丹沢秘密倶楽部

日々の記録、思いついたこと、昔話など。最近は、俳句のこと。
俳句は読み中心で、なかなか詠めない。

大晦日

2019-12-31 18:18:57 | 俳句

 

 

今年の二大ニュース

1、孫が生まれました。一月末生まれなので、もうすぐ一歳。

2、俳人になる。六月からなので、作句歴七か月。

  俳句になっているかどうか怪しいものもありますが。まぁ、初心者なので「おっけー牧場」ということで。

 facebook俳句なので、反応は早いが、難点もあります。直接の知り合いではないので、指摘、助言などを不快に思うこともあります。文字だけのやり取りは難しい。お互いさまではありますが。

 

近詠

句会では、誰かが季題を出すわけですが、先日こんな題が出ました。「開戦日、または十二月八日」

はぁ、と本気で思いましたね。これが季語とは! 季語とした時期もあってよいが、戦後七十数年、すでに季語としての役割は終わっていると思いましたが。句会なので作らないと参加できません。

 

初案、「開戦日戦後生まれも老いにけり」

しかし、おらほは、「老いとか年寄り」ということばは使いたくないのです。

 

推敲、「開戦日戦後生まれも生き残り」

そんなに変わらない?かも、ですが。

「団塊の世代」という言葉が使われる前は「戦後生まれ」と言われていたのです。今となっては、古すぎる!!

ですが。

 

 

「門前の食堂の灯や冬の月」

靖国神社です。実際は暗くなる前に帰りましたが。

「羽子板市煌々として声高し」

実際に行ったことはありません。ちと時代がかっているかも、です。

 

近頃のお気に入りの一句

「屈伸する男のリュック冬紅葉」       奥 要治

「俳句オデッセイ」という、林誠司氏のブログに掲載されたものです。「俳句オデッセイ」検索ですぐ出ます。「神奈川県横須賀市~鷹取山と神武寺」という記事です。名文です。

 

「濤(なみ)音に近づくわれも冬景色」        黒田杏子

この句を真似(参考に)したいと思っているのですが。

今のおらほの力では無理。

コメント (2)
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「十分な大人」

2019-12-14 06:13:08 | 俳句


12月の句会1です。

1、今回の季題『おでん』

2、漢字 「注」一文字を入れ込んで詠む

3、銀座の写真からイメージを飛ばして詠む

  投句 五句 

  選句 八句 

4、28人参加


投句五句と(選句数)

 十分な大人なんだとおでん食う   (3)

 おでん鍋覗き込んでる山の朝    (1)

 注連飾り木箱に並べ人通り     (0)

 冬晴れや画廊のエレベーター狭し  (0)

 冬晴や日比谷公園昼休み      (1)



十分な大人なんだとおでん食う(3)

三人が選んでくれました。

「十分な大人」は、ある知人同士の遣り取りの中での「慰めと励まし」の言葉です。

どこか(俳句)で使いたいと、ずっと思っていました。

 

八句選にはコメントをつけることになっています。

 

・コメント1

子供扱いに苛立つ年頃の若者なのか、それとも

いつまでも大人になりきれない老人の呟きなのか、いろいろ想像し楽しめる句でした。

 

・コメント2

このおでんは、何となくコンビニのおでんのような気がする。

違っていたらごめんなさい。でも、はじめて親元を離れて、

寒い日にコンビニでおでんを買って、

ひとりで食べている大学一年生とか、社会人一年生とか、

旦那さんが忘年会で帰って来ない新妻とか、

なんか、だんだん切なくなってきた。。。

 

・コメント3

啖呵を切ったのは誰でしょう?物語が広がりますね。 

 

「十分な大人」、けっこう伝わるものだと思いましたね。

 

 おでん鍋覗き込んでる山の朝(1)

・コメント

山の朝、この景が効いてますね。山の朝は寒い。温かいものが食べたくなりますよね。そこに。おでん!思わず除き込みたくなります。


「山の朝」、いろいろ使えるなと思いました。



 注連飾り木箱に並べ人通り     (0)

「注連飾り」など、正月用品を路上で売っているというイメージでしたが。


 冬晴れや画廊のエレベーター狭し  (0)

 冬晴や日比谷公園昼休み      (1)

銀座の画廊には、年二回行きます。絵ではなく、知人の書展を見に行くのです。

この画廊のそばに、数寄屋橋公園があって、銀座で働いているらしい人たちが昼休みの場所にしているのです。

が、五七五にうまく入らなくて、苦しまぎれに「日比谷公園」にしたのです。

思いがけず、一票入りました。


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大嘗宮

2019-12-02 17:15:49 | 日記

行ってみました。

大嘗宮参観、入るまでに何時間も並んだり、荷物検査なども大変かなと思っていきましたが、

並ぶこともなく、手荷物検査も数秒ですぐに入れました。

並びませんが、駅(二重橋前)から坂下門まで人波は途切れることなく続いていましたね。とてつもなく広いということです。

帰ってからニュースを見たら、7万2千人入場だったようです。

 

 

 

しかし、並ばずに進めたのは、この辺までで、大嘗宮に近づくにしたがって、渋滞です。

おらほが思うに、渋滞の原因は写真撮影ですね。ほぼ全員が何十枚も写真を撮るために、

あちこちで立ち止まるわけですから。しかも、二三人、四五人で行ってるし、外国人も多いので。

美術館のように撮影禁止ならば、広いので渋滞しないだろうと思いましたが、

そうもいかないでしょうね。(自撮り棒と三脚は不可)

 

 

 

帰りに、靖国神社に寄ってみました。

この桜の木が、東京の開花基準木だそうです。(テレビで毎年見ているが)

 

ここで、一句。思いつかないので、のちほど追加。(できれば、ですが。)

 

追加、平凡ですが、

冬晴や我も行く人大嘗宮  今日酔


近頃、お気に入りの一句

トマト並べ座っていれば売っている   長嶋 有(NHK俳句の選者)

地方都市の繁華街の道端でよく見ますね。トマトを並べて座っている。??? ん?売っているのか。

都会の人は、一瞬わからない。

おっけー牧場。


さらに、

スケートの下手で歩くや父と母

炬燵より出て丁寧なご挨拶

家の中少し歩きて豆をまく

作者はいずれも、西村麒麟、角川俳句賞(2019)から抜粋。

「あるある俳句」と言ったら、怒られるかな。

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