1年間、連続してこのブログを書きこんだ日の思い出に
天気に恵まれた昨日、京都に行って桜散策を楽しんできた。
仕事を終えて午後4時前に京都駅へ、時間が惜しかったので
バスで河原町四条へ向かった。
高瀬川にそって桜の続く木屋町通りは観光客で大変な人出
人、人、人、人波に流されるように歩きながら満開の桜に
酔いながら三条まで歩いた。
同じ道を4ケ月前には龍馬の足跡を追って歩いたのだが、
旧土佐藩邸あたりもきれいに咲きそろった桜が高瀬川に枝を
落とすように川面にきれいな姿を映していた。
お見事な桜、竜馬に見せてやりたい!そんな思いがした。
三条大橋西詰まで行き、弥次さん、喜多さん像の前でしばらく
休憩、ここからお江戸日本橋目指して出発してからもう4年、
それなのに弥次、喜多さんは歳をとっていないなあ。
三条大橋から左手に比叡山を見ながら、そのまま旧東海道の
三条通りをすすみ東山三条で右折、左へ行くと平安神宮だが
そのまま東大路通りを知恩院へ向かった。
浄土宗総本山「知恩院」は宗祖の法然上人の800回忌、
行事も予定されているはずだが自粛ブームでどうなるのやら
徳川秀忠によって建てられた三門は国宝で最大の建造物。
とにかく大きい。西日に映えるでっかい三門を背中にして
白川北通りから白川南通りへ急いだ。
一番の楽しみにしてきた白川にかかる祇園新橋から大和橋間
の白川南通り沿いに咲く桜を見たい。
すでに五時を過ぎているのに大変な人出、ライトアップ目当
ての人たちか。撮影スポットの巽橋の上は外国人が占領して
動かない。
辰巳大明神にお参りして人並みをかいくぐるようにしながら
ゆっくりと歩いた。
ここの桜はすでに満開を過ぎ風に花弁が白川に散るさまが
きれいだった。
白川沿いに続く料亭にも灯りが付き始め夕暮れの京都らしい
風情を味わうことができた。
うっかりしてデジカメの電池がなくなり、スマートフォンで
撮ったがやはりデジカメのように鮮明には撮ることができて
いなかったのが残念。
鴨川沿いに歩いて四条大橋を越え、川岸の遊歩路を五条大橋
まで歩き、橋を渡り高瀬川を四条まで戻ってライトアップが
始まるまでしばらくベンチで休憩し、来た道を再び五条まで
灯りに映える満開の桜のトンネルを歩いた。
五条通りから烏丸通を歩いて京都駅へ、途中にある東本願寺は
親鸞聖人の750回忌の年、
「今、いのちがあなたを生きている」と掲げてあった。
甲子園の選抜高校野球で選手宣誓をした岡山創志学園高校の
野山キャプテンの
「生かされている命に感謝し・・」が感動を呼んだ。
東日本の大震災で多くの尊いいのちが失われた。
その人たちの無念さを無駄にしないように
「生きている命」を大事に過ごしていきたい。
震災後、まったく歩く気持ちになれないままに過ごしてきたが
久しぶりに歩いてこれで区切りがついたかなあ・・・・。
また、一歩一歩、いのちを刻むようにウォーキングを楽もう。
京都の桜は目でみたことがなかったので、嬉しかったです。
来年は、78才になる父に見せたいと思います。ありがとうございました。
京都の高瀬川と白川の桜です。毎年、楽しみに
行く京都らしい桜景色です。哲学の道はいけませんでしたが手軽に?足軽に行くことができてそれだけに人が多いですね。ぜひ、来年はお父様に見せてあげられますように、いまから楽しみですね。