12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

生け花と友人

2010年09月15日 06時10分26秒 | Weblog

同窓生が関与している生け花のホームページがあることを知った。この会の沿革は、次の通りである。

 IKEBANA INTERNATIONAL was founded by Mrs. Ellen Gordon Allen in 1956 with its motto "Friendship through Flowers", and has grown to have 8,500 members at 165 chapters in 60 countries all over the world.

excite翻訳;(原文の英語の出来が良いのか、すんなりときれいに翻訳できた)

 IKEBANA INTERNATIONALは1956年に「花を通した友情」というモットーでエレンゴードン・アレンさんによって設立されて、8,500人のメンバーが世界中の60の国に165の支部にいるようになりました。

長年の外資系勤務経験と日本人離れした英語力に加え、コンピュータにも精通しているので、ついに独立し色々な事業始めたのだが、その一つにホームページ製作・管理もある。

コンピュータ技術者で格調高い英語が出来る人はそれほど多くはない。正調の英語でホームページを製作できる数少ないホームページ製作者だと思っている。

生け花インターナショナルのサイト:生け花に興味のある方はぜひご覧頂きたい。
本部(Headquarters):
http://www.ikebanahq.org/  ・・・英語版

東京支部(Tokyo Founding Chapter):http://www.ikebanatokyo.or.jp ・・・和英併記版

 

 


ウイルス対策ソフトについて

2010年09月14日 05時09分59秒 | Weblog

難しい言葉が多くてよく判らないことの一つにこれがある。それでウイルス対策ソフトの機能としてどんな機能が必要なのか、小生の勉強のために調べてみた。次の6項目のようである。(Nortonの宣伝記事から引用した)

「総合ウイルス対策に必要な機能」
1.ウイルス対策
2. スパイウエア対策
3. ポット対策(これがよく判らない)

4. 個人情報流出防止対策
5. 不正侵入防止対策
6. フィッシング対策

これだけの機能を備えたソフトは有料のウイルス対策ソフトでないと手に入らないようである。

これに対して一部の安価な有料ソフトや無料のほとんどのソフトは「アンチウイルス対策ソフト」と呼ばれる。この機能は、主として次の2項目である。
1.ウイルス対策
2.スパイウエア対策

Microsoft Security Essentialsという無料ソフトの説明や注意点などがあったので引用した。基本的には、アンチウイルス対策ソフトを使用する場合には、別途OSやインターネットエキスプローラ(IE)で補うことをすれば、十分な機能となるという。

 a. ウイルス感染を防ぐ
b. スパイウエアを防ぐには、
a とbの二つは、Microsoft Security Essentialsが実行する。

c. フィッシングサイトを見抜くには、IE8(Internet Explorer 8)とする必要があり、
d. 不正侵入を防ぐには、Windowsファイアーウオールを有効にする必要がある。

e. また、総合的な安全性を維持するためには、Windows updateを定期的に実行する必要がある。

これらについての判りやすい説明は、次のURLをご覧頂きたい。大変素人判りする説明である、ぜひこちらを一読いただきたい。
(無料のMicrosoft Security Essentialsとはいえ“天下の”というか“世界の”マイクロソフトである、信用できるはずである)

http://www.microsoft.com/japan/protect/iss/1stperiod.mspx

安全性確保は最重要課題だが、これと共に有料ソフトに要する費用の節約も大切である。更によく調べて次に有料ソフト更新時に、自分に適した賢い方法を見つける必要があると考えている。


贅沢と駱駝

2010年09月13日 05時19分04秒 | Weblog

暑い夏に自然とシルクロードが浮かんだので、陳舜臣著「シルクロード旅ノート」徳間書店(1991年)を紐解いてみた。シルクロードといえば駱駝が連想されるのだが、この本の記述ではさらに小生の発想より一段と飛躍した一文があった。

