岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

南九州って雪国だったっけ?

2022年12月23日 | 旅行

令和4年12月23日(朝から雪で一日中雪)

今日のスタートは道の駅宇城からです。今日は有明海沿岸を南下する予定だったのですが、爺の心変わり。せっかくここまで来たので日本の滝百選の「せんだん轟の滝」を見るべく内陸に足を踏み入れました。此れが今日の悪夢の始まりです。

雪道で曲がりくねった道を只管登っていきます。積雪は10cm位かな?自分の感覚では問題なく登れる雪の量と斜度です。滝まであと数キロというところで滝見は断念しました。雪も深くなってきて雪が凍り始めていたのでです。最終集落にたどり着いたら高齢にの男女が居て暫く話をしたんですが、その集落は標高600mだそうで、ここは結構、栄えているんだよという。何故ならここには住宅が40戸もあるそうなんです。見た目数軒なんですけどね。滝に行くには標高900㎡の峠を越えなければならないとのこと。

婆さんが滝の写真があるという事で農産物の出荷作業場に案内してくれて見せてくれたのは古いポスターなんですよ。小さく写っていました。無碍にも断れないので「アッ此れなんですね。迫力ありますね」と言っときました。写真ならネットに転がっているし、自分的には生で見たいんだよね。お礼を言って帰ろうとしたら当地のお茶葉で作ったお茶を頂きました。本当に話し好きで親切な人でした。

当地は地名を言われたけど良く解らなかった。地図で確認しても良く解らない。入り方を間違えたかな?ナビではこのコースだけどね。山肌には結構、雪の被ったお茶畑がありましたね。

折角なので「五木の子守歌」の五木に向かいました。此れが峠越えで凄い雪で何台もスタックして動けなくなっていて大変でしたが、自分は特に問題なく峠越は出来ました。雪道は慣れているからね。大型トラックがUターンしようとして動けなくなっていました。その後ろには放棄自動車もありました。この道ではスタックした車が3台、放棄した車が3台ありましたね。

無事、五木村に着いて道の駅に行ってもレストランはやってなくて雪も凄くて観光も儘ならないので仕方なく人吉市に向かいました。

人吉市では「国宝 青井阿蘇神社」にお参りしました。あまり大きな神社ではありませんが古さは感じます。屋根の萱は大部、古くてそろそろ葺き替えが必要ですね。

境内に「宮地嶽神社」があったのはびっくりです。此処で「宮地嶽神社」があったのは想定外でした。小さな祠でしたけどね。境内には何故か唐傘の展示があって夜間照明で賑やかにするんでしょうね。

さてここからが問題です。雪がドンドン降ってくるし何処で夜を過ごすかという段になって、沿岸部が雪が無くて良いと思って、目標を「道の駅みなまた」にしたんですが、流石に五木村経由ではいくら自分の車でも危険なので別のルートを探したらループ橋を経由して峠越すれば行けそうでその先に高速道路に乗れば雪の少ない沿岸部に出られそうだという事で頑張って峠越えしてえびの市に行くことに。ところがそのコースは通行止めです。高速道路も通行止めです。道路の入口では監視者がわざわざゲートを空けて通してくれたので行けると思ったけど2km程先で今度はバリケードが有って通れません。暫く、どうするか逡巡していると、1台の車が来て話をしたら、人吉市からえびの市に通勤で通っていて毎日、ここを通るという事でした。朝も雪は合ったけど通れたという事でした。彼も自宅に帰りたいという事でバリケードを退けて2台で行くことにしました。自分は雪道になれているんで先導で走っていきましたが雪は結構ありましたが特に問題なく通過出来てえびの市に入れました。先の人には凄く感謝されました。

そこで自分は沿岸部の水俣市に向かうべくナビに行き先を入れたらまたしても峠道(国道447号?)で雪がガンガン降ってきましたが積雪が10cm程度なら自分の車は走れるんで峠を登って行って頂上に着いたなと思ったらそこに監視員が居て通してくれない。雪道になれているから通してくれと言っても頑として受け付けない。「何かあったら自分たちの責任になるからと」仕方なく、「道の駅 えびの」まで戻って、別の道は無いかと聞いたら268号線は峠道はあるが比較的高く無いのでそのコースなら行けるかもと言っていたので向かったんです。雪は途轍もなく凄くて前も見えないくらい降ってきましたが伊佐市に入ったら更に雪が強くなってきて伊佐市を過ぎたらさらに積雪も10cm以上20cm位になって途中で、また通行止めになってしまいました。空も暗くなったので如何するかの判断です。自分は車が雪に埋もれても1~2日位は食料もあるし、シュラフ2枚あるので籠城できるけど、今回は暗いし、知らない道なのでバリケードを退かして迄は行きませんでした。

そこで困ったのは何処で夜を過ごすかですが、伊佐市には道の駅もなく、ネットカフェもない。仕方なく35km先の「道の駅えびの」まで戻りました。この判断が正解でした。それは翌日解ります。

今日は沢山の雪の峠道越えで気を張っていたので気疲れが凄くてワイン1本飲んで寝ました。ネットで藤井聡太竜王のA級順位戦をやっていたのでそれを見ていたら午前零時過ぎに決着で、それでも勝ったのでよしよしとして寝ました。

兎に角、寒いし、気疲れの多い一日でした。暗くなってからの雪の峠道は危険です。

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