令和3年10月7日(晴れ)
今日は朝は曇り空で、昼頃から晴れで、昨日は5日の豪雨で水が浮いていた田んぼの排水をしたんで、今日は、稲刈り行けるんじゃネエ?という事で今日は稲刈りをやりました。
先ずは画像は無いんですが、坂の下圃場の稲刈りをしました。一部、水が浮いていて田んぼの中でコンバインを転回するのは不味いので農道にコンバインを揚げてそこでコンバインを転回して稲刈りをしました。折り返しの稲刈りは水が浮いている箇所になるので折り返しの稲刈りはしません。常に一方向のみで刈っていきます。イメージし難いかな?コンバインは多少、ヌカルンデいても直進は走るんですよ。コンバインを柔らかい圃場で展開すると嵌るので農道で展開してから圃場に入って多少,ヌカルンデいても直進で稲刈りして圃場の奥が固いのでそこまで直進してそこでコンバインを転回してまた農道迄戻って直進刈りを実施しました。というイメージ。作業の時間がかかりましたが、コンバインが入れない箇所、1アール程ですが、そこは手刈りしました。
次に奥地圃場の稲刈りです。順調であれば今日で稲刈りは終わりのはずなんだけど!稲もそこそこ良いし、倒伏もしていないのでサクッと終わりますか!
ところが、ところが奥地下圃場でコンバインが嵌ってしまいました。自分も田んぼに水が浮いているので、ここはバック刈りかなと思って作業していました。そこで2畝目の刈り取りがつい奥まで入ってしまい、コンバインがバックし難くなってしまいました。そこで前方を見ると行けそうな感じで自分で歩いてみても行けるんじゃないかと判断して直進しましたが、見た目とは違い、コンバインがガッチリ嵌ってしまいました。昨年、8回も嵌っても何とか脱出できた経験があったので色々と対処しましたが、どんどん、底なしに嵌っていきます。今春、砕石を入れたんですが、入れた場所とは違うところに嵌ったみたいです。見た目脱出が可能ぽいけど、全部がガッチリ嵌っています。
では、梯子などを使って脱出を試みますが、上がれません。コンバインのお腹が泥に着いたみたいで、車高を上げたんですがそれでも上がれません。前が深すぎて梯子の角度が急なんですね。砕石なんかも入れたんだけどグリップできなくて全く身動きが取れなくなってしまいました。
自分のテクではどうにもならないのでレッカーを呼びました。画像はありませんがレッカーと言うよりも大型ランクルにウインチ装備の車で来ましてウインチだけで引き上げました。後ろ向きには引き上げれないという事で前進で引いてもらいましたが、想定以上に深み(1m程)に嵌っていて引いたときにコンバインがウイリーになりました。バイクやトラクターはウイリーしますけど、コンバインがウイリーするのは初めてでした。レッカーの社員さんも「ウイリーしてましたね」と言ってました。プロは10分ほどで引き上げますね。
嵌った跡の窪みです。ここまでコンバインが深くはまったのは、数々、嵌らせてきた自分としても経験がない程の深みでした。底なし沼みたいなものですね。ここまで深い(1m弱)と自力ではどうにもならないですね。
一度、脱出してから固い所迄移動しようとしたんですが、また嵌ってしまいまして一応、レッカーに繋がっていたんで固いところに出るまでサポートをお願いしました。此処は当初からヤバいと思って稲を植えていませんでしたが、逆に稲を植えて置いて稲株で何とか走れるようにしたほうが良いかなと、一寸、反省です。これらの嵌ったところには今秋か来春に砕石を入れて改修します。昨年、嵌ったところは砕石を入れたら水は浮いていましたが、コンバインが走れました。やはり、手当は大事です。
稲刈りは奥地圃場の上圃場、13アール程残っていまして、そっちも山際の水口のところが泥濘ます。今度は絶対、そこのところはバック刈りします。絶対、前進しません。なのでスムーズに行けば半日以下の作業ですね。今日は想定外のトラブルで計画通りにはいきませんでしたが、例年よりは稲刈りの進捗は進んでいて10月10日にも畑に戻れそうなんですが、稲刈りで一寸、気になることがあったので、今年は秋耕をしたいと思っています。すべての圃場では無いのですが、雑草、シズイが繁茂している圃場があったので秋耕して根を寒さに充てて退治したいと考えています。2日間の延長なのでねぎの出荷にはあまり影響はないでしょう。昨年は圃場の状態が良くなくて畑に戻ったのは10月19日でしたから1週間は早い訳で概,goodjobだと思います。ただ、今日のレッカーの無駄なコストは避けたかったですね。いくら請求されるんだろうか?
先の記事の訂正があります。
自分は農業経営はほぼ毎年、赤字経営で > 「赤字経営では無くて農業所得がない」が正しいです。赤字ではなく黒字でも簿記経理をやって経営をやってると所得から65万円の控除が有るので65万円までの黒字の場合は所得が無いという扱いになります。先の記事の赤字という表現が誤解を招きそうなので訂正しておきます。
稲刈りは漸く、先が見えたな!早くストレスのない畑に戻りたいな。
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