龍体力学覚え書き

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国宝へようこそ(15)神護寺

2024-07-24 12:54:37 | tv
先週のNHK地上波深夜枠に集中的に放送されていた弘法大師関連番組はすべて録画しておいたのだが、どうせ一度は観ているはずだから(おそらくDVDに焼いているはず)・・・と吟味に吟味を重ねて「国宝へようこそ・神護寺」だけを再生して残りは消去。

まだ弘法大師空海さん存命の頃に制作に関わっていたとされる高雄曼荼羅を、ここ数年で大規模リニューアルした作業風景と作業完了後の「完成品」をじっくり眺めることが出来た。

一緒に番組を眺めていた身内は、視聴前に感じていた軽い頭痛が消えたとか言っていた。これはもしや弘法大師のご利益かもしれん。どこぞの馬の骨レベルの美術品を観てもまずそういうことは起こりはしまいし、後世に作られた別の曼荼羅を見ても、そこまでのご利益はあるかどうか・・・。

さすが弘法大師空海さんである。

その高雄曼荼羅が今回上野の美術館に来ているけれども、開催期間の前半に2枚あるうちの片方のみ展示し、途中からもう片方だけを展示する姑息極まりないやり口(2度来場させたい思惑で)をしてくるそうな。そういうゲスな方針を決めた責任者、罰が当たるのではなかろうか?

両方展示してこそパワーが増幅するのがわからんのだな。哀れである。

今回の「国宝へようこそ」内で流れた、神護寺内に高雄曼荼羅をセッティングした正しいシチュエーションで営まれた法要の映像だけでも、とてつもないパワーが秘められていそう。それを脳内想起するだけでもゾクゾク来るし。

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