ちょっとだけ早期退職の予定。
その年にもらえる連続3日休暇を利用して九州4泊5日の旅に行ってきました。
いやぁ 4泊もするなんて 何十年ぶりでしょうか・・・・
で、北に行くか 南に行くか、散々迷ったあげく 湯布院に行ってみたい という希望をかなえ
9月23日から27日まで旅してきました。
最近すぐ忘れちゃうからね、ここにざっとですが記録しておきます。
<1日目>

まずは気持ちのいい晴天の下、高速道路をびゅ~んと走り、大阪南港から
フェリーで新門司港を目指します。
相棒がいつも九州福岡でのイベントに行くときのルートと同じなので
勝手知ったりで、いろいろ案内してくれました。
明石海峡大橋をくぐります。

夜眠っているうちに瀬戸内海を航海。
船自体の揺れは気になりませんでしたが、エンジンの揺れは途切れることなく
ベッドに寝ても、はたまた湯船につかってもびりびりくるし、閉口しますね。
でも人間すぐ慣れるから 不思議。
それなりにちゃんと寝ました 
<2日目>
朝も早く5時台には新門司港に到着!
台風接近で天気は今ひとつの為、阿蘇に向うのはあとにしてまずは大宰府天満宮へ。

装飾が鮮やか~。
朝早いので人がいない。 門前の賑やかなはずのお店もまだ開店前で散策できず ちょっと残念。
その足で水城跡を目指します。
これは人工の要塞で、大げさに言うと日本の万里の長城みたいなものらしい。
これまた朝早すぎて登校の小学生の列に阻まれて近くに辿り着けず 高台の森から眺めました。
中央右からと左から連なっている森のところです。
そして昔の大宰府跡へ

今は敷石が残っている(復元したものもあり)だけの広~い公園になっていました。
犬の散歩してる人が多かったです。
次jに向うは熊本城です。 とうとう雨が降り始めました。
移動の高速は土砂降りでしたが、熊本城につくころは普通の雨模様になりほっ。
相棒は天守閣へ登り、私は天守閣から手を振る相棒の姿を下から写真に収めていました。

隣の二の丸御殿(だったかな???)では内部を公開。
写真撮影もノーフラッシュならOKです。
豪華な天井絵です 
このあと宿の星野リゾートへ向いました。
記念旅行だからと奮発したこの日の宿です。
<3日目>
初めて泊まった源泉賭け流し露天風呂のついた離れです。
玄関
露天風呂
夜は隣に松明の灯りがともされます。
これは本当に緑の中で開放感があり気持ちよかったですね!
ただ室内は段差があったり薄暗かったりして、ちょっと不満。
この日の天気は日が差したり、ぱらぱらと雨が落ちてきたり、めまぐるしい天気でした。
晴れても山の頂には雲がかかってしまい、景色の眺めは今ひとつなので
黒川温泉へ向いました。

ここは昔ながらのこじんまりした温泉街で雰囲気があってのんびり散策にはもってこい。
ただしちょいと坂道ですが。
おみやげもの屋さんをのぞきながらぶらぶらしました。
黒川温泉とはなんのゆかりもないですが、
この車に貼るくまもんの車椅子マークをここで買いました 
次はいざ湯布院へ。
ここが金鱗湖。
ガイドブックに載っているとおりテラス席でランチ
山のてっぺんは雲に隠れてます。
そしてぶらぶら散策。

有名な亀の井別荘。
今回泊まった宿が洋風だったから次はこんな和風の温泉付の宿がいいねっと相棒と意見が一致。
でも由布院の通りはここを離れると、なんか清里みたいに俗っぽくってがっかりしました。
なんでこんなお店があるの?っていうような湯布院とイメージが合わなかったです。
そして一路 宿へ。
昨日は阿蘇の北側でリッチに泊まりましたが、今日は阿蘇の南側の準公共の宿へ泊まります。
もう阿蘇の周りをぐるぐる走ってます。
<4日目>
やっと台風一過のすばらしい晴天
です。
阿蘇の山並みがくっきり見えます!
まず目指すは白川水源

富士山の袂の柿田川のようにここも水が地面から沸いて水量も豊かです。
奥には神社がありました。
よく見ると吉見神社とあります。
ドラファンなので、来年こそ吉見投手が復活してくれるようお祈り!
さぁ、いざ阿蘇山へ

しかし阿蘇山は現在警戒レベル2
頂上から1キロだったか、1.5キロだったか、それ以内は立ち入り禁止で 火口まで行けるロープーウェイも運行停止中。
(御岳が噴火してからだったら たとえ営業中でも怖くて行けなかったかもですが)
ふもとの阿蘇火山博物館から眺めます。


阿蘇の山は見慣れた南アルプスや北アルプスの山とは表情が違いますね。
上のほうまでビロードのような緑に包まれています。
こちらが、草千里ヶ浜 ↓
相棒はここで乗馬しました(といってももちろん引き馬です)。 モンゴルの平原みたいです。

阿蘇の周りをぐるぐる走りますが、どこからでも噴火が見られます。
一番眺めがよいとされる大観峰 ↓
ぐるっと360度見渡せます!
ここからの眺めはまるでお釈迦様が横になっているようで
(左のほうが頭です)阿蘇五岳が涅槃像と呼ばれているそうです。
気持ちの良いところでした。
そして一路新門司のフェリー乗り場へ急ぎます。
夕暮れの中カルスト台地(平尾台)も通りました。

<5日目>
今日も快晴。 フェリーの部屋から 明石海峡大橋をパチリ。 ただいま~って感じですね。

帰りは京都宇治と奈良に寄り道です。
10年ぶりくらいに訪れた平等院。相棒は小学生の修学旅行以来とか???
今回平成の大修復が終わり本殿の概観は綺麗になりました。
お堂の中央からは仏様のお顔が拝めます
わかりますか?
そして太陽に輝く鳳凰。こちらも修理が終わり、輝いていますね 

平常宮跡にも行きました。 相棒は歴史好き。私はさっぱり・・・・
第1次大極殿
朱雀門
なんせ当時のままの位置で復元してあるので それぞれが遠い。
昔の人は歩いていた平城京ですが、今や車で移動・・・。
そして最後のきわめつけは 相棒の遠い遠い祖先が祭られたという和爾下神社で締めくくり。
あれ?これ誰の記念旅行だったかしら・・・

今回の旅は大阪から九州までは往復フェリー、それ以外に1200キロ強走った旅でした。
ちょっと太って帰ってきたのに、食には残念ながらあまり恵まれなかったなぁ。
フェリーの食事と3日目の宿の食事は美味しくなかった。
でも日常を離れての旅はいいものですね。
またどっか行きた~い