台湾最大、そして最も美しき湖……日月潭
霧が出ると水墨画のような雰囲気になる日月潭
朝夕には霧が立ちこめることもあり、日の出の美しさは格別。
こんなキャッチフレーズが見事に表現しているのである。
正直言って、良い所に来たと感じた場所だった。
「WIKI」からその概要を引用しよう。
日月潭は「国立風景区」に指定されており、人気の観光地となっている。日月潭から見る夕日は特に美しいと言われ、また「双潭秋月(日月潭で見る秋の月)」は台湾八景のひとつに数えられている。
湖の周りには8本の遊歩道があり、文武廟や慈恩塔などのいろいろな名所を回ることができる。また、約39kmある周回道路は、サイクリングや貸しバイクによるツーリングに適している。
湖上には、遊覧船が運航されている。手こぎボートの貸し出しもあり、湖の上からも風景を楽しむことができる。
また、台湾ではめずらしい魚が多数生息しているため釣り場としても有名である。
参考;
日月潭の由来;日月潭は湖の西側に浮かぶ拉魯(ラル)島を境に東が太陽、西側が三日月の形に似ていることからその名が付けられた。
ちなみに「拉魯(ラル)」とは原住民サオの言葉で祖先の霊が眠る場所という意味です。
繁体字: 日月潭
簡体字: 日月潭
拼音: Rìyuètán
発音: リーユエタン
英文: Sun Moon Lake
周囲長 37 km、最大水深 27 m、水面の標高 748 m
日月潭(にちげつたん/じつげつたん)は、台湾南投県魚池郷に位置する湖。台湾で最も大きな湖である(ダム湖を除く)。
湖の北側が太陽(日)の形、南側が月の形をしていることからこう呼ばれる。略称は明潭(みんたん、日と月の合字で明)。
日本統治時代 (1918年) に、当時台湾総督だった明石元二郎と高木友枝率いる台湾電力株式会社が水力発電所を建設するため、台湾で最も長い川である濁水渓から地下導水路で水を引く計画を立案。
翌年台湾電力株式会社を設立し建設を開始するが、途中資金不足や関東大震災による影響などで計画は中断。1928年に松木幹一郎が台湾電力社長に就任したことにより計画が再開され、1934年6月にダム湖と発電所が竣工した。結果、湖面の面積は4.55km²から7.73km²に拡大した。
この発電所は、戦後1948年7月に「大観水力発電所」となり、現在、発電量は台湾の水力発電全体の半分以上を占めている。
また日月潭周辺は台湾原住民のサオ族(邵族)の居住地であり、日月潭に浮かぶラルー(拉魯)島はサオ族の祖霊が宿る場所(聖地)とされている。
1999年に起きた台湾大地震で島の面積が縮小し、月下老人の像が押し倒されるなど大きな被害が出たため現在復興工事が計画されている。