
(右側が、USB3.0)

(上側にUSB3.0、下側がUSB2.0のHDD、
下に雑誌を敷いている)
次の名称のHDDが到着した。「BUFFALO USB3.0 外付けハードディスク 【Wii U動作確認済み】 PC/家電対応 2TB HD-LB2.0TU3/N ¥ 9,780 」、 なんと早くも1万円を切っている。
小生の用途はありきたりで、パソコンのback-upとVideoと写真の保存である。
早速、PCのバックアップを試みた。表示上120GBのデータが、新しいHDDに転送されていた。所要時間は、約1時間とかなり短くなった。(USB2.0の時は、2.5時間くらい。)・・・マーこんなものかと、納得。
ところが、驚いたことに木製の机上に置くと、HDDの発する振動と共鳴するようでとても我慢ならない音がするのだった。
それで、苦肉の策としてこのHDDの下に分厚く重い本を数冊敷いて、防振効果を狙った。これでどうにか雑音は減少し画面できるレベルになった。・・・やれやれ!
参考; インターネットで実効スピードの情報を探してみた。
A. USB3.0はUSB2.0の10倍速い?
USB3.0とは、現在幅広く普及しているUSB2.0の後継として策定されたUSBインターフェース規格のこと。データ転送速度はUSB2.0より約10倍速く、給電能力もパワーアップしている。
USB3.0のデータ転送速度は最大5.0Gbps。USB2.0の最大データ転送速度は480Mbpsなので、約10倍速い。ただし、これは理論上の最大速度で、実際の速度は接続機器(外付けハードディスクなど)の能力により決まってくる。
USB3.0の給電能力は900mA。USB2.0は500mAだったので約1.8倍上がっている。USB2.0では動作しない、あるいは安定して動作させるのが難しかった大きな電力が必要な周辺機器でも、USBバスパワーだけで駆動できるようになる。
・・・小生の場合には、「外付けブルーレイ読み書き装置」に、USB3.0経由で給電している。

(手前の紙が貼ってあるのが、ブルーレイ読み書き装置 下に本を敷いているのは、USB3.0のケーブルが短いからである))

(ブルーレイ装置、ノートパソコン用のためか ケーブルが非常に短かった)
B. USB2.0/1.1との互換性は?
USB3.0は、USB2.0/1.1と後方互換性がある。
パソコンのUSB3.0端子に、既存のUSB2.0/1.1対応の機器を接続しても問題なく使える。ただし、この場合はUSB2.0/1.1に準拠した転送速度しかでない。逆に、USB3.0対応の周辺機器をパソコンのUSB2.0端子に接続しても使えるが、この場合はUSB2.0に準拠した速度しかでない。この点には注意が必要だ。
接続ケーブルもUSB3.0に対応したものが必要だ。つまり、USB3.0の転送速度を発揮するには、パソコン、周辺機器、接続ケーブルのすべてがUSB3.0に対応している必要がある。USB3.0対応のUSB端子は区別するために内部を青くすることが推奨されているので、これが目印になる。
C. テスト結果
USB2.0に比べてUSB3.0の方が1.8~2.5倍速い。・・・小生の実感と近い!
USB3.0の外付けハードディスクの実売価格とUSB2.0の平均価格差は小さい。2倍前後の速度差が出ることを考えると、せっかく購入するのなら将来USB3.0対応パソコンを購入したときのことを考えて、USB3.0対応ハードディスクを選んでおくのがおすすめだ。