8日の土曜日のことです。
木曽川と長良川をつなぐ船頭平閘門(せんどうひらこうもん)を観光船に乗って体験してきました。
閘門ってこんなところです。
今回上の図のA川が木曽川、B川が長良川になります。長良川の方が水位が高いんです。
木曽三川のあたりはよく行くし、すぐ横も車でいつも走っているのに
全然この閘門の存在を知りませんでした。
東名阪を長島ICで降りて木曽川の堤防道路を走って、船頭平閘門をめざします。
目印はこの建物。
道から見えるので、なんの建物かなぁと思っていたら、ここは木曽川文庫と船頭平閘門の
管理事務所でした。
まだ乗船時間まで間があったので船頭平公園を散策。
すると、急にサイレンが鳴ります。
あわててのぞくと、乗船予定の船が木曽川からやってきました。
この閘室と呼ばれるところに入るようです。
門が開いてきました。上の写真に見える橋まで行って見物します。
その橋です。
船が閘室へ入りました。
こちら側の水門がひらいて長良川へ出ます。
長良川の桟橋から乗船です。
この観光船、土日祝に1便だけ運航されているのですが、こんな地味な観光船にお客さん
どのくらい集まるのか、と思ったら12名定員満席でした
予約制で乗船料金は一人1,000円です。
出航です。
今度は船から閘門の開閉を見ます。
開けて~ の合図は門右側についている鐘を鳴らすこと。
でもモニターで監視されているので、ここまでくれば開けてくれるらしいですけど。
代表してお客さんの一人が鳴らしました。
閘室から木曽川へ出ます。
水門の中央下くらいまであった水(濡れていた跡がわかるでしょうか)を木曽川に流して
水位を一緒にします。水面下に水を流すトンネルがあるんだそうです。
逆に水位をあげる時は湧き出るように水が増えてきます。
では閘門の開く様子を動画でどうぞ。
観光船は長良川で乗船し、閘門を出て木曽川へ。戻ってきて再び閘門を通って長良川へ。
長良川を探索して、桟橋に戻って下船します。
木曽川ではシジミ漁の船が係留されていました。週3日稼働とか。
木曽川からのぞむ木曽三川のタワー。
長良川では川底をかき混ぜて酸素を供給したりするための船が係留されていました。
河口堰ができてからはその開閉を調整することで使用しなくてもよくなったとか。
長良川から木曽三川のタワー、千本松原。
確か長良川大橋。
工場用水のために水をくみ上げている揚水施設もありました。
川を運航する時はけっこうなスピードでした。お天気が良かったので気持ちよかったです。
船から見る景色はそれほど変化に富むものではなかったけど、閘門を通る体験は
面白いものでした。
京都の伏見で船下りした時に閘門に行きました。残念ながらそこを通る事は出来ず、手前で折り返しでしたが。
土日に一便、それも12名って、なかなかレアですね。珍しい経験できましたね。
こんな近場に珍しいものがあるとは、ほんとこの日まで知りませんでした。最近ではこの閘門を通る船はこの観光船とレジャーボート、水上バイクくらいなものだそうです。
思ったより予約が入るみたいで、最初に乗船しようとした時は満席。今回も予約を入れたときはもう残席わずかだったみたいです。(相方まかせなんで・・)