昨日より今日を!今日より明日を! 夢と希望がある限り命輝かせて生きていこう!

「夢を描こう!」「 夢を語ろう!」 「夢を形にしよう!」 楽しもう76歳を!

18日、雨の希望の灯り。

2009-01-18 18:34:16 | ひとりごと
きのうの1.17、震災14周年の日
東京から戻ってきた息子と夕食をしながら
話題はあの日のことになった

お互いがあの瞬間に交わしたことば
あの日にとった行動
記憶は鮮明でつながっていた

今日、お世話をしているウォーキング倶楽部の来週の
「震災モニュメントウォーク」例会の下見を兼ねて
神戸を訪ねた

三宮駅を降りたら雨になっていた
体調のこともあるので雨の中の下見は中止することにして
おなじみの東遊園地へ

市役所のすぐ南側にあるマリーナ像は冷たく濡れていた
かかえている時計はあの時間5時46分で止まったまま
このマリーナ像も震災で倒れた


昨日は竹筒のろうそくで1.17の文字がともされた
遊園地もきれいに整理されて普段の広場に戻っていた

冷たい雨の遊園地を訪れている人は少なかったが
希望の灯り前で手を合わせている人が見られた


{1.17希望の灯り}に刻まれていることば

1995年1月17日午前5時46分
阪神淡路大震災

震災が奪ったもの
命 仕事 団欒 街並み 思い出

・・たった一秒先が予知できない人間の限界・・

震災が残してくれたもの
やさしさ 思いやり 絆 仲間

この灯りは
奪われた
すべてのいのちと
生き残った
わたしたちの思いを
むすびつなぐ


希望の灯りのすぐ近くにある
慰霊と復興のモニュメントへ寄った


このモニュメントは階段を下り地階にある
神戸市で亡くなった人の名前がプレートになって
壁に埋め込まれている

4年前にはここにウォーキングクラブメンバー全員で
半年間かけて折った6433羽の折鶴をささげたところ
(当時聞いた亡くなった人の人数分、現在は6434人)


ここには友人の息子さんのプレートがある
そっと手を触れて目礼してきた
ご自慢のK大学の学生だった

その友人は、震災関連NPOの中心になって
各地の震災のたびに心の復興にまでかけずりまわっている
はるかのひまわり運動を中心に推進している人だ

公園内の震災跡に寄り道して
雨の神戸から戻ってきた

(60cmの段差がついた跡)


(道路の陥没、波打つ石垣)

来週の日曜日はメンバーと再びここを訪れる。