残暑の厳しい日曜日、ウォーキングクラブの月例会で奈良の
山の辺を歩いた。
スタートは近鉄桜井駅。
担当のMさんから作成した16ページにわたる資料が各自に配布さ
れ、コースについて説明がある。
ここ桜井市は、三輪ソーメンの本場。昼食はそのソーメンを食
べるのが今回のお楽しみの一つ。
予想最高気温が32度。炎天下、それを上回ると思われるの
でしっかりとストレッチを!
それは、ウォーキング指導員の自分の担当だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b3/cf8885e74e6bbe2b37404e3cc43cd43b.jpg)
さあ、楽しいウォーキングの出発、13名で10時45分スタート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/da/f1a43bb4314b511483564e97b0274c6a.jpg)
道路にはめ込まれた道標も道案内!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/b1/b0508ab0a990c1bb7d41b6b0e268ae06.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ec/909e5bf85209fc3873d87e64c47e395f.jpg)
大和川と馬井手橋、この橋を渡ったすぐ左側に「仏教伝来
之地碑」がある。これからその橋を渡るところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/a5/d9bcdb97c83b14c3eb77719d5404d053.jpg)
馬井手橋の上から河川敷の公園をみると馬のモニュメントが
並んでいるのが見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/eb/5b1eda2c2aa0513bfcb7f976849687b6.jpg)
橋を渡って左へ、「仏教伝来之地碑」が建っている。
大和朝廷にやってきた外国の使節は、難波からここ大和川
を船でやってきて、この港に到着。日本文化に大きな影響を
与えた仏教も百済からこのルートで伝来した。
推古天皇16年(608)、遣隋使の小野妹子が帰国した時、こ
の地で飾り馬75頭を仕立てて迎えたという。
河川敷公園の馬のモニュメントはそういうことなのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/22/2b923f8cfdffe755ce7229d30d30ac19.jpg)
標識が物語る交通の要衝・・・左 いせへ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/06/c8ff5f229a7e10c10623416a7afdd518.jpg)
静かな街並みを少しすすむと海柘榴市跡・海柘榴市観音堂。
このあたりは海柘榴市(つばいち)のあったところ。古代には
海柘榴市は、東西南北の陸路や大阪難波への水路を利用。
船の便もあり、重要な交通の要衝で、市が立って大いに賑わ
っていたらしい。春や秋には若い男女が集まって互いに歌を
読み交わし遊んだ歌垣(うたがき)は有名。人々は歌を通じて
愛を交換したという。
たらちねの母がよぶ名を申さめど
道ゆく人を誰と知りてか
ここはまた、後に、伊勢・長谷寺詣での宿場町として栄えた。
「枕草子」「かげろう日記」「源氏物語」等にも登場する。
海柘榴市観音堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/50/6389702d4939df03c9501134915d7538.jpg)
古い格子の屋並みの通りをすすむ、いつも東海道ウォークで
こういう風景には見なれているが、ほっとする日本の姿だ。
いまは静かなたたずまいだが、このあたりは、かって三輪神
社の門前町で賑わったのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/01/fdcf1e32e24f185520f19bd5be9eb9ad.jpg)
古い屋並みにくると鬼瓦に目がいく。ここでおたふくの鬼瓦
を発見。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/7e/a76a273ab24df8fbda61508c644661e7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/9f/dae9c7d8b23cb63f4e1021c8b9aa5c1b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/39/d73503ab840dbb324839055d30cef5b7.jpg)
金谷の石仏の納まった鉄筋コンクリートの収蔵庫に辿りつく。
平安時代のものといわれ釈迦と弥勒の二体の石仏が納めら
れている。日本でも指折りの名石仏とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/13/afd6a05f8d011fe95f3e9ff251b4c301.jpg)
格子越しに見える石仏は、高さが2.1メートル、幅が85センチ。
右が釈迦如来。左が弥勒如来。格子の隙間から撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/49/22b9bef5f12ea1b8e434931e068080a0.jpg)
ここから平等寺までの小道は左右を大きな木々にかこまれ
てとても雰囲気がいい道が続く、小林秀雄の書という道標
がところどころに立っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/c0/40e613e8e2358970af0200c8795e8180.jpg)
平等寺は、聖徳太子創建といわれる古刹でもとは大神神社
の神宮寺。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/e8/3fd979e4fd43ca750728b1c3a95e9e56.jpg)
大神神社、三輪明神といわれ親しまれている大和「一宮」。
背後の三輪山御神体とする式内社で日本で最も古い神社の
一つと言われている。だから本殿はない。
拝殿の奥に三輪三輪鳥居と呼ばれる三ツ鳥居が立っている。
また、大神神社は酒の神としても知られ造り酒屋のシンボル
である杉玉は三輪山の杉で作られているそうだ。
今日も大勢の人が訪れていた。
担当のMさんの説明にみんな納得!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/88/28d9db5548b0515b6c4a843288b95419.jpg)
拝殿前で記念撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/8d/6db9e7f57c05566fba65be23c7dd424a.jpg)
今日の楽しみは、三輪ソーメン。時間も11時45分、もう、みん
なの気持ちは、それひとつ。
そうめんの看板のかかったこぎれいな店の前をとおりながら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/be/287ae09db0043c7a509ef874b771a404.jpg)
やっと小道の奥にある店に入る。上の写真とは関係ない。
おこわソーメン定食1000円を注文。
説明は省略、さすがに美味い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/ae/2e1ef1847d782a78360440156f419144.jpg)
にゅうめんを食べていたメンバーもいたが、そちらもおいしか
ったらしい。
これで午後のウォークも元気が出るぞ!
