丹沢秘密倶楽部

日々の記録、思いついたこと、昔話など。最近は、俳句のこと。
俳句は読み中心で、なかなか詠めない。

ひねる

2020-01-25 08:47:00 | 俳句

今をときめく、俳人夏井いつき大先生が俳句雑誌に、こんなことを書いていました。

「何も調べず自分の脳を信じて捻り続けるのは、時間の無駄というもの」

よし、わかった、おっけー牧場!

 

おらほの「お気に入り俳句」集から、作ってみました。

 

島小春プレス一瞬たこせんべい            近田吉幸

江ノ島の参道急に章魚(たこ)せんべい        今日酔

江ノ島の参道賑わい章魚せんべい

江ノ島神社の坂道の狭い参道の両側に土産物店が並んでいます。そこで小さい章魚をプレス機でつぶして、薄く大きなせんべいにしたものを売っている店を見たことがあります。
章魚は夏の季語なので、これでいいかなと。

しかし、ちと、ごちゃごちゃしてしまったかも?
江ノ島、参道、賑わい、章魚せんべい
俳人は、こういうごちゃごちゃを嫌うようですが、まぁ、にわか俳人なので。
時々考えて直していきます。

 

突堤のあをぞら冬に入りにけり            中岡毅雄

この突堤は海だと思いますが。

 

貯水池の突堤近く冬の鳥               今日酔

貯水池の突堤の空冬の鳥

 

日本初の近代的水道、横浜市水道局の相模原貯水池。

下の画像の正面奥あたりです。

 

相模原公園のフランス庭園、左右対称につくられています。

 

山荘のフランス窓に焚火映ゆ             小川軽舟

 

二階よりフランス庭園春の雪            今日酔

寒晴や噴水の底乾きたり

 

「フランス窓」とは縦長の窓のようです。欧米風の山荘、白い建物でしょうか。水色もありうるか?

「フランス庭園」は左右対称に造るそうです。

 

夏はこんな感じ、上と反対方向から。

公園にフランス庭園夏の水

 

近詠

夜も更けてテントの狸陶器市

公園のテントに狸陶器市

夜狐の声聞いている山の小屋

狐鳴く山の小屋の夜更けにけり

狐鳴く小屋のランプの薄明り

点々と雪山上る兎かな

 

句会ではありませんが、狐、狸、兎の季題がでたので。

犬を足しました。

蠟梅やリードの犬に芝広し

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令和二年

2020-01-08 16:39:29 | 俳句

謹賀新年

 

さて、今年はどんな感じになるでしょうか。

目標

1、断捨離を進める。

2、がんばって俳句を続けていく。

俳句雑誌への投句(掲載の見込みは、ほぼありませんが)

  NHK俳句、角川俳句、俳句界、俳句あるふぁ(季刊)

 

  facebook俳句

二つの句会、ほぼ月に一回、三句投句と五句投句、なんとか続けていきたいと思っています。

 

 

近頃、お気に入りの一句

 

寒き電線絡み入るスナック純              坊城俊樹

新宿歌舞伎町のゴールデン街らしいです。

 

薄氷(うすらい)の吹かれて端の重なれり        深見けん二

 

ここになら住んでよさそう薄氷(うすごおり)      宇田喜代子

 

地下鉄の駅間の闇冬めきぬ               小川軽舟

星空へ冬木のこずゑ湧きあがる

 

            三角点近くの雑木林

 

近詠

相模野の三角点や枯葎(かれむぐら)

「だから何駄句」かもしれませんが、おらほの近所に、日本初の三角点があるのです。

「相模野基線北端点」といいます。

明治15年、ここ相模原市麻溝台に北端、座間市ひばりが丘に南端(いずれも今の地名)約5200メートル間に日本初の一等三角点が設置されて、測量が始まったそうです。当時は桑畑と原野・雑木林で、この直線間の木はすべて伐採されたそうです。今も近くに雑木林が残っています。

 

エスカレーター下りてコンビニ冬の雨

相模大野駅前です。

 

冬休み廊下真っ直ぐ光りたり

 

葱を焼く自治会役員どんど焼き

自治会のどんど焼きで、葱焼きを配っているのです。健康に過ごすということらしいです。

 

成人を祝う字を書く日脚伸ぶ

十年ぐらい、立て看板を書いていますが、のちほどご披露。(気が向けば)

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