「駝峯熊掌(だほうゆうしょう)」とは、駱駝のこぶと熊のてのひらが、古来より贅沢なご馳走とされてきた。この「駝峯」については、杜甫の「麗人行」という詩に
「・・・むらさきの駱駝のこぶがみどりの釜からとり出され、水晶の大皿に白身の魚が盛り付けられる・・・」という情景を詠んでいる。

楊貴妃一門の奢侈をテーマにしたものだが、安禄山の大乱のひとつの引き金になったものに駱駝のこぶがあったとは、大変な驚きだった。

 次のような[満足]と[幸福感]とは異なるという研究結果が古来より判っておれば、贅沢に起因する不幸や悪政や紛争・戦争等がいくらかでも防げたはずだったがと残念に思ったのであった。

 2010年9月7日 読売新聞に、「高収入で満足は得られるが、幸せになれるとは限らない(年収630万円で幸福感は頭打ち)…米学者ら発表 」という記事があった。

 記事詳細; 
【ワシントン=山田哲朗】収入が上がるにつれ生活の満足度は上がるものの、必ずしも幸福感が増すとは限らないとする調査結果をダニエル・カーネマン米プリンストン大教授らがまとめ、米科学アカデミー紀要で7日発表する。「幸福は金で買えない」という通説を裏づける報告と言えそうだ。  カーネマン教授は、米国人45万人以上を対象に調査会社が実施した電話調査のデータを基に、年収と幸福の関係を統計的に分析した。暮らしに対する満足度を10段階で自己評価してもらう「生活評価」の数値は、年収が増えるにつれ一貫して上昇した。  しかし、「昨日笑ったか」「昨日悩んだか」などの質問で測る「感情的幸福」の度合いは、年収7万5000ドル(約630万円)前後で飽和、頭打ちになっていた。教授は「高収入で満足は得られるが、幸せになれるとは限らない」と結論している。


心に残る秀句

2010年09月12日 06時07分26秒 | Weblog

「小説の周辺(藤沢修平)」1990年1月、文春文庫発行のエッセイ集に俳句を取り上げているものがあった。その中に「心に残る秀句」と題する一文がある。

その中から藤沢氏が取り上げている句を引用してみる。

* 芋の露連山影を正しうす
* くろがねの秋の風鈴鳴りにけり

 二句とも飯田蛇笏の句である。蛇笏は山梨県生まれであるから、気高く・神聖な山々を見る機会がたっぷりあったのだろう。しかし藤沢修平氏は山形生まれなので、気高く・高い神聖な山を見て育った経験が無いため「芋の露連山影を正しうす」をすんなりと理解できなかったと書いていた。

それでも、「・・・すぐれた句ほど、多様な想像をゆるす普遍性をそなえているわけで、格別こだわる事柄ではないだろうと・・・」達観していた。

岡山県の海に近いところに住んでいる小生も同様で、神聖な高山などにはあまり縁が無く、この句は理解に苦しむところがあったのも、藤沢氏と少し似ているようであった。

上手く解釈できない句であっても、それなりに心に残る句があるのである。これも名句というのだろうと自分なりにガッテンしているのである。

追記;
生来の出不精に加え今年の夏の暑さと目の不調から、ほとんど(全く)俳句を詠むための外出をしなくなった。当然作句数が激減した。
先日図書館に数回通って、本日の句会の必要句数をようやく確保できた状態である。
(最近の図書館は、節電の為軽く汗ばむほどの室温設定であるが、それでもテンカラ干しの戸外よりマシであった)


堂々巡り

2010年09月11日 05時28分10秒 | Weblog

先日藤沢修平作品をまだそれほど沢山読んでいないことに気がついたと書いたし、これから出来るだけ沢山読んでみたいとも書いた。それで文庫本読みから方針を変更して藤沢修平全集を借りてきて読み始めた。小生は寝転がって読む時間が長いので、重量のある全集は実に手がだるくて困るのだが、これもしょうがないと諦めて読んでいる。

藤沢周平全集 1990年代前半頃に文芸春秋社より増刷版として発行されたもので、全二十数巻あるのが図書館で見つかった。根強い人気があるためであろう何冊かが貸し出しで歯抜け状態となっていた。そのうちから、15・16と18巻三冊を借りてきた。

