NHK TVで、「お金の色分け」について教えてもらった。
定年を迎える世代に対する、財産管理要領を判り易く解説していた。
色分けとは、次の三種類に分類することであった。
*緑色のお金;
年金に上乗せし、生活に「潤い」をもたらすためのお金。
*黄色のお金;
病気や不慮の災害、住宅の修築など、いざというときに備えるお金。
*赤色のお金;
将来もっと豊かに暮らすために増やすお金。
原本割れのおそれがあっても、より高い利率を期待して運用するお金。
中年の女性フィナンシャル プランナーであったが、面白い考え方を紹介してくれた。
年金だけでは、潤いのある生活は出来ない、年金は、生きてゆくに必要最小限の金額に過ぎない。
この番組では、65歳から毎月10万円を年金に上乗せして、潤いのある生活をしようという場合について試算していた。
(75歳を過ぎると、潤いを必要とするほどの元気さはなくなる、と思っているようである)
65歳の誕生月から10年間、毎月10万円を年金に加算すると仮定すれば、必要な資金は、次のようになる。
10万円x12ヶ月x10年=1200万円
これを、退職金やそれまでの蓄えから分離独立させ、「緑の資金」として、安全な運用をしつつ、生活費に加算して行けという風に理解した。
生活の質的な向上を図るための、ひとつのよいアイデアであると感じた。
金銭感覚に欠け・お金に関して疎いのであるが、この機会に本気で考えねばと思った。