じゃがいも植え付けの時期になりました。

畑の土の酸度を測定するものです。
じゃがいもは、ほぼ毎年作っていますが、うまく作れていません。
個数、大きさは、そこそこですが、瘡痂病 (そうか病)に悩まされているのです。じゃがいもの皮に瘡蓋のようなものができるのです。有毒ではないので、食用には支障がないのですが、見た目がよくない。
誰かに差し上げるにしても、説明はしますが、貰った方は、「ん・・・」と思うでしょうね。
今年はがんばってきれいな肌のいもを作ろうと、酸度計を購入、ほぼ4000円、家庭菜園用器材としては高額です。
そうか病の原因として挙げられるのは、土の酸度と肥料のやり過ぎだそうなので、酸度を計ってみようと思ったのです。
日本の土は酸性土なので、畑に石灰(アルカリ性)を入れて野菜を栽培することが多いのですが、じゃがいもは違うようです。
植物の生育には時間がかかるのです。古代中国の農民に苗の生長を促そうとして茎を引っ張った人がいたという笑い話(助長)がありますが、現代日本には、早く育てようとして、しょっちゅう肥料を与える当方のような家庭菜園者がわんさかいるのです。
さて、うまくできるかどうか、答えは早くて六月中旬です。
近ごろお気に入りの一句
春の雲平家の旗のやうに焼け 島田牙城
普通に読めば、夕焼けでしょうが、景色としては、朝焼けにありそうですね。
いつまでも遠きところや春渚 北大路翼
「春渚」、穏やかな陽光の渚、誰もが行きたいところでしょうが、作者にとっては「遠きところ」、自分はそっちには行けない。