15巻;「闇の傀儡師(かいらいし)」と「春秋山伏記」の二つの長編

16巻;「隠し剣孤影抄(隠し剣鬼の爪他多数)」と「隠し剣秋風抄(酒乱剣石割り他多数)」および「たそがれ清兵衛(たそがれ清兵衛他多数)

18巻;「よろずや平四郎活人剣」

藤沢作品全てが、ちゃんばらではない、小生の好みが、ちゃんばら故このような選択となったのである。アラ古希になっても相変わらず、ちゃんばら好きで進歩が無いが、一生堂々巡りでも良いではないかと割り切っている。


ウイルスバスター2011クラウドのこと

2010年09月10日 04時52分47秒 | Weblog

先日、Nortonのことを書いたので、次女のパソコンに入っているウイルスバスターについても書くことにした。こちらも2011年版に無償upgradeできると言うので早速実行した。

新しいソフトの名前は「ウイルスバスター2011クラウド」というのである。クラウドコンピューディングの原理を応用しているらしく、軽く高速で動くようである。

試しに、元の2010年版と2011年版とで、完全ウイルスチェックを行ったところ半分近い時間で完了した。処理速度はかなり高速になったようである。ウイルスに対する安全性は信じる以外にないが、これもそれなりに改善されているのだろうと信じている。


海坂藩のこと

2010年09月09日 06時56分02秒 | Weblog

「小説の周辺(藤沢修平)」1990年1月、文春文庫発行のエッセイに俳句を取り上げていたものがあった。その中の俳誌「海坂」について書いてあった。

沢氏は、ある時期数年間、俳句を詠んでおられたことあり、俳誌「海坂」の読者であり、また投句者でもあったりしたようだった。

氏の小説には「海坂藩」が舞台になるものがあるが、この藩名の由来はどうも俳誌「海坂」ではないかという気がしているのだが、如何なのだろうか?


種はつきまじ

2010年09月08日 06時51分14秒 | Weblog

XPマシンのRAMを増強し長く使う方法を先日書いたのだが、それにはこんなわけもある。 そのポイントは、Windowsのサポート終了期限である。

時々「レガシーOS」という言葉を聞くが、それは時代遅れとなった古いOSのこと。レガシー(legacy)は英語で、「遺産・遺物」の意味。

パソコンは、技術の進歩が速く、OSも数年ごとに新しいものが登場している。それに伴い、古いOSは、新しいOSが登場して数年経つとアップデートなどOSベンダー(マイクロソフトなど)によるサポートが終了してしまうため、脆弱性対策が難しくなる。

 Windowsの場合、Windows 95、Windows 98、Windows Me、Windows NTがすでにサポートを終了。Windows 2000のサポートも2010年7月13日で終了。

 例えば、XPで言うと、2010年7月13日にはWindows XP Service Pack 2 (SP2)のサポートも終了。こちらは、Windows UpdateなどでService Pack 3を適用する必要がある。XPのSP3以外は全てサポートが終了し、ウイルスに対する防御力が失われてくるということである。

Windows XP SP3 の製品のサポートライフサイクルの終了日は、2014 年 4 月 8 日 (米国時間) 。

これに比べて、Vista関係を見ると次のようになっている。 Vista Home Premium  2012年4月10日までサポート となっている。

これではXPの方が長く使用できる勘定になる。 こんなこともあり、XPマシンをSP3にupdateし長く使われることをお薦めするのである。

 Windows7 Home Premiumの場合には、2015年4月13日でサポート終了と聞いている。これですらもそんなに長く使用できない勘定である。

技術の進歩はとめどないものなのだろうから新しいOSの登場も永久に続くことであろう、我々ユーザーの面倒の種も尽きないのである。


RAM増強の勧め

2010年09月07日 04時39分36秒 | Weblog

娘のところの古いXPのノートパソコンが遅くて困っているようなので、RAM増強をしつこく言った。婿さんが仕事で忙しいなか、ようやく、2GBにupした。同時に、レジストリとHDDの大掃除とデフラグも実行し、さらにfreeの高速化ソフトも適用し、かなり性能改善ができたようである。

