月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

映画 犬神家の一族

2008-02-19 09:41:35 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等
追悼。

市川崑監督

「犬神家の一族」

昨夜
リメイク版が
放送されていた。



メインに流れていた曲は
確か 同じ…

印象的な、あの曲。

犬神、といえば
やはりあれ。


自分の作品を
自身でリメイク…
するには
何か理由があったのかな。


取りあえず
今朝は時間ないから

思ったこと
ちょこっとメモ(^_^)v

…………
比べて
観てないから
よくわからないけど


湖や
それを取り囲む山が
とても
きれいだな…と思った。

おどろおどろしい
事件の舞台にもなる
わけだが

そうじゃないときの
そこは
何というか
静かで
澄んでいて
人間の小事を
超越したような
神々しさを感じた…

のは
気のせいか (^_^;)

はたまたデジタルの
成せる技か(^_^;)


また、見比べてみたい。



あと、

すけきよの母
最後の
取り乱し様が
きれいじゃなかった。

というか…

人間くさい感じがした。

こんな感じだったかな?
まえの。


息子が罪を被ろうと
していることを知り、

憎んでいた父
佐兵衛の
望み通りに

結局は自分が
動いてしまっていた
ことに気付く
あたり。




一連の事件について
恐ろしい偶然が
重なった

金田一は言っていたが…


すけきよの母いわく

私は私を失う
私以外のものが
私を動かす

これは

恨みや欲など
負の心が
そういう
佐兵衛の
怨念を呼び寄せたの
ではないか
とも思える。


父を憎みながらも

父の怨念から
逃れられなかった。

しかし、最後には

母として
子を思う心には
人間らしい温もりを
感じられ

唯一の救いに思えた。

父の憎念?
から
解いておやり、と

珠世に
すけきよのことを託した。


そういえば
珠世は
すけきよを
見間違えたりしない、と
言っていた。

愛する者へ
まっすぐな気持ちを
持っていれば
姿形が変わっても
間違えないと
いうことだろうか。


実の母は
どこかで
疑っていたようだが。


どんな時も
本当に大事なことを
見誤らない
珠世だからこそ
託したのかな。

負の心は
何も生まない

増念は
断ち切れる。

だけど
分かっていつつも
愚かなことを
してしまうのも
また人間…

両面をもつ人間を
今は
愛おしくも感じる。


(子どもの頃、みた時には
感じなかったことだなあ)



願わくば
光のある方へ…


天から来た人のよう、

去って行った
金田一のことを
誰か
そう言っていたが


金田一は
そんなことを
指し示す
役割を
担っていたのかなー


などなど思った。



番組の終わりには


映画は所詮
光と影だと思います。
KON


監督の
メッセージが。


でも
その光と影の中に

色々なものを

みせてもらえる
のだなあ、

映画って。

すき。




……取りあえず
ここまでに。

行ってきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Twitter