うっかり、早く食べたかったばかりに、せっかくのメニューの
写真を撮るのを忘れてしまったし、店の写真も忘れた。
時間は12時半を過ぎた、午後のスタート!
まだ、コースは5分の2くらいのところだ。
すぐ近くにある狭井神社へ。
ここには、薬の神、病気平癒の神。拝殿の横に御神水がわき
出しており、これを飲むと長生きができるとメンバーが一番
年上の自分にすすめる。
命の定年には順番はないぞと脅してやった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b2/76b971bd197511aa06dbb6342eb9585f.jpg)
昭和天皇と皇后陛下は、昭和45年3月15日にご親拝にな
ったそうだ。(大阪万博オープンの日じゃなかったかな?)
皇后陛下の歌碑が鳥居の近くにあった。
皇后陛下の御歌
三輪の里 狭井のわたりに 今日もかも
花鎮めすと 祭りてあらむ
この御歌は、昭和50年の「歌会始」においてお詠みになら
れたものだそうだ。
昭和天皇の皇后陛下の歌碑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/b8/391874eebbbd558d49e3dfbc6d5588b9.jpg)
ここから次の檜原神社までは、山道、たんば道を一列になっ
てすすむ。暑さがこたえる。汗が目に入り痛い。
タオルでひっきりなしに顔を拭く、水分の補給とおっかけ。
やがて木々の間から正面に白壁が見えてきた、玄賓庵だ。
謡曲「三輪」の舞台として有名、平安時代に玄賓僧都が隠棲
したと伝えられる庵だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/c6/2cc0d3a7cf1ca57866c0dfcaf67e755a.jpg)
次の目的地の檜原神社への登り道、杉木立の道をすすむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/67/470f58d081b50b004d0809911c541355.jpg)
1時過ぎ、檜原神社に到着。ここは大神神社の摂社。
崇神天皇が天照大神を祀ったといわれる。
その後、天照大神が伊勢神宮に移されたためここは
元伊勢とも呼ばれている。ここも三輪山を御神体と
して境内には鳥居があるのみ、よーく探しても本殿も
拝殿もない。
担当のMさんが資料を遣っての説明に力がはいる。
境内が広くてベンチも適当にあったので休憩にする。
はるか正面に二上山が展望できるビューポイントだ。
心地よい風がとても気持ちよくて、それぞれが持ち
寄ってきたお菓子が回ってくる。いつからかウォーキン
グクラブの恒例になったおやつタイムだ。
13時20分にコースの後半へとすすむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/2f/07de9282bd3ba52232615f3abc0e0ef0.jpg)
神社を過ぎると眺望のいい道に出る、大和平野も見える 周
辺は果物畑。みんな元気いっぱいに足取りも軽くすすむが暑
さはピーク。前列の右が本人。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/8d/c129602bf8ad0af8fd296d38db43ff52.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/f1/0d776afd144f5f31b8c3e4312a383cd7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/ae/bdc9c4c409083c46838bfa68142e33ad.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/82/96afe06b342a93cbff73308f437050e3.jpg)
山の辺には、このような万葉歌碑が30基もあり、歌碑めぐり
も楽しめる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/15/8a573c1eb7d6b12039788f012da80317.jpg)
大和朝廷の創始者とされる第十代崇神天皇陵、行燈山古墳
全長242mの前方後円墳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/c3/64b427e8adee4149b45767252f73e3bd.jpg)
くし山古墳群・・・山の辺の道をはさんで行燈山古墳の向か
いにある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/bf/57727cb637ce95424a2cd34dd32a9c55.jpg)
学習中のメンバー、ここでも担当Mさんが資料をもとにして
読み合わせと説明、これがわがウォーキングクラブの伝統だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/ef/3089f2321391a835733ca242d2ba1336.jpg)
途中のトイレ休憩で上の2枚は着替え、長袖から半そでに。
これでずいぶんと気持ちよくなる。
天理市トレイルセンターの施設で最後の休憩。ここは、お茶
に冷たい水が自由に飲めてありがたかった。
