さざんかのゆるゆる散歩

自宅の花、家の近くをゆるゆる歩いて見た花、植物園で見た花などを
載せて行きます。日常の出来事や思い出、経験なども。

木に咲く黄色い花 トサミズキ、ヒュウガミズキ、キブシ、ミツマタ

2020-03-17 21:22:33 | みんなの花図鑑

一週間ほど前、毎週配達される地方紙に、2つ離れた駅の「公園にトサミズキが咲きました」という記事が載っていました。
近いのに行ったことが無い公園です。それにトサミズキの花を見たことが無かったので、14日に見に行きました。
公園は結構広くてどこに咲いているのか分かりません。
歩いて行くと黄色いものがありました!凄く沢山咲いています!嬉しかったですね。

 

トサミズキ マンサク科トサミズキ属の落葉低木

名前が示すように高知県内の山地の石灰岩地域に多く生育している。葉が出るよりも先に、3月下旬から4月に、5~7個の丸みのある黄白色の小花が連なり花序になって下垂する。蕊が赤い。

   

 

不思議な花ですね。

     

 

ヒュウガミズキ マンサク科トサミズキ属の落葉低木

「近畿地方(石川県から兵庫県)の日本海側の限られた地域の岩場に自生している、樹高1.2~2mの落葉低木です。花は、葉が出るよりも早く3月下旬に2~3個の丸みのある黄白色の小花が花序になって、数多く下垂する。枝は細くたくさん分岐し、半球状の整った樹形になするる。刈り込んで樹形を整えることが簡単にできるので、樹形づくりを楽しむことが出来る」

      

この花は近くの小さなマンションの外側にびっしり咲いています。蕊は黄色です。

 

 キブシ キブシ科キブシ属に属する雌雄異株の落葉低木

「3~5月の葉が伸びる前に淡黄色の総状花序につける。長さ3-10cmになる花茎は前年枝の葉腋から出て垂れ下がり、それに一面に花がつくので、まだ花の少ない時期だけによく目立つ。花には長さ0.5mmの短い花柄があり、花は長さ7-9mmの鐘形になる。萼片は4個で内側の2個は大きく花弁状、花弁は4個で花時にも開出せず直立する。雄花は淡黄色、雌花はやや緑色を帯びる。雌花、雄花とも雄蕊は8個、雌蕊は1個あるが、雌花の雄蕊は小さく退化している。」 

  

これは両性花のようです。

 

ミツマタ ジンチョウゲ科のミツマタ属 中国中南部・ヒマラヤ地方原産の落葉低木

3月から4月頃ごろにかけて、三つ叉(また)に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせる。

靭皮(植物の外皮の下にある柔らかな内皮)繊維は和紙の原料になる。

       

もう咲き終わりで、キブシと同じお宅に一輪だけ咲いていました。赤花もあります。

 

今日は今の季節、木に咲く黄色い花を載せてみました。

どの花も葉が出る前に咲くんですね。