多くの人達が、肌身離さず持っているものは、携帯電話である。
電話はもとより、メール・写真・・・など、
非常に便利な機能が満載されており、便利この上ない機器である。
中国旅行で、同行の人が、日本の奥さんへ携帯電話でメールを送っていた。
世界中どこからでも、通話とメールが可能とのこと。
とんでもない時代がきた。
このとんでもない機能が、人命救助に役立つとは思いもかけなかった。
先日、親戚を尋ねた、そこでの伝聞である。
お隣の一人暮らしの奥さんは、娘さんよりGPS付の携帯電話を持たされている。
娘は、一定間隔で、携帯電話の位置を計測し、行動が認められれば、元気であると判断するという、遠隔監視を行っている。
ある日、数時間全く移動を生じなくなった、娘はご近所の人に電話をし、様子を見てもらった。
そのご婦人は、病気で失神状態にあり、直ちに救急車で搬送、一命を取り留めたとの事であった。
あるクラブで、この話をしたら、
携帯のGPSには、そんな精度はない筈と言う。
そこで、某携帯電話の店で、聞いてみた。
GPSの精度は、一番条件が良いときでも、せいぜい50m弱の移動を検知できる程度との事。
家の中の移動は、検知不可能であろうとのこと。
この話には、多少誇張などがあったのかもしれない。
ただ、携帯の高齢者や児童の遠隔監視機能が、今後一層充実していくようであった。
色々な使い道を、考えつくものである。
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