すぐ向かいの空海が創建した長岳寺は素通りした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/1d/70b95df58b86e57c11757707f8ac997d.jpg)
行基が開基といわれる念仏寺、門前に地蔵菩薩が六体並ん
で立っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/8d/34f15596d98ceee8d9f571b3d3074e44.jpg)
念仏寺の鬼瓦?ならぬ戎様。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/6f/d7342e1a9d0777c4602fc6816c28a281.jpg)
最後の大和神社へ向かう。
疲れているはずなのに、みなの足は、どんどんすすむ。
最後の目的地大和神社へ。ここで最後の記念撮影。
大和神社は、太平洋戦争中は、戦艦大和に守護神として祀
られていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/6b/298d8590bfdf74f8302c021fb30f2e93.jpg)
祖霊社は、戦艦大和、駆逐艦等の英霊が祀られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/39/da488a56e3fe2ce52b0248cf17f8475f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/90/7274b2199de7781ed6b9379f26b79665.jpg)
JR櫻井線長柄駅にゴール。15時20分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/c8/302da98e083507c2f105b08258bfb2f5.jpg)
想像していた以上に残暑は厳しかったが、トラブルもなくて、
全員、元気にゴールができて満足のウォークだった。
一日の文字数はこれが制限いっぱい。かなりカットした。
山の辺を歩いた。
スタートは近鉄桜井駅。
担当のMさんから作成した16ページにわたる資料が各自に配布さ
れ、コースについて説明がある。
ここ桜井市は、三輪ソーメンの本場。昼食はそのソーメンを食
べるのが今回のお楽しみの一つ。
予想最高気温が32度。炎天下、それを上回ると思われるの
でしっかりとストレッチを!
それは、ウォーキング指導員の自分の担当だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b3/cf8885e74e6bbe2b37404e3cc43cd43b.jpg)
さあ、楽しいウォーキングの出発、13名で10時45分スタート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/da/f1a43bb4314b511483564e97b0274c6a.jpg)
道路にはめ込まれた道標も道案内!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/b1/b0508ab0a990c1bb7d41b6b0e268ae06.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ec/909e5bf85209fc3873d87e64c47e395f.jpg)
大和川と馬井手橋、この橋を渡ったすぐ左側に「仏教伝来
之地碑」がある。これからその橋を渡るところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/a5/d9bcdb97c83b14c3eb77719d5404d053.jpg)
馬井手橋の上から河川敷の公園をみると馬のモニュメントが
並んでいるのが見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/eb/5b1eda2c2aa0513bfcb7f976849687b6.jpg)
橋を渡って左へ、「仏教伝来之地碑」が建っている。
大和朝廷にやってきた外国の使節は、難波からここ大和川
を船でやってきて、この港に到着。日本文化に大きな影響を
与えた仏教も百済からこのルートで伝来した。
推古天皇16年(608)、遣隋使の小野妹子が帰国した時、こ
の地で飾り馬75頭を仕立てて迎えたという。
河川敷公園の馬のモニュメントはそういうことなのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/22/2b923f8cfdffe755ce7229d30d30ac19.jpg)
標識が物語る交通の要衝・・・左 いせへ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/06/c8ff5f229a7e10c10623416a7afdd518.jpg)
静かな街並みを少しすすむと海柘榴市跡・海柘榴市観音堂。
このあたりは海柘榴市(つばいち)のあったところ。古代には
海柘榴市は、東西南北の陸路や大阪難波への水路を利用。
船の便もあり、重要な交通の要衝で、市が立って大いに賑わ
っていたらしい。春や秋には若い男女が集まって互いに歌を
読み交わし遊んだ歌垣(うたがき)は有名。人々は歌を通じて
愛を交換したという。
たらちねの母がよぶ名を申さめど
