地下鉄2号線に平行して東西に走る路が南京東路である。
地下鉄の南京東路駅と人民広場駅の中間地点に東亜飯店と呼ばれる我々の泊まったホテルがある。
二星ながら結構安くてまあまあのホテルであった。最大の利点はなんといっても立地条件といえる。
このホテルを起点にして、てくてく歩きと地下鉄を利用すると主要な観光地をカバーする事ができる。また 南京東路は終日歩行者天国で車に轢かれる心配は皆無である。
早朝の散歩は、人通りの少ないこの路を往復するだけも充分であるが、西方向に10分ほど歩き地下鉄の駅を過ぎると人民広場に着く。
ここは朝の散歩に格好な場所であった。 この広場は、沢山の人達が太極拳やウオーキングなど様々の日課をこなしている場所でもある。
今回は、太極拳見物に往復した人民広場までの10分間ほどの様子を、午前6時から7時くらいまでの早朝の時間帯について報告する。
大通りを後ろ向きに歩く人(なにか特別の健康上の効能でもあるのだろう)、バトントワラーのようなグループのダンスのようなものや、とりわけ有名な中国の早朝ダンスなどを見かけた、本稿では、10月3日に続いてダンスに絞って報告する。
単調なリズムを取るだけのダンス音楽でなく、ワルツやタンゴやチャチャだったらどんなに良いかと思ったのはと小生だけだろうか。
<!-- 早朝の南京東路 -->