Vista 32bitとWin7 64bitをDual Modeにしてから1月が経過したので、Win7 64bitを中心に使用感なるものを書くことにした。結論から言えば、Win7 64bitは、軽快でよく動きすばらしいの一言である。
1.ハイビジョンビデオ編集;
以前のVista 32bitでは、大変苦労したビデオ編集が、Win7 64bitでは多少不満足な動きをすることもあるが、小生が必要とする編集機能はほぼ満足されている。
結論から言えば、たいていのハイビジョン編集作業は、Win7 64bit 4GB RAM+Adobe Premiere Elements7でそこそこ作業できる。
(RAM=8GBにupしたいのだが、5から10万円の投資が必要なので、もう少しRAMが安くなるまで我慢中である)
Adobe Premiere Elements7でハイビジョン編集中に、必要に応じて同時OpenOffice(freeのワープロソフト)+インターネットで調べ物(IE8)+Adobe PhotoShop Elements7(写真編集ソフト)+スキャナーなどを複数立ち上げても作業可能になったのは実に便利で有難いことである。
(Vista32bit+Adobe Premiere Elements7では逆立ちしても無理だった)
2.64bitとドライバー;
小生はそれほど沢山の機器を接続して使用してはいない。次の機器を日常的に接続するのみである。
a.外付けHDDx4台;古いHDDもあるがdriver問題はないようで順調に読み書きできている。
b.プリンター;Canon BJ F360という古い機器であるが、インターネットからdriverをinstallすれば順調に動いている。
c.スキャナー;Canon CanoScan LiDE 500Fというこれまた古い機種であえるが、ドライバーとソフトをinstallすれば問題なく使用できている。
d.デジカメとビデオカメラ;現在手持ちの物は4から5年前の機種であるが、問題なく接続して使用出来ている。
このような状況から考えると、 Win7 64bit のドライバー問題はあまり大きくないような気がしている。だいぶ64bitが世界に浸透してきた感がある。
Win7 64bitは実に軽快に作動する優れたOSだと思っている、大変便利になったと実感している。
*小生独自の問題点;
Vista 32bitが止められない訳がある、それは購入ソフト代を低減するためにpre-installされたソフトを採用したことである。
例えば、TV視聴・録画機能はVista 32bitでしか動かないといったことである。
この例のようにpre-installされたソフトでは、Win7 64bit側にはinstallしようがないので、どうしてもVista 32bitに切り替えて使用する手間が残ってしまうのである。
またVista 32bitでTV番組を録画したDVDを、Win7 64bitで再生しようとしてもうまく動かないのである。Vista 32bitに切り替えれば見えるので、対策を早急にする必要があるわけでもないのだが、それでも不便である。(おいおい検討しようとは思っている)
注記;
Dual Modeは、それぞれのOS毎の2台のマシンが1台の中に存在するという構成である。
したがって、ソフトはそれぞれのOS毎にinstallする必要がある。このため、小生の場合には上記のようなややこしい現象を経験することになったのである。
最小限に追加投資を抑えようとすれば、このマシンを廃棄するまでこの二重のモードを継続することになるかもしれないのである。
これがいやなら、必要なソフトを別に購入し Win7 64bitにinstallすれば簡単に解決するのだが、ちょっとの手間のために高額のソフトを購入するのも癪なのである。