平成27年8月28日(曇り)
今日は葱の出荷は出荷場のお休みで出荷作業はお休みです。気温も25度以下で涼しい以下で凌ぎやすいというより寒いかな!
ということで、今日は全葱畑に防除作業して、明日からの出荷作業のために葱を掘り起こして、買い物して、百姓は今日もお休みは無くて目一杯の作業しています。
そこで掲題についてですが、秋取り以降の品種ととしている品種ですが、メーカーから夏取りで実験して欲しいという要望から実験していた「関羽一本太」を今日、種苗会社の担当者が結果確認に来ました。
自分としてはここの葱の生育に関しては自信があるんで問題ないですが、検査を受けるとなると一寸、緊張しますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/73/0ec392435246c283ae86fb8d682a0d30.jpg)
葱の太さは十分で病気も無く自分のねぎのなかでも、超立派な葱です。お盆前までは干ばつで葱は一寸、みすぼらしかったのですが、お盆中の雨で急に太って、伸びて超立派な葱になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/50/e204cc48fba93d02fe365877ea142f9f.jpg)
JAの担当者も想定以上の生育なんで、ビックリしていて部会員にこの作型をアピールすると言ってましたね。
左から2列目はホワイトスターのトレイが1枚混じっていた様で、ホワイトスターです。葉色が淡いのが判りますでしょうか。同じ圃場なのに葉先枯れも「関羽一本太」より多くて病気に弱いことがここで比較できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/14/820e221d0300464c26f47ed5b0d8b7e0.jpg)
自分でもびっくりしてますが、あまり期待していなかったんですが「関羽一本太」は夏ネギとしての栽培は有りですね。
太身は有るし、伸びも良いし、病気に強い、虫にも強い。今年は凄く良かったです。
比較物は有りませんが、2L以上で節間も短いんで土寄せを沢山しなくても呆けは少ないと思いますね。種苗屋さんも良いネギだと褒めてくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/b5/4d2cd5a99b8fdfd767b1a29846179cda.jpg)
干ばつによる葉先枯れ病もほとんどなく、小菌核腐敗病も出始めかなというレベルでこれからは増えないので特に問題は有りませんね。綺麗な畑でしょ!「Good Job」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/0e/270786d0897e69ade259b6b5ee988e91.jpg)
「関羽一本太」の夏ネギで栽培する特徴やメリットについて纏めておきます。
①播種は2月20日にして芽出し機に入れて6日後に芽出し機からハウスに移したんですが、他のネギより若干、発芽が遅いような気がします。メーカー曰く、夏扇系より1日以上発芽が遅いということでした。
②苗の成長もホワイトスターや夏扇系より遅い。苗が出来上がらなくて定植も3週間遅れましたしね。
③圃場での生育も他のネギより遅いですね。今年は2番手の出荷用に播種、定植したんですが、干ばつもあって生育が悪かった。お盆の雨や暑さも相まって急に太りや伸びがあって夏ネギでも十分使える事が判りましたね。急激に太ったんで襟割れが心配ですが!
