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「日本一危ない国宝鑑賞 三徳山」
と大書した大判ポスターがかけてあった。
傍に、「投入堂へは、登山です」と注意書き。
「登山靴、スニーカ以外の履物の方は、入山禁止」
(わらぞうりを500円で売っていた)
当然、ズボン着用者のみ、入山許可。
登山者名簿に住所・氏名・年齢・出発時刻を記入、
下山時「下山時刻」を必ず記帳するように言われた。
この記入をし忘れると、
「捜索隊を出す」事になると脅かされた。
入山料の志納金200円を納め、「輪袈裟」を貸与された。
道のり700m、片道1時間、往復1時間半と表示されていた。
思いのほか厳しい、
「木の根っこすがりつき」登山であった。
(軍手は、必需品)
くさり坂を登ると「文殊堂」、
少し上に「地蔵堂」があり、
清水の舞台のように、大山方面が遠望できた。
吹き抜ける、さわやかな秋風が、気持ちよかった。
さらに登ると、岩山のくぼみの中に「観音堂」があり、
間もなく目的の「投入堂」に着いた。
参拝者は、平日ゆえ、六十代と二十代が大半。
全員、修験道の「行」を達成した満足げな顔つきであったのが印象的。
22日(日)護摩法要と
29日(日)投入堂落成法要
で賑わうとの事であった。