毎木曜夜8時から1時間半放送の「わが人生に乾杯」からの伝聞。
出演者;「米長邦雄」氏(63)(元)将棋名人・(現)将棋連盟会長、
司会;山本 晋也 他
かつて、人生相談の名回答者と謳われただけのことはある、
ウンチクのある名言の連続であった。
強く感銘を受けた幾つかを、箇条書きにしてみた。
1. 七十代の青春;
七十代では、ときめく恋をするのが夢。
女性にモテル男でいたい。(自分を磨きたい)
2. 好奇心;
六十を過ぎると、男は、何をしていいか分からない不幸な人が多い。
少年の頃の好奇心を持ち続けたい。
3. 男と女;
男は、七十を過ぎると、あらゆる面で若い頃と比べ下回っていることに気づく。
(収入・地位・名誉・体力・・・)
女は、七十で個展を開く目標が持てる。
女性は、ワカラン、カミサンでも「日々新た」である。
4. 六十;
六十までの人生は、人に勝つ人生。
六十過ぎの人生は、人に勝たせる人生。
5. 勝利の女神;
正しいかどうかではなく、
「笑いがあるかどうか」、「謙虚さがあるかどうか」で勝利の女神が微笑む。(明るさが大切)
6. 本物;
パソコン将棋は、三流(プロとアマの境界レベルの人)を促成栽培する。
(CGが実写に及ばない、まがい物と同じ・・・山本氏談)
デジタルは、無駄がない(効率的過ぎる)、
間(ま)がない「間抜け」しか育てない。
アナログには、無駄と間がある。
本物は、アナログで教育すべし。
長いトーク番組を、寝ぼけた頭で、聞き書きした。
多少の誤りは、お許し願いたい。
短く箇条書きにしたので、分かりにくい点も多々あろうと思うが、
読者に一言なりとも共感・感銘をいただければ、幸いである。