④病気に強い。春先に若干のベト病が見えたんですが、防除したら止まって消えましたね。葉先枯れも少なくて遠くから見たら葉先枯れが無いように見える位、綺麗な畑に仕上がりました。それ以外の病気は全くありませんでした。
⑤老化が遅いため在圃性が良いので他の圃場の状況により収穫時期ををコントロールできる。これが、病気に強いことと最大の強みですね。
とにかく、病気に強い、在圃性が良い、暑さで太身が出る等、巷の評判と違い、超早生葱と組み合わせると上手い栽培が出来るのが今回判りましたね。ただ、メーカーも言ってましたが秋口以降のさび病に弱いのが難点ですね。メーカー曰く、防除をしていれば畑が黄色になることは無いということでした。夏葱ならさび病前に出荷するので問題ないですよね。
ここのところ、訪問者が多くて、昨日は全農が葱畑を確認に来ました。何で?と思ったら自分は昨年 葱を40aの作付で、今年、60a作付し20a増反したんで担い手支援の対象になるということで自分は申請していなかったんですが地域JAの担当者が申請してあったらしくてその確認に来たということでした。高々、20aの増反で5人も来ましたね。支援費用が出るらしいけど貰えるものは貰っておきましょうかね。何時かな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/52/956ec6a4804eac046940a79cebdd6828.jpg)
全農さんとの立ち話しで、急に全農に対する要望はないかということを言われ、急には思いつかず農業資材が高いね等、簡単な要望は話したんですが、家に帰って来てから考えたら実は要望が一杯有ったので、話せなかったことが一寸残念でしたね。自分は農業以外の分野から農業に入ってきたので、農業者と違う目線で見れるし、予てよりJAの運営には違和感も有ったんで、今後、別途文書化して提言(提案))しようかと思います。良い提言するんでクレーマーでは無いですよ!
葱の出荷作業は順調で小田道Aは掘り起こしが今日で完了し明日の出荷で完了です。昨年よりは出荷量が若干少ない感じがします。といううか、ネギの重さが昨年より軽いんですよ。
さて、明日からは家の脇圃場の出荷を始めます。
百姓は順調ですね。明日も頑張るぞ!
頑張っているんで、プチットお願います。
↓↓↓
百姓の場合はこちら
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今日は葱の出荷は出荷場のお休みで出荷作業はお休みです。気温も25度以下で涼しい以下で凌ぎやすいというより寒いかな!
ということで、今日は全葱畑に防除作業して、明日からの出荷作業のために葱を掘り起こして、買い物して、百姓は今日もお休みは無くて目一杯の作業しています。
そこで掲題についてですが、秋取り以降の品種ととしている品種ですが、メーカーから夏取りで実験して欲しいという要望から実験していた「関羽一本太」を今日、種苗会社の担当者が結果確認に来ました。
自分としてはここの葱の生育に関しては自信があるんで問題ないですが、検査を受けるとなると一寸、緊張しますね。
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葱の太さは十分で病気も無く自分のねぎのなかでも、超立派な葱です。お盆前までは干ばつで葱は一寸、みすぼらしかったのですが、お盆中の雨で急に太って、伸びて超立派な葱になりました。
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JAの担当者も想定以上の生育なんで、ビックリしていて部会員にこの作型をアピールすると言ってましたね。
左から2列目はホワイトスターのトレイが1枚混じっていた様で、ホワイトスターです。葉色が淡いのが判りますでしょうか。同じ圃場なのに葉先枯れも「関羽一本太」より多くて病気に弱いことがここで比較できます。
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自分でもびっくりしてますが、あまり期待していなかったんですが「関羽一本太」は夏ネギとしての栽培は有りですね。
太身は有るし、伸びも良いし、病気に強い、虫にも強い。今年は凄く良かったです。
比較物は有りませんが、2L以上で節間も短いんで土寄せを沢山しなくても呆けは少ないと思いますね。種苗屋さんも良いネギだと褒めてくれました。
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干ばつによる葉先枯れ病もほとんどなく、小菌核腐敗病も出始めかなというレベルでこれからは増えないので特に問題は有りませんね。綺麗な畑でしょ!「Good Job」
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「関羽一本太」の夏ネギで栽培する特徴やメリットについて纏めておきます。
①播種は2月20日にして芽出し機に入れて6日後に芽出し機からハウスに移したんですが、他のネギより若干、発芽が遅いような気がします。メーカー曰く、夏扇系より1日以上発芽が遅いということでした。
②苗の成長もホワイトスターや夏扇系より遅い。苗が出来上がらなくて定植も3週間遅れましたしね。
③圃場での生育も他のネギより遅いですね。今年は2番手の出荷用に播種、定植したんですが、干ばつもあって生育が悪かった。お盆の雨や暑さも相まって急に太りや伸びがあって夏ネギでも十分使える事が判りましたね。急激に太ったんで襟割れが心配ですが!
