椿 2009年02月28日 07時32分44秒 | Weblog 今日は快晴の朝を迎えることが出来た。数日降り続いた暖かい春の雨は、まったりと柔らかく気持ちをゆったりとする。 椿落ちてきのふの雨をこぼしけり 蕪村 また一つ椿落ちきて本降りに 吉見ふじ江 椿見て一日雨の加賀言葉 森澄雄 更に雨に濡れた隣家の庭を写してみた。山茶花の葉の上にとどまる丸い水玉や、松の細長い葉に鈴なりの水玉、更に、草の茎にまるで小さな透明の葡萄のような雨粒が見えた。 歳時記でこのような光景を詠んだ句はないかと探してみたが、適当な句を見つけることが出来なかった。