多くのご家庭に、いまだ2005年頃製造のXPマシンが健在で日常的には主力機として活躍している場合が多いのではないだろうか。この当時はRAMが高価なので最小限度のRAMしか設けていない「ギリギリ動くXPマシン」を各社製造販売した時期だった。

その後、取り扱う情報量がだんだん多くなり、その結果パソコンの動作が遅くなったり不安定になったりして困っている人が激増しているのが現状であろう。

これに対する根本的な解決策は、RAMの増強である。 2GBのRAMが1万円強で手に入る時代になった、ぜひともXPマシンをお持ちの方は、2GBくらいまでRAM増強を実行してみていただきたい。その効果は絶大である。

 

2014年まではマイクロソフトによるXPの更新が行われるので、機械が壊れない限りXPマシンを目いっぱい使い続けるのが、もっとも経済的方策であろうと思っている。

 お勧め参考サイト;ご興味のある方は。次のサイトをご覧ください。
http://pc-old.imasara.com/memory.html

このサイトでは、1GBあれば十分だと書いている。小生は、パソコンが許容しうる目いっぱいのRAMにしたのであり、1GBでもいいのかもしれないが、よく判らない。

1GBと2GBの表面的な差は、5千円か1万円かである、読者の懐具合で決められたら良いであろう。

追記;
近い将来、このXPマシンが老朽化で故障する場合もあるだろう、この場合にはためらうことなくWin7の新しいマシンに乗り換えればよい。(捨てたとしてもたかが1万円強の投資でしかないので容易に諦めもつくであろう)


Norton Internet Security 2011のことこの

2010年09月06日 00時54分37秒 | Weblog

ディスクトップパソコンを購入した時点では、Norton Internet Security 2009であったが、昨年無料upgradeして2010とし、先日、2011さらに無料upgradeした。 upgrade毎になんらか改善されてきているが、又一段と軽くなった気がしている。小生と同じNortonをご使用の方は、upgrade(無料)をされるようにお勧めする。

追記;小生の場合このソフトは3台まで使用可能なのだが、不思議なことに、このディスクトップパソコンと古いノートパソコンにしかinstallした記憶がないのに、既に3台使用中と表示されている。

このためデュアルモードを使用中のこのディスクトップパソコンでは、Vista 32bit版モードにこのNortonを使用し、Win7 64bit版モードの時には、マイクロソフトの無料の Microsoft Security Essentialsを使用している。


藤沢周平作品

2010年09月05日 08時29分41秒 | Weblog

図書館でひょいと手に取ったのが、「藤沢周平のツボ (至福の読書案内)」、編者;朝日新聞週刊百科編集部、発行所;朝日新聞社 2007年12月30日という変わった冊子だった。

 22名の著名な作家が、一人一作品(二作品もあるが)の藤沢作品にたいして書評を書いたものだった。対象となった二十数件の作品のうち、既に小生が読んだものは半数にも満たないものであることを知った。小生の波長に会う作品もあれば,そうでないものもあるのだろうが、図書館で手に入る限り探し出して読んでみようと思った。

 藤沢作品の面白さを小生の波長に一番合うように代弁してくれたのが、
”後藤正治が読む 「麦屋町昼下がり」”であった。波長が合った部分を幾つか引用してみよう。

1.・・・藤沢作品を映像としていえば、白黒のモノトーン色、さらにいえば光と闇がしっとりと溶け込んだ色調である・・・
2.・・・平易な文体で、ごくなんでもない風景を目に浮かぶように書き記す。・・・
3.・・・さらに、情景を描くなかで、登場人たちの心象風景もさらりと込めて記している。・・・

