丹沢秘密倶楽部

日々の記録、思いついたこと、昔話など。最近は、俳句のこと。
俳句は読み中心で、なかなか詠めない。

世田谷区書道展2021

2021-12-26 05:44:26 | 

知人の作品が世田谷区書道展区長賞受賞ということで、展示会場の三軒茶屋に行ってみました。

この分庁舎の入口が狭いので、うっかりすると通り過ぎてしまいます。

 

知人の作品

がうがうと欅芽ぶけり風の中  波郷句

石田波郷集を書棚に残してあったので、取り出してみました。朝日文庫 昭和59年9月20日 第1刷発行 定価540円。当時としてはけっこうな値段です。

買ってはみたものの、実はほとんど読んでいなかったので、年譜から読み始めました。

大正2年(1913年)愛媛県松山市生まれ、松山中学校4年の時から俳句をはじめる、とありました。

昭和18年招集、昭和19年肺病になり、中国の陸軍病院から昭和20年2月、東京第二陸軍病院大蔵分院に移る。とありました。

大蔵分院は、たぶん世田谷の砧公園そばの、国立大蔵病院と思われます。現在は国立成育医療センター。

砧公園のテニス場によく行っていたので、大蔵分院、うむ、と思ったのです。

石田波郷といえば、清瀬の国立結核療養所で俳句をつくっていたぐらいの知識しかなかったのですが、あらためて読んでみようと思いましたね。

 

薬師寺の塔に冬田の濃かりけり

角川春樹の句

冬田の濃かりけり・・・夕暮れのことを言っているのでしょう。

 

馬鈴薯のうす紫の花に降る雨を思へり都の雨に

石川啄木のうた

これも望郷の歌なのでしょうか。

 

さらさらと竹に音あり夜の雪

正岡子規の句

 

水仙や古鏡の如く花をかかぐ

松本たかしの句

鏡のかたちは丸と思っていましたが、水仙の花のかたちのようなものもあったようです。

 

 

三年か四年かぶりで、丹沢登山、

よたよたでしたが、何とかたどりつきました。

途中、何人もの人に、大丈夫ですか、重そうですね、と声を掛けられました。

山は一応、自給自足と思っているので、500ミリの水3本、同じく500ミリのお茶2本、900ミリの焼酎。

お土産のカステラ4本、あんドーナツ2、チョコレート2、チーズ1、着替え一式、よたむらミュージック用のBOSESoundLinkMini、携帯充電器、

懐中電灯、自作の杖(登りには要らないが、下りの転倒防止には有効)

重くないわけはない!のです。

よたよたに見えたと思いますが、山道は足が覚えているので、時間をかければ、まぁ大丈夫なのです。

 

駒止茶屋12月定例会、二十代女性から、最高齢84歳男性まで十数名の参加でした。

ちなみに、当方は当年71歳であります。

駒止茶屋の裏から富士山が見えます。

小屋前の登山道からは見えません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週末は

2021-12-06 16:24:46 | 

丹沢大倉尾根の山小屋、駒止茶屋の月例会に参加の予定です。

痛風、ぎっくり首などのアクシデントがなければ、ですが。

足の指先、足首が時々、ピリッとするので、あぶないことはあぶないのです。

 

いちごです。

いちごは、ランナーと言って、つるがするするっと伸びてきて着地したところに根がついて、株が増えるのです。

畑であれば、ほっといていいのですが、鉢植えなので、着地しそうなところに土を入れたポットを置いたのですが、ちとずれてしまいました。

画像はひと月以上前のもので、今はつるを切って、ポットのいちごも成長しています。

 

 

上野公園です。

こちらも十一月半ばですが、

二年ぶりに行ってみました。駅が一部変わっていました。

「公園口」が「公園改札」に。

改札を出ると、駅と上野公園の間の道がなくなって、東京文化会館前の広場につながっていました。

 

すぐ隣、以前の公園口でしょうか?

道路は残されていますが、工事車両の出入りのためのようです。

 

上野公園で、当方が行くところは、上野の森美術館か、この東京都美術館のどちらかです。

 

 

 

見ませんでしたが、ゴッホ展開催中でした。

密を防ぐため、30分ごとの入場だそうです。

 

知人の書展があるはずだなと思い、探しました。

知人の作品

西行の書の臨書のようです。

 

展示物

千字文、古代中国の漢字テキスト

家に帰ってから調べました。

 

千字文の終わりの部分でした。

束帯矜荘(そくたいきょうそう)身なりを整え、おごそかに

徘徊瞻眺(はいかいせんちょう)ゆったりとあたりをながめる。

 

孤陋寡聞(ころうかぶん)孤独でかたくなでは、見識が狭く

愚蒙等誚(ぐもうとうしょう)愚者として責められる。

うむ、当方にはちと耳が痛い内容でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする