金蘭、自生しています。
オーディオブック、iPhoneで読み聞かせをしてくれるものです。存在は知っていましたが、「なに、それ、ほぼ無意味。」と思っていました。
しかし、俳人(現状、俄か、冷やかしレベルですが)となった今、松尾芭蕉の「おくの細道」をしっかり読むべきかなと思ったのです。
芭蕉関連の本は何冊か買ってあり、「おくの細道」も読んだことがないわけではありません。
「読書百遍・・・」と言いますが、実際に百回読むというのは難しいですが、オーディオブックを聞きながら、本文を眺めることならばできるかなと思ったのです。
本だけだと、注釈などが気になってしまい、なかなか進みません。注釈や解説文を読んでも百パーセント理解できるはずもなく、・・・。
とりあえず、すらすら読める状況をつくるには、超便利です。
近頃お気に入りの一句
緑陰は深し馬車待つごとく佇つ 黒田杏子
「緑陰」は、夏の緑の木陰。
夏潮に道ある如く出漁す 稲畑汀子
裏富士のがれ場まっくら大西日 堤 信彦
参考の一句
草いきれ鉄条網に囲まれし 坊城俊樹
金網の米軍住宅芝青む 今日水
近くに米軍住宅があります。「建物、大きな木と広い芝生」というパターンの造りになっています。
日本の社宅のように外から見えないように塀をまわしたりはしてませんね。
高々と蝶こゆる谷の深さかな 原石鼎
我が塀を越えて青空揚羽蝶 今日水
低いブロック塀ですが。