NHKの「ためしてガッテン」と言う番組での話。
「たった2週間で長年の不眠の悩みも解消できる秘策の数々を大公開します」とあった。
長いので、前編・後編の2回に分けて、掲載します。
前編;時差ぼけ解消・体内時計リセット対策
人(全ての動物)には、細胞の数だけ体内時計「時計遺伝子」が在る。
全体を統率する親時計は、脳の時計。
第2の時計は、胃袋。残りの時計は、全身に分布。
親時計が、体全体のそれぞれの時計を、調節するはずなのだが、
不摂生や老化などが原因で、親時計と子時計が、ばらばらに時を刻むようになる。
朝起きて光を感じると、脳の親時計は自分のずれを、世の中の機械時計に合わせてリセットし、
その時刻を全身の時計に伝へ、全体内時計のリセットをする。
また、小生のように、超早寝―超早起きの場合には、正常な人に比べて、
数時間体内時計が全体的にずれているのだそうである。
こうした睡眠障害は、いわば「時差ボケがずっと治らない」状態。
この場合は、高血圧・心臓病・糖尿病・がんなどの病気や、うつ、認知症の危険性まで高まるのだそうである。
大変怖いことばかりである。何とかしなくては、と思った。
それで、次のことを、まじめに実行することにした。
経過日数が少ないので、その成果は、定かでない。
対策その1;
体内時差ボケを防ぐポイントは「朝起きる時間を同じにする」
体内時差ボケが進行する原因としては、
夜に強い光を浴びるだけでなく、
[1] 休日の寝だめ、
[2] 朝の二度寝、
[3] 1時間以上の昼寝、など。
脳の親時計がリセットされるように、朝の起床時間をなるべく同じにすること!
昼寝をするなら30分以内で短めに!
対策その2;
「“起きたら食べる"で体内時計をリセット!」
「機械時計、脳の親時計、腹時計」の3つを合わせる秘策
朝の光で「機械時計」に合わせて「脳の親時計」をリセットします。
さらに「朝食を食べる」ことで、
同時に、第2の時計である「腹時計」もリセットすれば、
3つの時計を同時に合わせることができると言う。
明日の記事では、TV実験結果などを、後編として、ご紹介する。