそれに準ずる造りになったことはありますが
コピー誌を前提にした本作りは絶えて久しいです。

絵作りもパソコンを中心としたものにシフトしています。
手でカラーイラストを描く…なんてのもしばらくしていません。

本もオフセットがメインになりました。
また見ていただくスタンスとしても「先ずは作品で」的な部分が
自分の中にも大きくなってきたと思います。




昔を懐かしむのは良いとしても、
「やっぱり昔の方が良かった」とは言いたくないし言う気もないです…。
実際今を楽しんで、その恩恵を享受している身ですし(^^;)

ただ、昔を振り返ってみることで自分や自分たち、そして他の人が
どういう風に歩いてきたかが分かりますし、
これから何所へ進むのか…それが分からぬまでも道標にはなってくれると思います。




ここまで書いて自分への道標としたいこと。

「人の匂いのする作品を志向せよ―」

時代が変わっても、スタイルが変わっていっても
わたなべやすおのパーソナリティをきちんと中に残したものを…
それは見て分かる表の内容ではなく、作品の奥底に常に眠っていて
読み手の人が触れたいと思った時にすぐに触れられるものとして…

そして
「時代が変わっても交流を大事にし続けるべし」
やはり人と人との交わりは大事にしていきたいです。

もちろん良いことばかりではないし、
必ずしも全てと分かり合えたり共有できる訳ではないのですが
そういった姿勢は古臭いといわれても大事にしていきたいです。





携帯電話、確かに大きく変わりました。
でも…どんなに変わっても機能が増えても…電話機は電話機です。

電話機のように時代に合わせてスタイルが変わっても
その根底はそのままのものでいたいし、
電話機のようにスタイルの変化が時代を変えるような存在であることを
いつまでも目指すような身でいたいものです。



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