丹沢秘密倶楽部

日々の記録、思いついたこと、昔話など。最近は、俳句のこと。
俳句は読み中心で、なかなか詠めない。

旧暦カレンダー

2024-01-21 13:59:42 | 俳句
今年は当方も俳人見習いとして、旧暦を意識して暮らしてみようと思います。


二十四節気七十二候歳時記カレンダー

二十四節気の大寒、20日から二週間が大寒です。
しかし、旧暦ではまだ十二月十日なんですね。

大寒の最終日、2月3日が節分、次の節気の立春の前の日です。

カレンダーを見ると、旧暦の元旦は、なんと2月10日ということです。

年の内に春は来にけりひととせを去年とやいはむ今年とやいはむ
古今和歌集、在原元方

うむ、当方も同じ気分になってきましたね。

立春を検索

「今の暦で立春は2月4日頃です。一方、陰暦では12月後半から1月前半です。」とありました。

うむ、なるほど。
今の暦は、4年毎に2月29日があるので、2月4日頃、これは当方でもわかる。
しかし、陰暦の幅は?

陰暦の一年は354日なので、数年ごとに閏月を設定して調整いたのでこうなるようです。

陰暦のもとになった貞享暦は、1684年、渋川春海が作ったものだそうで、この功績により、幕府天文方に任命されたそうです。
渋川春海は、当方が趣味とする囲碁の江戸時代の家元、二代目安井算哲。天文方になったことで、囲碁界を引退して、暦の研究に専念したそうです。
松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅に出たのは、1689年ですから、芭蕉も貞享暦を使っていたわけです。

当方の囲碁事情
7級になって、よし、と思っていたら、たちまち負けが込んで、只今10級になってしまいました。二月三月をかけて、6級に踏み込むのを目標としましょう。


近ごろお気に入りの一句

球場を出てくる春のホルンかな        田中裕明

球場を出てくる?
春の選抜高校野球、地方予選の開会式か。吹奏楽の行進曲が球場の外にまで聞こえてくる。
と読めばいいかなと。

春寒のさても小さき四番打者         田中裕明
小学生の野球でしょうか。

霜柱きらきらきらとあれは声         高野ムツオ
当方の一本畝畑にも、きらきらした霜柱を見ないうちに春になりそうです。
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土作り

2024-01-09 11:35:05 | 俳句

当方の一本畝畑の現状

土作りと言えば聞こえがいいが、発酵した生ゴミを埋めて堆肥化しているところです。ときどき簡単に耕したり水を撒いたりします。
発酵した生ゴミの堆肥化には水と酸素が必要なのです。


当方の愛読書、二十年ぐらい前に買ったもので、ときどき思い出してパラパラとめくっています。


図解が多いので、読みやすいが、内容理解となると、ん?ですが、なんとなくわかった気分程度で、いいかなと。


絹さや、プランターで冬越しのつもりでしたが、暖冬のせいか、花がつきました。


絹さやの花、絹さや全体が小さいので実にはならないと思いますが。



鷹の爪収穫



続、鷹の爪
ピーマン、シシトウ、唐辛子類は、本来は多年草だということをネットで知りました。で、枝を切って冬越しさせてみようと思いましたね。


近ごろお気に入りの一句
七草に時間のごとき塩をふる       北大路翼
七草粥に塩をふりながら、来し方行く末を思う、と読めばいいのかなと。

悴んで電車が行ったばかりなり      北大路翼
冬です。
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令和6年

2024-01-04 17:18:32 | 俳句
元号か、西暦か、近ごろは西暦のほうがいいかなと思うようになりました。
令和六年、2024年、明けましておめでとうございます。



図書館でなにげに手に取った本です。著者による偉人の人選がおもしろい。
日本史に登場するというか、歴史にその名が残っている人です。

例を挙げると、人麻呂、憶良、千利休、・・・石川五右衛門、鼠小僧、清水次郎長、小野小町、川島芳子など。
辞世の句よりも、それぞれの人の略歴が興味深いのです。

当方の趣味とする囲碁界では、本因坊算砂。
信長、秀𠮷、家康に五子(囲碁のハンディ5、上手も下手もそれなりに楽しめる手合いとされています)で打ったと伝えられています。

家康が幕府を開いたときに、呼ばれて江戸に行きます。
徳川幕府の初代碁所、将棋所に就任。以後、将軍の前でお城碁、お城将棋が毎年おこなわれます。
現代囲碁将棋は、この人から始まったと言っても過言ではありません。

当方の囲碁事情
日本棋院インターネット囲碁、なんとか、7級まできています。三ヶ月毎に一級上がりたいが、ほぼ不可能でしょう。
碁を打つ人には笑われるレベルの発言です。


門松は冥土の旅の一里塚・・・と言った一休さんも取り上げられています。
冥土の旅といいながら、一休さんは88歳まで生き、「死にとうない」と言って亡くなったそうです。


近ごろお気に入りの一句

初詣迎車するりと来たりけり      松本てふこ
隧道に雨の匂へる二日かな       松本てふこ
星空のなかを月行く凍豆腐       村上鞆彦
教会のつめたき椅子を拭く仕事     田中裕明
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