道ゆく人を誰と知りてか
ここはまた、後に、伊勢・長谷寺詣での宿場町として栄えた。
「枕草子」「かげろう日記」「源氏物語」等にも登場する。
海柘榴市観音堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/50/6389702d4939df03c9501134915d7538.jpg)
古い格子の屋並みの通りをすすむ、いつも東海道ウォークで
こういう風景には見なれているが、ほっとする日本の姿だ。
いまは静かなたたずまいだが、このあたりは、かって三輪神
社の門前町で賑わったのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/01/fdcf1e32e24f185520f19bd5be9eb9ad.jpg)
古い屋並みにくると鬼瓦に目がいく。ここでおたふくの鬼瓦
を発見。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/7e/a76a273ab24df8fbda61508c644661e7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/9f/dae9c7d8b23cb63f4e1021c8b9aa5c1b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/39/d73503ab840dbb324839055d30cef5b7.jpg)
金谷の石仏の納まった鉄筋コンクリートの収蔵庫に辿りつく。
平安時代のものといわれ釈迦と弥勒の二体の石仏が納めら
れている。日本でも指折りの名石仏とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/13/afd6a05f8d011fe95f3e9ff251b4c301.jpg)
格子越しに見える石仏は、高さが2.1メートル、幅が85センチ。
右が釈迦如来。左が弥勒如来。格子の隙間から撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/49/22b9bef5f12ea1b8e434931e068080a0.jpg)
ここから平等寺までの小道は左右を大きな木々にかこまれ
てとても雰囲気がいい道が続く、小林秀雄の書という道標
がところどころに立っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/c0/40e613e8e2358970af0200c8795e8180.jpg)
平等寺は、聖徳太子創建といわれる古刹でもとは大神神社
の神宮寺。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/e8/3fd979e4fd43ca750728b1c3a95e9e56.jpg)
大神神社、三輪明神といわれ親しまれている大和「一宮」。
背後の三輪山御神体とする式内社で日本で最も古い神社の
一つと言われている。だから本殿はない。
拝殿の奥に三輪三輪鳥居と呼ばれる三ツ鳥居が立っている。
また、大神神社は酒の神としても知られ造り酒屋のシンボル
である杉玉は三輪山の杉で作られているそうだ。
今日も大勢の人が訪れていた。
担当のMさんの説明にみんな納得!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/88/28d9db5548b0515b6c4a843288b95419.jpg)
拝殿前で記念撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/8d/6db9e7f57c05566fba65be23c7dd424a.jpg)
今日の楽しみは、三輪ソーメン。時間も11時45分、もう、みん
なの気持ちは、それひとつ。
そうめんの看板のかかったこぎれいな店の前をとおりながら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/be/287ae09db0043c7a509ef874b771a404.jpg)
やっと小道の奥にある店に入る。上の写真とは関係ない。
おこわソーメン定食1000円を注文。
説明は省略、さすがに美味い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/ae/2e1ef1847d782a78360440156f419144.jpg)
にゅうめんを食べていたメンバーもいたが、そちらもおいしか
ったらしい。
これで午後のウォークも元気が出るぞ!
うっかり、早く食べたかったばかりに、せっかくのメニューの
写真を撮るのを忘れてしまったし、店の写真も忘れた。
時間は12時半を過ぎた、午後のスタート!
まだ、コースは5分の2くらいのところだ。
すぐ近くにある狭井神社へ。
ここには、薬の神、病気平癒の神。拝殿の横に御神水がわき
出しており、これを飲むと長生きができるとメンバーが一番
年上の自分にすすめる。
命の定年には順番はないぞと脅してやった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b2/76b971bd197511aa06dbb6342eb9585f.jpg)
昭和天皇と皇后陛下は、昭和45年3月15日にご親拝にな
ったそうだ。(大阪万博オープンの日じゃなかったかな?)
