本日、愛媛 FC レディースMIKANよりFW 田子 夏海選手の加入と丸井優奈選手の加入が発表されました。
セレッソ大阪ヤンマーレディースは育成型クラブを目指しており、選手は下部組織出身の選手と外国人選手が基本という方針を打ち出しています。中西ふう選手は大卒ですが、セレッソ大阪ヤンマーレディースと提携している大阪学芸高校出身なので下部組織出身者に準じる選手でしょう。
田子夏海選手はセレッソ大阪の下部組織や大阪学芸高校に所属したことのない選手です。セレッソ大阪ヤンマーレディースが下部組織以外の選手を獲得するのは初めてのケースではないかと思われます。愛媛FCレディースMIKANは、愛媛FCレディースの下部組織です。田子選手のプロフィールを見るとは中学校まで大阪で過ごして、高校から愛媛に行ったようです。
セレッソ大阪ヤンマーレディースがこれまでの方針とは異なる選手をなぜ獲得したのかはわかりませんが、田子選手について興味が出てきたので、少し調べてみました。
愛媛FCレディースに2種登録されており、愛媛FCの公式サイトによると2023シーズンは22試合6得点、2024シーズンは22試合8得点でなでしこリーグ1部得点ランキング7位でした。
WEリーグの一つ下のカテゴリーであるなでしこリーグ1部とはいえ、高校2年と高校3年で全試合出場して、得点を多く記録していることはすごいことだと思いました。数試合You Tubeでプレーをみましたが、期待の持てそうな選手でした。3ゴールを見ましたが、①裏抜け、②カウンターからグランダーのクロスを合わせたゴール、③ロングシュート、とパターンが異なりました。セレッソ大阪ヤンマーレディースにはいないタイプかもしれません。
今シーズンもセレッソ大阪ヤンマーレディースは、選手層が薄くて、交代枠をほとんど使っていない試合が多いのが現状です。WEリーグとなでしこリーグ1部のレベルは異なるとはいえ、田子選手はセレッソ大阪ヤンマーレディースの前線の選手層を厚くしてくれる選手になると期待しています。
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