丹沢秘密倶楽部

日々の記録、思いついたこと、昔話など。最近は、俳句のこと。
俳句は読み中心で、なかなか詠めない。

痛風

2021-02-24 15:54:48 | 俳句

 

 

痛風です。ついに左足かかとの上部が赤く腫れてしまいました。

現在は回復しましたが、左足をつけなくなり実質、歩けない状態が三日ばかり。

尿酸値のことは自分なりに調べていましたが、ちと甘かったということです。

これを機にアルコールをやめました。黒霧島(焼酎)200ml一本と缶チューハイ350ml二本をほぼ毎日飲んでいました。

自分では、たいした量ではないと思っていましたが、毎日の蓄積がよくなかったようです。

 

アルコールをやめてみると、尿酸がとれてきたのか、全身の関節が軽くなって、動きがよくなったなと思います。

具体的にいうと、自転車のペダルが非常に軽くなった。今までも特に重いと感じていたわけではないが、右や左を見ながら、のんびり・・・

と自分では思っていました。

尿酸は尖っていて、指先などの血管の末端に多くの尿酸がいくとちくりとした痛みを感じるらしいことは知っていました。

痛くはないが、尿酸が日常的に関節に滞留していて動きが悪いことに慣れてしまっていたということらしいです。

人間はどんなことにでも慣れてしまう、重大なことが起こらないと、そのことに気づかないものだ、と改めて思いましたね。

今ごろ気づいても遅いかも・・・ですが、とりあえずは回復しているので・・・

自業自得ではありますが、このまま生活改善。。。しかないというところです。

 

 

近ごろお気に入りの一句

傾きがその人である夏帽子                 藤原暢子      千句選95

 

そのあたり夜のごとくに百合白し              小川軽舟      千句選96

そのあたりほのとぬくしや寒牡丹              虚子        千句選97

 

最近、高浜虚子の句を収集していて、見つけました。

当方の「参考の一句」路線も間違いではないかな・・・です。

 

旅の夜の茶のたのしさや櫻餅                    水原秋櫻子       千句選98

どこからを旅と呼ばうか南風                藤原暢子        千句選99

 

涼しさを歩いてをれば古き町                藤原暢子        千句選100

「古き町」中山道の馬籠宿のようなところでしょうか。(ここしか行ったことがない)

外国はまったくわかりません。

 

夕焼けのいちばん端の色が好き               対中いずみ     千句選101

さきほどの冬菫まで戻らむか                対中いずみ     千句選102

気にはなったが、通り過ぎてしまった・・・

 

星月の昏(くら)き曠野(あらの)をゆきまよふ       高屋窓秋      千句選103

現実の風景ではないでしょうが。

 

球場をでてくる春のホルンかな               田中裕明      千句選104

小鳥來るここに静かな場所がある              田中裕明      千句選105

空へゆく階段のなし稲の花                 田中裕明      千句選106

この方は、最近知りました。

 

近詠

春立つや量販店へ自転車で

古淵駅近くの「島忠ホームセンター」または「ドン・キホーテ古淵店、メガ店舗」ですね。

 

路地口の靴店狭し春一番

千歳船橋の駅前商店街の路地、二坪ちょっとぐらいの靴屋があります。ときどき買います。

店の奥に主人が座っています。

狭くても、奥は奥です。

 

ランドセル一列に行く春の午後

下校中の小学生の一列、みどりのランドセルカバーをつけていたので、二年生でしょうか。

 

文人とひとり称して初硯

(いい気なものですが・・・自分で言うしかない。)

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しばらくは、

2021-02-02 10:00:45 | 俳句

シジュウカラ

なんとか撮れました

 

二月です。

さて、えんぶりはどうなるのか?聞いても調べてもいませんが。普通に考えると中止でしょう。

しばらくは、いろいろな行事の中止が続くと思います。

 

俳句雑誌を買いに行ったついでに、書道用品店に行って、筆を買ってきました。

羊毛筆、12000円也、今までに買った筆で最高価。いつもは、数千円のイタチの筆なのですが、

拙句を書いてみようと思い立ったのです。

ご披露できるまでには、数か月かかるでしょう。

短期集中しても、さほどの上達はありません、何事も。続ける日にちが必要です。

 

近ごろお気に入りの一句

よこはまの港に降つて春の雪          今井杏太郎      千句選89

クリスマスイヴ氷川丸灯りけり         今井杏太郎      千句選90

雪の日のだいこん畑ねぎ畑           今井杏太郎      千句選91

白梅や丹波へ紙を買ひに来て          大石悦子       千句選92

金沢の見るべきは見て燗熱し          西村麒麟       千句選93

なるほど、こんな感じでいいのかと思いましたね。

 

 

鷹 2月号  

3句掲載でした。初心者にしては、まぁまぁかな・・・ですが、来月は1句かも?

 

秋澄むや散歩のひとり腕まわす         投句   掲載

ランウェイ句会で〇をもらった句です。

 

銭湯に野球部員や初時雨            投句   掲載

暖色の灯の珈琲や冬隣り            投句  (没)

たまに行く古書店、元は喫茶店だったらしく、カウンター席があって、飲み物を出しています。

その古書店の路地裏に銭湯があるのです。

 

略帽のあごひも掛けて神渡し          投句  (没)

ちと、勇まし過ぎたか。空想句なので、・・・

神渡し、冬の季語、出雲大社に渡る神々を送る西風。フェイスブック俳句に題が出たので。

 

墨を摺る少女に愉し年の暮           投句   掲載

公園に散らばる園児石蕗の花          投句  (没)

当方としては、いい出来、のつもりでしたが、よくありそうな平凡な句だったかな・・・

 

 

参考の一句

めりめりとラヂオは鳴つて朝桜         冬野虹       千句選94

 

ローマからラジオが鳴って夏の朝        今日水

東京オリンピック、ますます混沌としてきましたが、

その昔の、ローマオリンピックのラジオ中継です。

水泳競技、山中毅選手、銀メダルだったかな・・・です。

古過ぎる、・・・その通り。

 

近詠

畠にも椅子置いてあり春隣           今日水

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