 4.・・・さらに加えて、藤沢作品が多くの読者を獲得したのは、読後感のよさであろう。
5.・・・言葉を控え、あえて前途を記さず、かすかな暗示のみで締めくくる。藤沢調といえばそれまでであるが、余韻を残すすべを知りつくした筆致である。

 描写力・光と影の深さ・ミステリー度・そして余韻、と藤沢作品の要素がきっちりと盛り込まれた佳作である。

 このような批評がなされると「麦屋町昼下がり」を何とか図書館で探し出して読みたいと思っている。


10.Tong Dynasty Songs & Dance Show 大唐の歌舞

2010年09月04日 04時46分55秒 | Weblog

 Shaanxi Grand Opera House Xian China 陝西歌舞大劇院 西安 「仿唐楽舞」のプログラムのフィナーレは、この演目だった。

例によって、中国語の解説を引用する。

 ⒑舞蹈《大唐禮樂》通過莊穆輝煌的慶典場面和五彩繽紛的樂舞表演,展現大唐空前的繁盛氣象和泱泱國風,展示東方樂舞文化的神韻風采。

 これを下記の参考翻訳を用いて小生なりに意訳すると次のようになる。

舞踊《大唐の礼楽》
豪壮華麗に光り輝く祝典の場面と色とりどりで美しい伴奏付きの舞踏である。大唐の空前の繁栄の世と広大な国風が表現され、東方の歌舞音曲の文化の風格と趣や美しい衣装を楽しむことができます。

<!-- 大唐の歌舞 -->

参考翻訳;
*excite翻訳;
舞踊《大唐の礼楽》は庄穆の光り輝く祝典の場面を通じて(通って)色とりどりで美しい伴奏付きの舞踏と出演して、大唐の前例のない繁栄している気象と広々としている国風が現れて、東方の伴奏付きの舞踏の文化の風格と趣の風采を展示します。

*YAHOO翻訳;
舞踏《大きい唐礼楽》は庄穆の光り輝いた祝賀式典場面と極彩色の入り乱れた音楽舞踊によって演出して、大きい唐空前の繁栄した気象と広々とした国風を現して、展示東方音楽舞踊文化の風格と趣風貌。


舞妓さん

2010年09月03日 06時13分37秒 | Weblog

<!-- 舞妓さん -->

庶民には縁遠い舞妓さんを見ることができるツアーに参加した。まずホテルのロビーで舞妓さんのお出迎えがあり、順番にツーショットの記念撮影。夕食時の宴会場を次々と一人の舞妓さんが訪れ、短時間の顔見世披露がなされた。

僅か6ヶ月の舞妓経験で懸命な修行中と聞いた。しばらくの修行後に芸妓として独り立ちできる日があるのかもしれない。彼女の成長を祈るのである。

舞妓さんの姿を見て楽しむことができる珍しいツアーだった。それなりに満足した旅となった。近所のカメラ名人にアドバイスをもらい編集した静止画を元にビデオにまとめてみた。庶民のささやかなツアーの一端としてご紹介する。


9.The Quarrel between Ducks アヒルの歌

2010年09月02日 04時20分55秒 | Weblog

 Shaanxi Grand Opera House Xian China 陝西歌舞大劇院 西安の仿唐楽舞のプログラム9番目である。

アヒルがにぎやかにさんざめく様子をシンバルのような打楽器でユーモラスに表現しているのが印象的である。

次は、中国語によるプログラムの説明である。
⒐打擊樂器《鴨子拌嘴》和《老虎磨牙》 前一曲目通過六種不同的樂器時而輕快,時而熱烈,還穿插鴨子的鳴叫,描繪出鴨群游於水中,相互追逐吵嘴嬉戲的生活場面。後一曲目用手在鼓面上抓奏等技法,活靈活現地表現出一隻猛虎,在深山老林中機警地行進,磨牙的神態。

