桂林編に続きいよいよ今回からは、西安編となります。
桂林観光の後、かつての長安と呼ばれた中国の古い都西安に飛んだ。弘法大師や多くの遣唐使たちがこの都を闊歩したのであった。
桂林が自然を楽しむところだとすると、西安は中国の古い都の歴史を見物することが観光の中心であった。
西安は周囲を城壁に囲まれた町である。従って、東西南北それぞれに幾つかの門があるが、そのうちの西門(安定門)を訪れた。門は二重になっており、それらの二重の門の間に広場があった。
そして門に連なる城壁上に作られた道の幅は、馬車や戦車でも通れるほどの広いもので、敵がどちらから攻めてきても直ちに迎え撃てるように作られている。
この西門は、シルクロードの起点、すなわち出発点でもありゴールでもあった。
ヨーロッパを代表として、多くの城壁に守られた街を世界では目にするのだが、日本の街は世界の例外なのだろうか、城壁をもたない構造になっているのが、なにに起因しているのかなと思った。
追伸;SKIさんへ 6月は桂林にご夫婦で旅をされたそうですね。YNDさんからお言付けを頂戴しました。ご丁寧にありがとうございます。
<!-- 西安 安定門(西門) -->