12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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インフルエンザ最新対策

2009年02月07日 05時40分06秒 | Weblog

 NHKためしてガッテン緊急生放送! インフルエンザ最新対策(2009年2月4日放送)とあったので、これは大切な情報だと見た。

「発症率が10分の1になったと言う予防法」は、意外にも口腔ケアだった。

デイケアのメニューを見ると、口腔ケアが処方されている、何で口腔ケアなのかと思っていたが「口の中の細菌を減らすため」に口腔ケアがあるのだった。それではいかなるケアをすればよいのか抜書きする。

“基本は、普通の歯磨きを丁寧にやるという感覚で。 ペンを握るように軽く歯ブラシを持ち、歯ブラシの面を歯の表面に垂直に当てる。

とくに歯と歯のすき間、歯と歯肉の境目に住み着く細菌を掻き出すイメージで、力を入れすぎず、小刻みに歯ブラシを動かして磨く。(歯間ブラシを使うのも効果的)

舌の上にも非常に多くの細菌が付着しているので、歯ブラシを舌の表面に優しく当てがい、奥から手前に向かって力を入れずに動かして、舌の表面を磨く。(痛い場合は、歯ブラシをガーゼでくるむか、市販の舌ブラシを使うのもよい)

最後にうがい液などで頬の内側など、口の中全体をしっかりうがいして、細菌を洗い流す。

“ 更に、この番組の記事から要点を抽出しておく。

 1. 高熱だけではインフルエンザではない! 
「38度以上の高熱が出たらインフルエンザと判断する」と思っていたが、日本臨床内科医会の調べによると、38度を超える高熱が出なかったにもかかわらずインフルエンザだと診断された人は、成人では2割、高齢者では5割近くにものぼる。

恐ろしいのは、熱のないインフルエンザにかかった人が、知らず知らずにインフルエンザを撒き散らしていることである。高熱が出ていなくても風邪の症状が出たら病院で検査を受ける必要がある。

2. ワクチンは1回か2回か?
インフルエンザワクチンは3種類のウイルスのワクチンが混合されているので幅広く効果がある、しかも何度も打つ必要はない、成人であれば一回で良いという。

3. タミフルは効くか?
実験室では、タミフルが効かない耐性ウイルスが確認されているが、臨床の現場では、依然としてタミフルの効果があると言う。

吸入式の特効薬リレンザは、現在のところ、3種類のウイルスどれにも効果があるとされるので、リレンザを服用できる場合は、そのほうが効き目は確実。しかし、吸い込む力の弱い幼児や高齢者には使いにくい場合があり、医療機関によってはリレンザが手に入りにくい場合もあります。

そうした場合には、タミフルの服用も有効な手段。治療の現場では、タミフルが効きにくいはずのAソ連型に感染した患者さんにタミフルを投与したら、効き目があったという実例もある。

ただし、タミフルもリレンザも、発症してから48時間以内に服用する必要がある。

4.「家庭内感染を防げ!」
1回くしゃみをすると、60万個以上の飛まつ核が長時間浮遊し続け、12時間くらいは感染力が残る、このため家庭内でも、患者を隔離するなどの慎重な対策が必要。

自宅で感染拡大を防ぐ対策のポイント
a.基本的には患者を隔離し、健康な人との無用な接触を避ける。
b.患者がいる部屋の定期的な換気を心がける。

c.看病役をワクチン接種した人など1人だけに限定し、看病する人もマスク・手洗いを徹底する。
d.熱が下がってもウイルスはまだ体内にいるため、感染拡大を防ぐためには、投与されたタミフルやリレンザは、熱が下がっても飲みきる。

5. 肺炎対策が大切!
インフルエンザが重症化して亡くなる方は、インフルエンザそのもので亡くなるというよりも、同時に細菌性の肺炎などに感染して亡くなる方が大多数。

とくに高齢者の場合は、肺炎を予防するワクチン(肺炎球菌ワクチン)もあるので、事前に接種しておくのもひとつの方法。
(肺炎球菌ワクチンとは、1回接種すると5年以上免疫効果が持続するとされているが、安全性のため、日本では一生に一度しか接種が認められていない。また、数に限りがあるため、接種を希望される方はお近くの医療機関に接種が可能かどうかご相談下さい。)

6.「発症率が10分の1に!意外な予防法」
歯磨きや舌磨きの指導を行ったところ、インフルエンザの発症率が10分の1に激減した。

鼻からのどにかけての粘膜はタンパク質の膜で覆われているため、ウイルスはなかなかくっつくことができない。

ところが口の中の細菌が出す「プロテアーゼ」という酵素がこの防御膜を破壊することで、ウイルスがくっつき、細胞内に侵入できるようになると考えられるのです。

なぜ口の中をきれいにしておくと、インフルエンザにかかりにくくなるのか? 
口の中には、インフルエンザウイルスの感染を助けると考えられる細菌以外にも、唾液に混じって気道に入り、重症の肺炎を引き起こす細菌なども多く住み着いている。

そのため、日頃から口の中をきれいに保ち、細菌を除去しておくことが、幅広く危険な感染症を予防する対策として有効。

以上でほぼ、お分かりいただけると思うが、詳しくお知りになりたい人は、
下記のURLよりNHKのサイトをごらん下さい。 http://www3.nhk.or.jp/gatten/archive/2009q1/20090204.html