これを下記参考の翻訳を元に小生なりの意訳をすると次のような意味になる。

打楽器演奏《アヒルの口論》と《牙を磨くトラ》
前半の曲は6種類の異なった楽器により、時として軽やかで、時として熱烈で、またアヒルの鳴声を混じえるような演奏をする。描写はアヒルの群が水中を泳いだり、互いに口論したりする遊び戯れる生活の場面を表現している。

後半の曲は、太鼓を手で表面を押さえ摺り合わせる技法を用いた演奏で、生き生きとした1頭の虎を表現している。深山の原始林の中で機敏に行進して、牙を磨く表情と態度を表現している。

<!-- アヒルの歌 -->

 

参考翻訳;
Excite翻訳;
打楽器《アヒルが口論します》と《トラが減らず口をたたきます》
前1プログラムリストは6種類の異なった楽器を通じて(通って)時々軽やかで、時々熱烈で、また混じえるアヒルの鳴くこと、描写はアヒルの群を出して水の中で泳いで、互いに口論して遊び戯れる生活の場面を追求します。
後1プログラムリストは手で顔をふくらます上につかんで技法を演奏して、生き生きとして1頭の虎を表して、深い山と原始林の中で機敏に行進して、減らず口をたたく表情と態度。

YAHOO翻訳;
楽器を打《アヒルの卵は口げんかする》と《虎は歯を磨く》
以前は1曲の目は6種の異種の楽器によってときどきに軽快で、ときどきに熱烈で、まだアヒルの卵をはさむ鳴ることは叫ぶ、アヒルの群の游于水中を描写し出して、相互に口論遊戯の生活場面を追う。
後は1曲の目は手掴みで鼓の面に奏などの法をつかんで、生き生きとして真に迫って地表は1個の猛虎を現して、深山原始林に機敏に行進して、歯の顔色を磨く。


利休の難

2010年09月01日 08時02分28秒 | Weblog

秀吉や利休自身の書状はもとより当時の関係者の日記や書状を多数の引用している珍しい形式の小説、津本陽著「夢のまた夢」文春文庫(1996)である。

古文の苦手な小生にはかなり手こずって読んだ。その小説より印象に残ったものを要約したものである。

高貴な方々が通り抜ける大徳寺三門階上に利休木像を安置したことが問題になり、窮地たたされた利休が茶事の弟子としても親しかった細川忠興に書き送った書状に
「中々に住まずば 又住みてわたらん 浮世のことは とてもかくても」
と詠んでいる狂歌がある。

”浮世はなかなか住みにくいものだが、ともかくも住んでいこう”という苦しい心境を吐露している。この気持ちは、立場や環境こそ違え、我々も日常的に感じていることではないだろうか。

地位・名誉・富等があろうがなかろうが、生きていくうえにはそれなりの苦労があり、重荷を背負って遠き道を行くが如しとは実にうまいことを言ったものである。

茶道を政治・外交の場に持ち込んだのは信長である。秀吉もこれを重宝多用し、利休は茶道のみならず政治の舞台でも秀吉側近として天下の利休であったが、秀吉の逆鱗に触れることがあり、ついには切腹して果てたのであった。

利休の木像は、驚くべきことに京の聚楽の橋の下で磔の刑された。その後利休は堺に追放され、ついには切腹となった。秀吉は、磔の刑にした利休の木像に利休の首を踏ませるような晒しものにしたという。秀吉一流の演出だったが、よほど憎かったのだろうと思う。独裁者の怒りに任せた残酷な処置に驚くばかりであった。

 利休が堺へ追放されるときに呼んだ狂歌に
「利休めは とかく果報のものぞかし 菅承相に なると思えば」
利休が菅原道真のように、死んでのち茶道の守護神として祭られるのを期待し、彼も道真と同様に冤罪であると主張したものと推測されている。

プライドの高い人にありがちな、長いものに巻かれるのが不得手でついに身を滅ぼした例なのであろう。大半の人々は、長いものに巻かれどうにか平穏無事に過ごしているのである。いつの時代でも不要な高い誇りを捨て、長いものにうまく巻かれる方策を常に念頭に置かねばならないのである。