皇后陛下の歌碑が鳥居の近くにあった。
皇后陛下の御歌
三輪の里 狭井のわたりに 今日もかも
花鎮めすと 祭りてあらむ
この御歌は、昭和50年の「歌会始」においてお詠みになら
れたものだそうだ。
昭和天皇の皇后陛下の歌碑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/b8/391874eebbbd558d49e3dfbc6d5588b9.jpg)
ここから次の檜原神社までは、山道、たんば道を一列になっ
てすすむ。暑さがこたえる。汗が目に入り痛い。
タオルでひっきりなしに顔を拭く、水分の補給とおっかけ。
やがて木々の間から正面に白壁が見えてきた、玄賓庵だ。
謡曲「三輪」の舞台として有名、平安時代に玄賓僧都が隠棲
したと伝えられる庵だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/c6/2cc0d3a7cf1ca57866c0dfcaf67e755a.jpg)
次の目的地の檜原神社への登り道、杉木立の道をすすむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/67/470f58d081b50b004d0809911c541355.jpg)
1時過ぎ、檜原神社に到着。ここは大神神社の摂社。
崇神天皇が天照大神を祀ったといわれる。
その後、天照大神が伊勢神宮に移されたためここは
元伊勢とも呼ばれている。ここも三輪山を御神体と
して境内には鳥居があるのみ、よーく探しても本殿も
拝殿もない。
担当のMさんが資料を遣っての説明に力がはいる。
境内が広くてベンチも適当にあったので休憩にする。
はるか正面に二上山が展望できるビューポイントだ。
心地よい風がとても気持ちよくて、それぞれが持ち
寄ってきたお菓子が回ってくる。いつからかウォーキン
グクラブの恒例になったおやつタイムだ。
13時20分にコースの後半へとすすむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/2f/07de9282bd3ba52232615f3abc0e0ef0.jpg)
神社を過ぎると眺望のいい道に出る、大和平野も見える 周
辺は果物畑。みんな元気いっぱいに足取りも軽くすすむが暑
さはピーク。前列の右が本人。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/8d/c129602bf8ad0af8fd296d38db43ff52.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/f1/0d776afd144f5f31b8c3e4312a383cd7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/ae/bdc9c4c409083c46838bfa68142e33ad.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/82/96afe06b342a93cbff73308f437050e3.jpg)
山の辺には、このような万葉歌碑が30基もあり、歌碑めぐり
も楽しめる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/15/8a573c1eb7d6b12039788f012da80317.jpg)
大和朝廷の創始者とされる第十代崇神天皇陵、行燈山古墳
全長242mの前方後円墳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/c3/64b427e8adee4149b45767252f73e3bd.jpg)
くし山古墳群・・・山の辺の道をはさんで行燈山古墳の向か
いにある。
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学習中のメンバー、ここでも担当Mさんが資料をもとにして
読み合わせと説明、これがわがウォーキングクラブの伝統だ。
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途中のトイレ休憩で上の2枚は着替え、長袖から半そでに。
これでずいぶんと気持ちよくなる。
天理市トレイルセンターの施設で最後の休憩。ここは、お茶
に冷たい水が自由に飲めてありがたかった。
すぐ向かいの空海が創建した長岳寺は素通りした。
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行基が開基といわれる念仏寺、門前に地蔵菩薩が六体並ん
で立っている。
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念仏寺の鬼瓦?ならぬ戎様。
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最後の大和神社へ向かう。
疲れているはずなのに、みなの足は、どんどんすすむ。
最後の目的地大和神社へ。ここで最後の記念撮影。
大和神社は、太平洋戦争中は、戦艦大和に守護神として祀
られていた。
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祖霊社は、戦艦大和、駆逐艦等の英霊が祀られている。
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JR櫻井線長柄駅にゴール。15時20分。
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想像していた以上に残暑は厳しかったが、トラブルもなくて、
全員、元気にゴールができて満足のウォークだった。
一日の文字数はこれが制限いっぱい。かなりカットした。
ブログの中を一緒に歩かせて頂きました。
目的を持って歩くのはとてもいいですね。
途中の三輪ソーメンも美味しそう!
残暑も厳しかったようですが
健康管理はしっかりと、楽しい一日でしたね。
さっそく、見ていただいてありがとうございます。
予想外の暑さには、驚きましたが、それ以上に、秋の気配いっぱいの山の辺は、とても楽しく歩くことができましたよ。
三輪ソーメンは、やっぱりおいしかったです。
ぜひ、一度、ご一緒に歩いてみたいですネ。
暑い時に冷たいソーメン、美味しいですよね~
私も食べたかったな~
ソーメン、ほんまにおいしかったです!
おこわご飯と妙に合っていましてネ。
ぜひ、訪ねてみてくださいな。
最近は神社巡りをしていまして、
大変興味深く見させていただきました。
天理市の「大和神社」も行ってみたいですね~
出発点の古都、桜井は
学生時代、友人の誘いで、
アルバイトによく行っていました。
コースですネ。
天理まで歩くこともできたのですが、あの暑さで
次に残しました。
神社巡りをされているんですネ。
古くから神々のすむ山の辺は神社、また、神社、去年の熊野古道もそうでしたが、参拝して通らないと落ち着かなくなりましてネ。
ウッディさんが桜井で学生アルバイトをされていたとは、驚きました。学校が関西だったんですネ。