④病気に強い。春先に若干のベト病が見えたんですが、防除したら止まって消えましたね。葉先枯れも少なくて遠くから見たら葉先枯れが無いように見える位、綺麗な畑に仕上がりました。それ以外の病気は全くありませんでした。
⑤老化が遅いため在圃性が良いので他の圃場の状況により収穫時期ををコントロールできる。これが、病気に強いことと最大の強みですね。
とにかく、病気に強い、在圃性が良い、暑さで太身が出る等、巷の評判と違い、超早生葱と組み合わせると上手い栽培が出来るのが今回判りましたね。ただ、メーカーも言ってましたが秋口以降のさび病に弱いのが難点ですね。メーカー曰く、防除をしていれば畑が黄色になることは無いということでした。夏葱ならさび病前に出荷するので問題ないですよね。
ここのところ、訪問者が多くて、昨日は全農が葱畑を確認に来ました。何で?と思ったら自分は昨年 葱を40aの作付で、今年、60a作付し20a増反したんで担い手支援の対象になるということで自分は申請していなかったんですが地域JAの担当者が申請してあったらしくてその確認に来たということでした。高々、20aの増反で5人も来ましたね。支援費用が出るらしいけど貰えるものは貰っておきましょうかね。何時かな?
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全農さんとの立ち話しで、急に全農に対する要望はないかということを言われ、急には思いつかず農業資材が高いね等、簡単な要望は話したんですが、家に帰って来てから考えたら実は要望が一杯有ったので、話せなかったことが一寸残念でしたね。自分は農業以外の分野から農業に入ってきたので、農業者と違う目線で見れるし、予てよりJAの運営には違和感も有ったんで、今後、別途文書化して提言(提案))しようかと思います。良い提言するんでクレーマーでは無いですよ!
葱の出荷作業は順調で小田道Aは掘り起こしが今日で完了し明日の出荷で完了です。昨年よりは出荷量が若干少ない感じがします。といううか、ネギの重さが昨年より軽いんですよ。
さて、明日からは家の脇圃場の出荷を始めます。
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これからもよろしくお願いします。
私は茨城です。主としてスーパーの地元野菜コーナーに納品していまして、規格などは全く気にすることなく納品できます。例年ですと稲刈り前には、ネギ以外の多品目夏野菜で収入を得ていたのですが、その時期に地元野菜コーナーに並んでいたネギがSサイズよりも細いくらいのネギしかなく、今回の栽培を計画しました。太さもそこそこあって20cm以上あれば販売できそうです!!
この度は貴重なお話を聞かせて頂き、ありがとうございます!
またご相談にのって頂くことがあると思いますので、是非よろしくお願いします!
栽培地域はどちらですか?ねぎは気温が高いと休眠するので夏場は成長が止まります。この記事の時は見た目は凄く良かったのですが白根の長さは今一で8月末では夏ネギの出荷規格白根長さの25cmにはギリギリ足りませんでした。結局、9月の半ばに出荷したと記憶しています。9月の後半には黄斑病が出てきましたし、10月になって涼しくなると露が多くなり、サビ病も出始めて、結局、翌年以降、規模拡大には至りませんでした。関羽は在圃性が良くて、他の早生栽培と組み合わせると有効な品種で夏ネギとしてもお勧めできます。自分は一人百姓なので一気に出荷できない為、いろいろとリスクが高くて栽培を辞めました。出荷規格になったら一気に出荷できる体制があるのであれば夏ネギとしても栽培するのは有意義です。ある大規模ねぎ農家さんも採用していましたし!
かなり過去になりますが、こちらの記事を読ませて頂きました。私もそふの代から関羽を栽培してますが、夏用として年明けに播種を考えています。こちらの8月下旬の記事の写真でとても立派に育っていたのですが、8月下旬での出荷は可能でしょうか?白身の長さはどのくらいあったのでしょうか?
よろしくお願いします。